その他、09/11/02付オリコン週間シングルチャートを詳細分析!

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RIVER11月2日付オリコン週間シングルチャートをダイジェスト形式でまとめていきます。

2009年度46週目のシングルチャートを制したのは、初の1位獲得となるAKB48。AKB48はグループ最高初動を更新し、さらに初動だけでグループ最高の累積売上をマークした。
その他の結果を含め、最新の週間チャートの結果を見ていきたい。



・速報組


*1位…AKB48 「RIVER」
初動17.9万枚

週間初登場1位。東京の秋葉原を活動拠点とするアイドルグループ・AKB48のシングル。劇場盤を含め、計2種リリース。東京ビッグサイト個別握手会・ AKB48劇場個別握手会・SKE48劇場グループ握手会・全国握手会などを実施。さらにチェーン店によって異なる特典が付属する。
前作「言い訳Maybe」の初動は2位・9.0万枚であり、約8.9万枚の大幅増。ほぼ前作の初動売上の2倍を売り上げた。初動17.9万枚はグループ最高初動売上記録となる。また、初動だけで「涙サプライズ!」の累積14.4万枚を上回った。
AKB48の1位獲得はグループ初。これまでの最高位は、「涙サプライズ!」などが記録した2位だった。
AKB48初のシングル首位、17.9万枚で09年女性アーティスト初動売上トップに (From ORICON STYLE)
【オリコン】AKB48初のシングル首位、17.9万枚で09年女性アーティスト初動売上トップに (同Yahoo!ニュース)


・その他、新譜勢の週間結果

  31位以下の新譜筆頭は、Spontania feat.AZUの31位(3200枚)。次いで、ボン・ジョヴィの36位(2400枚)。以下抜粋すると、38位が松たか子(2400枚)、39位が若山かずさ(2400枚)、40位が岩出和也(2300枚)、44位が9nine(2200枚)、46位が渡辺美里(2100枚)、51位がプリキュア劇場版主題歌(1900枚)、53位がガンダム00のフェルト・グレイス(1800枚)、54位がミラクル☆トレインOP「montage」(1700枚)、75位がFeam(1100枚)、79位が平原綾香(1100枚)、83位がRSP(1000枚)、92位が美郷あき(800枚)、98位が清浦夏実(760枚)という結果だった。多くがアニソン関係である。
  旧作は4位にB’z(MLT, 2.5万枚)。7位は先週と変わらずヒルクライムだが、売上は回復している(1.5万枚)。氷川きよしは11位(9800枚)だった。先週2位のスキマスイッチは15位(6500枚)、同3位の新選組リアンは14位(6500枚)、同5位のゴスペラーズは49位(2000枚)、同6位の中川翔子は57位(1600枚)だった。
  なお、今週の100位は彩乃かなみで735枚。アニソン勢の大量登場によって、チャート全体のレベルが底上げされた。

*2位…AAA 「Hide-away」
初動4.4万枚

週間初登場2位。AAAのシングル。一般販売3種に加え、mu-moショップ限定盤(全8種)を加えた計11種リリース。前作はAAA/西風雲の「Break Down/Break your name/Summer Revolution」(14種)で、初動は3位・4.4万枚であり、ほぼ同水準。順位は前作よりアップし、初動売上は自己最高記録となった。トップ10入りは5作連続通算14作目。なお、週末には発売記念イベントを実施し、猛烈に売上を伸ばしていた。

*3位…平井堅 「僕は君に恋をする」
初動3.0万枚

週間初登場3位。映画「僕の初恋をキミに捧ぐ」主題歌。C/Wは、NHK教育の連続人形活劇「新・三銃士」EDテーマ。2種リリース。前作「CANDY」の初動は7位・1.0万枚であり、なんと3倍まで膨れ上がった。映画タイアップで話題を集め、なおかつ得意のバラード曲であることなど、好要因が重なった。トップ10入りは2作連続通算21作目。

*5位…シェリル・ノーム starring May’n 「pink monsoon」
初動2.4万枚

週間初登場5位。映画「劇場版 マクロスF 虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~」挿入歌。登場キャラクターのシェリル・ノーム(May’n)による歌唱。11月発売のアルバムからの先行シングル。前作「ダイアモンド クレバス/射手座☆午後九時Don’t be late」の初動は3位・4.3万枚であり、約1.9万枚の大幅減。アニメ放映時ほどの売上はさすがにマークできず。この名義のトップ10入りは2作連続となる。

*6位…西野カナ 「もっと…」
初動1.8万枚

週間初登場6位。女性ソロシンガー・西野カナのシングル。着うた先行配信でヒット。ドラマ「探偵M」主題歌。前作「君に会いたくなるから」の初動は19位・0.5万枚(アルバム先行)であり、約1.3万枚の大幅増。前作から3倍以上となった。6位は自己最高位で、トップ10入りは自身初。今年はここまで、着うたフルで売上を伸ばし、アルバムは累積10万枚を超え、さらにシングルでもヒットを飛ばしたことになる。今年最も躍進したアーティストといっても過言ではなさそうだ。

*8位…平沢憂(米澤円) 「「けいおん!」イメージソング 平沢憂(Lovely Sister LOVE)」
初動1.3万枚
*9位…真鍋和(藤東知夏) 「「けいおん!」イメージソング 真鍋和(Coolly Hotty Tension Hi!!)」
初動1.2万枚

週間初登場8位、9位。アニメ「けいおん!」キャラクターソング。それぞれ、登場キャラクターである平沢憂と真鍋和によるソロシングル。8月末に続き、「けいおん!」の関連作が2作以上同時にトップ10入り。これでリリースされた「けいおん!」関連作は、OP・ED・劇中歌・キャラソンの計11作が全て週間トップ10入りした。

10位…北神未海 with MM学園合唱部/MM3(東條潮・西崎青・南雲波人) 「大好きになれっ!/こころ 君に届け」
初動1.1万枚

週間初登場10位。アニメ「極上!!めちゃモテ委員長」OP&EDを同時収録。4種リリース。リリースパッケージがMM学園単独の時よりも倍に増えたことや、発売記念イベントを連日実施するなどの施策が功を奏し、週間トップ10入りを果たした。

12位…森山直太朗 「涙」
初動0.7万枚

週間初登場12位。表題曲を含めた3曲入り通常盤と、表題曲とその別Ver.を収めた初回限定盤の計2種リリース。集計は合算。前作「生きてることが辛いなら」(1種)の初動は23位・0.7万枚であり、ほぼ同水準。収録曲違いの2種で前作並の売上であり、ペースはあまり良いとは言えないようだ。なお、同等の売上ながら、順位は前作から大幅にアップした。

17位…愛内里菜 「MAGIC」
初動0.6万枚

週間初登場17位。アニメ「名探偵コナン」OPテーマ。2種リリース。前作「STORY/SUMMER LIGHT」(3種)の初動は9位・0.7万枚であり、約1000枚減。コナンタイアップで前作から売上ダウン。順位も大幅に下がった。パッケージ減の影響の方が高かったのだろうか。

18位…立海ヤング漢 「終わらない愛」
初動0.6万枚

週間初登場18位。アニメ「テニスの王子様」キャラクターソング。立海大付属中学校のメンバーによるユニット。前作「業火絢爛」の初動は18位・0.5万枚(3日集計)であり、約1000枚増。ただし期間のことを考えると、実質は前作比売上減のペースだった。18位はグループ最高位タイで、2作連続のトップ20入り。

19位…ALI PROJECT 「堕天國宣戦」
初動0.6万枚

週間初登場19位。アニメ「戦う司書 The Book of Bantorr」OPテーマ。前作「戦慄の子供たち」の初動は23位・0.5万枚であり、約1000枚増。トップ20入りは2作ぶりとなる。

20位…山本譲二 「千里の道も」
初動0.5万枚

週間初登場20位。演歌歌手・山本譲二のシングル。前作「俺たちの春」の初動は62位・0.2万枚(最高21位)であり、約3000枚増。
実はトップ20入りは通算3作目。山本譲二のトップ20作品は、「みちのくひとり旅」(1980年、最高4位・累積89.3万枚)と、前々作「泣いたらいいさ」(2008年、最高19位・累積2.3万枚)と、今作である。

21位…やくしまるえつこ 「おやすみパラドックス/ジェニーはご機嫌ななめ」
初動0.5万枚

週間初登場21位。相対性理論のボーカル・やくしまるえつこのソロシングル。アニメ「夏のあらし!春夏冬中」OPテーマ。バンドから離れてのソロシングルだったが、週間トップ20入りはならず。

22位…彩音 「Arrival of Tears」
初動0.5万枚

週間初登場22位。アニメ「11eyes」OPテーマ。2種リリース。前作「GRAVITY ERROR」の初動は60位・0.2万枚であり、約3000枚の大幅増。22位は自己最高で、初動0.5万枚も自己最高記録となった。

24位…宮野真守 「REFRAIN」
初動0.4万枚

週間初登場24位。声優・宮野真守のシングル。ノンタイアップ。前作「J☆S」の初動は22位・0.4万枚であり、ほぼ同水準。順位は前作からダウン。

26位…Kagrra, 「四季」
初動0.4万枚

週間初登場26位。V系バンド・Kagrra,のシングル。映画「掌の小説」主題歌。2種リリース。前作「渦」の初動は23位・0.5万枚であり、約1000枚減。順位・売上ともに前作からダウン。

27位…西方裕之 「寒桜」
初動0.4万枚

週間初登場27位。演歌歌手・西方裕之のシングル。前作「津軽の春」の初動は33位・0.4万枚であり、ほぼ同水準。

28位…今井麻美 「Strawberry~甘くせつない涙~/Kissing a dream」
初動0.4万枚

週間初登場28位。声優・今井麻美のシングル。「Strawberry~甘くせつない涙~」が、アニメ「にゃんこい!」EDテーマ。「Kissing a dream」が、PSP用ゲーム「大正野球娘。~乙女達乃青春日記~」OPテーマ。前作「Day by Day」(1種)の初動は40位・0.3万枚であり、約1000枚増。28位は自己最高位となる。

29位…榊原ゆい 「にゃんだふる!/Cross the Rainbow」
初動0.4万枚

週間初登場29位。声優・榊原ゆいのシングル。アニメ「にゃんこい!」OPテーマ。2種リリース。前作「Deja vu/Silky Rain」の初動は82位・820枚であり、約3200枚の大幅増。アニメの効果で前作から急激に売上を伸ばした。

30位…栗林みな実 「あんりある■パラダイス」
初動0.4万枚

週間初登場30位。声優・栗林みな実のシングル。アニメ「けんぷファー」OPテーマ。前作「earth trip」の初動は87位・0.1万枚であり、約2000枚の大幅増。順位・売上ともに前作から大幅に回復した。

デイリーチャート速報・暫定順位一覧
09/10/25(日)付オリコン週間暫定順位:週間速報直前、今週の最終予測
09/10/24(土)付オリコン週間暫定順位:トップ3のメンツが確定、平井堅は3万枚も視野に
09/10/23(金)付オリコン週間暫定順位:氷川きよしが再チャージ、週間トップ10入りへ
09/10/22(木)付オリコン週間暫定順位:平井堅が暫定3位浮上、西野カナ1万枚突破
09/10/21(水)付オリコン週間暫定順位:3位争い、B’z vs 新譜勢に…B’z引き続きリード
09/10/20(火)付オリコン週間暫定順位:新譜大量登場の火曜付、B’zが暫定3位に残る

09/10/25(日)付デイリーチャート速報:AAA、イベント効果で1位!3位・ヒルクライムは3000枚台へ回復
09/10/24(土)付デイリーチャート速報:AKB48再回復、AAAがイベント効果で急騰し2位復帰!
09/10/23(金)付デイリーチャート速報:AKB48、滝の如く急落…売上は初日の18分の1以下
09/10/22(木)付デイリーチャート速報:AKB48暴落、平井堅と西野カナがデイリー最高位更新!
09/10/21(水)付デイリーチャート速報:AKB48、2日で14万枚…2日目でグループ最高初動更新!
09/10/20(火)付デイリーチャート速報:ついに初の週間1位へ…AKB48が猛烈な勢いで1位発進!
09/10/19(月)付デイリーチャート速報:今週のウイークリー結果と同時速報

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8 Responses

  1. チャップ より:

    自分はモー娘。もAKB48も両方ファンですが、今回のAKBはすさまじくすごかったと思います。
    イベントで稼いだという意見もありましたが、最近のAKBはファンも着実に増えてきているし、
    国民的アイドルの座を勝ち取るのも時間の問題でしょう「RIVER」に関しては、たぶん20万枚はいくでしょう。
    そうすると、年間でも上位にランクインしますよね、、、、。
    そして、今週モーニング娘。が発売しますが、
    AKBの2週目に負けることになれば、ショックは大きいですが
    モーニング娘。にもいい刺激になると思います!!
    両方応援します!!
    紅白は個人的にトップバッターがAKBで「RIVER」をうたって、中盤で
    モーニング娘。&真野恵里菜になるのか、それとも
    去年に引き続きアイドル勢は落選か・・・・・・・
    どうなるのでしょう

  2. nan より:

    AKB48に国民的アイドルっていうキャッチフレーズを使うメディアはいないと思いますよ。今後も。
    売上げが多いのは事実ですが、2桁枚数・3桁枚数を買ってるお布施ファンが多いのも事実ですよね
    「ファンの数は1万人程度」という発言をどこかで見て頷けました。
    アーティストの人気度や一般浸透度が一番計れる(と私は思っている)のが
    ライブ動員数ですが、モーニング娘と比べものにならない気がします。。
    人気が落ちていても40万人以上動員しています。
    一方AKB48は超満員6000人の会場で7000人と発表したり、武道館1万人といいつつ6000人以下しか居なかったり。。
    CD売上げと誤差が大して無いほどファンがいるのであれば、そういう嘘はいらないんです。

  3. さしぶ より:

    AAAは初動4万枚出してきましたね。
    昨年1月もこれぐらい出していれば、週間1位の史上最低記録更新は普通に免れたのに(これでも低レベルですが)。
    平井堅は前作から3倍増とはいえ、やはり以前の水準には及んでないですね。着うたでかなり好調なので、累積売り上げに期待してます。
    AKBは「国民的アイドル」になれるんでしょうか?
    やはり、かつてのモー娘。「LOVEマシーン」のような、超大ヒットがないと難しいと思います。

  4. donguri より:

    ようやく10位のレベルが1万枚に乗りましたね。
    アニソンで底上げされても、100位が700枚台という現状・・・

  5. たくと より:

    >nanさん
    私自身はそうは思いませんが、AKB48に関しては現時点で多くのメディアや雑誌が「国民的アイドル」と言う表現を使っているのは事実の様です。
    ライブ本数に関しては、全国各地を回っているモーニング娘。とそもそも本数自体に差がありすぎて比較対象にならないかと思います。
    多分現時点での固定ファンの強さから言うとライブの動員力はモーニング娘。に劣っているとは考えにくいですね。
    さしぶさんのコメントで、かつてのモーニング娘。「LOVEマシーン」の様な大ヒット~とありましたが、当時とは時代も違いますし、(着うた・DLの普及など)それにAKB48に限らずたとえジャニーズ勢やミスチル、B’zクラスでも超大ヒットを今の時代にCDで売り上げる事は極めて困難な事だと思います。
    何を持って「国民的アイドル」と称するにふさわしいかはわかりませんが、現時点では女性アイドル界においてはTV番組や雑誌の露出を見てもAKB48がNO.1なのかな…と思います。
    CDの売り方等で批判を受ける事もあり、ここでもアンチの方が多い様にお見受けしますが、このアンチの多さこそが知名度の高さの証拠でもあるように思えます。

  6. nan より:

    >たくとさん
    表現使われてるんですか。知りませんでした。
    本数の差ですが、AKBも地方でやっているみたいです。
    ただ、会場がガラガラでかわいそう・・というのが会場の写真を見た私の感想です。
    あと、ライブに来るのが固定ファンだけであれば、国民的ではないですよ。。
    やっぱり国民的アイドルという言葉に一般人が連想するのは、昔のモー娘でしょうね。
    ここのサイトに来ている方々は、チャートやランキングが大好きですので、100パーセントの人が知っていると思います。AKB48の売上げ枚数が多いことも。
    でも、一般人は「AKBって売れてるよね!」とか知りませんって。
    秋葉にいる制服のグループでしょ?とかそんな感じです。

  7. さしぶ より:

    超大ヒット=シングルでミリオンみたいな意味で使ったつもりはなかったんですが・・・
    シングルでミリオンなんて今後出ないでしょう。昨年の「そばにいるね」や「キセキ」でさえ50万枚ぐらいが限界ですし。どんなに流行っても、着うたなどのダウンロードやCDレンタルに流れてしまうのがオチです。
    モー娘。の「LOVEマシーン」は当時すごく流行りました。ファンだけでなくライト層にも大いに浸透したので、サビの部分を知ってる人は多いでしょう。
    AKBの曲はまだ固定ファン以外にあまり浸透してないと思います。「LOVEマシーン」のように、AKBの代表曲とでもいえるような大ヒット曲がないと「国民的な」アイドルになるのは難しいだろうなと思っただけです。
    自分はCDの売り上げ=流行りの指標だとはもう思ってません(かといって、着うたのダウンロード数こそが流行りの指標だとも思ってないですが)。音楽の楽しみ方が多様化して、何が流行っているのか本当に分かりにくい時代になってしまいました。

  8. 青い より:

    客観的に見て女性アイドルは皆大体同じくらいの知名度かなと思いますね。
    ファンが国民的アイドルだと思えればそれでいいのでは…