乃木坂46はAKB48を超えたのか?iTunesの売れ行きで分析してみると・・・

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 ■ この1年で急成長した乃木坂46、失速したAKB48

 乃木坂46のiTunesにおける成績は、2013年の時点ではお世辞にも好成績とは言えず、AKB48の公式ライバルユニットと名乗りながら、足元にも及ばなかった。順位もトップ20に入れるかどうかすら微妙な状況だった。

 そんな状態が、2014年に入って少しずつ変わり、乃木坂46の作品はiTunesでもリアルタイムでトップ10入りを記録するようになった。初週は上位に食い込むようになり、指数も着実に伸びていったのである。

 逆に、AKB48は「恋するフォーチュンクッキー」を例外として、基本的には失速続きとなった。最新曲「希望的リフレイン」では指数がガタ落ちし、逆に2倍以上の成長を見せた乃木坂46に追い抜かれてしまったのである。
参考→ AKB48の勢いは落ちているのか?iTunesの売れ行きで分析してみると・・・

 

■ 2015年はこのまま乃木坂46優勢か?

 2015年も、着実に人気を拡大している乃木坂46が、このままAKB48を上回る勢いで推移しそうだ。ネット上でも、乃木坂46に勢いがあり、AKB48に勢いがないと感じるユーザの数が多くなっており、このような反応がiTunesの成績にはっきりと表れてもおかしくないだろう。

 乃木坂46は、今以上にメディア出演が増えれば、さらに指数を拡大させ、勢いに乗るのは間違いない。一方、AKB48は「恋するフォーチュンクッキー」のヒット以降、明るい話題がなく、上り調子とは言えない状況である。AKB48は「恋するフォーチュンクッキー」に次ぐヒット作の誕生か、若手メンバーの人気爆発がない限り、厳しい状況と言えるだろう。

 CD売上枚数ではAKB48が大差で勝っているため、人気・注目度もAKB48が圧倒的かと思いきや、今回の比較から、実はそうでもなさそうだという事実が分かった。2015年は、乃木坂46のさらなる躍進とともに、AKB48の復調の有無にも注目と言えるだろう。

 

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