16/08/08付　オリジナルiTunes週間トップソング50

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今週のオリジナル「iTunes週間トップソング」を発表します。

最新のチャートで1位を獲得したのは、RADWIMPSの最新曲「前前前世 (movie ver.)」であった。今作は、2016年夏公開の新海誠監督のアニメーション長編映画「君の名は。」の主題歌として大きな注目を集めている。「前前前世」は映画のために制作されたアルバム「君の名は。」(2016/8/24発売)から先行配信され、トップソングでは配信初日から1位を守り続けている。映画の公開が8月末とまだまだ先であるため、楽曲の売れ行きのピークはまだ先にあると考えられ、今後のヒットの行方から目が離せなくなってきている。

2位には、先週のチャートで1位を獲得した藍井エイルの「翼」がランクインした。このまま指数が10万ptを超える規模のヒットとなれば、自身の作品としては2015年5月の「ラピスラズリ」(指数12万pt超)以来の高記録となる。

3位には、安室奈美恵の新曲「Hero」が初登場した。安室奈美恵の今作はNHKテレビ「リオデジャネイロオリンピック・パラリンピック」テーマソングに起用され、大会の開幕前からNHKニュースなどで耳にする機会が多く、注目されていた作品である。こちらもピークが今週ではない可能性があり、オリンピックの開催期間中のロングセラーにも期待したいところである。

西野カナの「Have a nice day」は、今週、順当に指数が10万ptを突破している。西野カナのシングル曲の場合、10万pt突破が最低ラインとも言える状況であるが、「No.1」同様にアルバム曲でもこのラインを超えてきたことで、支持の大きさを改めて裏付ける結果となっている。

CDシングルが好セールスを記録している乃木坂46の「裸足でSummer」は11位に順位を上げ、2週連続で指数1万pt超と健闘している。乃木坂46、欅坂46の作品はiTunesでも上位に来るため、握手券に依らない支持が大きいことを証明する結果と言える。女性アイドル界を牽引する存在と評しても、過言ではないだろう。

今週も新譜が多く、また音楽番組の影響を強く受けたチャートであり、指数のレベルは高めである。先週に続いて多くの注目作がランクインしている、最新の「オリジナルiTunes週間トップソング」1位〜50位の結果は以下のとおりとなった。

<ルール、順位推移の記録について>
・iTunesのトップソングにおける、毎日0時台〜23時台の各時刻の順位を10分間隔で記録し、順位推移を基準に、独自指標である「指数」を算出する (各日の指数は「iTunesトップソング」速報記事にて20位まで掲載される)。当ランキングにて使用する指数は、前述の速報記事で使用する数値と同一であり、補正は発生しない。
・「指数」は音楽の売れ行きを示す独自の指標であり、DL数とは関係ない数値である。指数はiTunesトップソングの順位が高いほど大きく、ランクイン日数、順位の浮上度、インターネット上の言及度などによって変動する。月曜日から日曜日までの指数の合計を当週間ランキング「オリジナルiTunes週間トップソング」として発表する。週間ランキングと指数の詳細について「オリジナルiTunesトップソング紹介資料」に記載する。
・累積指数は2012/12/30以降の累積点である。
・アーティストとタイトルが完全一致する作品の指数を合算して発表する。
・当ランキングの順位は200位までを圏内として、当記事では50位までを公開する。200位未満の作品に順位はつかないが、指数をカウントし、累積指数に含む。

・1位〜25位

集計期間: 2016/07/25付 〜 2016/07/31付

26位〜50位　:　翌週　:　前週

26位〜50位　:　翌週　:　前週

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