16/09/05付　オリジナルiTunes週間トップソング50

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今週のオリジナル「iTunes週間トップソング」を発表します。

最新のチャートで1位を獲得したのは、先週の4位だったRADWIMPSの「前前前世 (movie ver.)」である。「前前前世」は8/15付以来の1位返り咲きで、通算3週目の1位獲得を記録。指数は登場5週目で20万ptを突破した。RADWIMPSの楽曲がここまでのヒットを記録するのは、近年では見られなかったことであり、快挙と言えるだろう。RADWIMPSはこの他にも「スパークル」が9位、「なんでもないや」が13位、「夢灯籠」が16位と、4作が同時トップ20入りする快進撃を見せている。この快進撃の要因は、新海誠監督のアニメ映画「君の名は。」の公開であり、8/26の映画公開を前後して、これらの4作品は急速に売れ行きを伸ばしている。次週は4作品ともさらなる快進撃が期待できそうな状況であり、引き続き目が離せない状況である。

2位には、集計期間内に閉幕を迎えた「リオデジャネイロオリンピック」のNHK放送テーマソングである、安室奈美恵「Hero」がランクインしている。こちらも登場5週目で指数が20万ptを超え、かなりのハイペースである。これから「パラリンピック」の開幕が控えているため、まだまだ記録を伸ばしそうな状況である。

3位は、アニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」のOPテーマに起用され注目を集める、MYTH & ROIDの「Paradisus-Paradoxum」がランクインした。3位は「Styx Helix」に並ぶ自己最高位記録である。「Styx Helix」と同じアニメのタイアップ主題歌であることから、今後は指数6万pt超を記録した同作品と同規模の記録が期待できるだろう。

5位に初登場したFLOW「風ノ唄」は、熱心なファンが多いことで知られる人気ゲーム「テイルズ」シリーズのアニメ作品「テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス」のOPテーマに起用されたことが好影響となり、好調となっている。iTunesでは過去に見られない規模の高動向となっており、今後も要注目だろう。

6位にはB’z・稲葉浩志の「YELLOW」が初登場。今作は配信限定リリースである。CMタイアップで注目を集めており、配信でも大きなヒットに発展する可能性があるだろう。

今週のトップ10には初登場作品が5作入り、入れ替わりが激しくなっているが、1位・2位は先週までランクインしている人気作品が占めた。特にRADWIMPSの「前前前世」は映画「君の名は。」の影響で今後も記録を伸ばしそうであり、次週以降はRADWIMPS vs 新譜の構図となりそうである。

最新の9/5付「オリジナルiTunes週間トップソング」1位〜50位の結果は以下の通りとなった。

<ルール、順位推移の記録について>
・iTunesのトップソングにおける、毎日0時台〜23時台の各時刻の順位を10分間隔で記録し、順位推移を基準に、独自指標である「指数」を算出する (各日の指数は「iTunesトップソング」速報記事にて20位まで掲載される)。当ランキングにて使用する指数は、前述の速報記事で使用する数値と同一であり、補正は発生しない。
・「指数」は音楽の売れ行きを示す独自の指標であり、DL数とは関係ない数値である。指数はiTunesトップソングの順位が高いほど大きく、ランクイン日数、順位の浮上度、インターネット上の言及度などによって変動する。月曜日から日曜日までの指数の合計を当週間ランキング「オリジナルiTunes週間トップソング」として発表する。週間ランキングと指数の詳細について「オリジナルiTunesトップソング紹介資料」に記載する。
・累積指数は2012/12/30以降の累積点である。
・アーティストとタイトルが完全一致する作品の指数を合算して発表する。
・当ランキングの順位は200位までを圏内として、当記事では50位までを公開する。200位未満の作品に順位はつかないが、指数をカウントし、累積指数に含む。

・1位〜25位

集計期間: 2016/08/22付 〜 2016/08/28付

26位〜50位　:　翌週　:　前週

26位〜50位　:　翌週　:　前週

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