17/01/23付　オリジナルiTunes週間トップソング50

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今週のオリジナル「iTunes週間トップソング」を発表します。

最新のチャートで1位を獲得したのは、前週に引き続き、星野源の「恋」である。この言い回しでスタートするのは、実に登場2週目から13週連続のことである。昨年の10月以来、この「恋」による連続1位記録が続いており、今週の時点で、初登場から14週連続1位という凄まじい結果となっている。

今週も、CDシングルとは単純な比較ができないと断った上で補足するが、過去、CDシングルの場合は、14週以上1位を獲得した作品が4作品しかない。14週連続1位を獲得したCDシングル作品には、1969年に発売された皆川おさむの「黒ネコのタンゴ」がある。15週連続1位は、1976年に発売されたダニエル・ブーン「ビューティフル・サンデー」が記録している。長期にわたる連続1位記録が達成されたのは、多くが1960年〜1970年代のことである。1990年代以降になると、人気の多様化とともに、このような連続1位記録はCD・配信問わず、達成ケースが少なくなった。現代における14週連続1位という記録は、まさにレア中のレアであり、素晴らしい記録と評して間違いない。

そんな星野源の「恋」だが、今週、トップソングで続いていた1位記録がついに94日でストップしてしまった。星野源の記録を止めた宇多田ヒカルの「光 (Ray Of Hope MIX)」が今週の当チャート2位に初登場し、勢いを見せている。

3位には、年が明けてからますます勢い付いているSuchmosの「STAY TUNE」がランクイン。今週は音楽番組における紹介もあり、知名度はどんどん高まっているようだ。来週以降のチャート推移にも期待できるだろう。また、今週は、同じく音楽番組で紹介された、米津玄師の「LOSER」が88位からのスーパージャンプアップでトップ10返り咲きを記録している。

今週で初登場から25週連続の1位獲得となったRADWIMPSの「前前前世 (movie ver.)」は、未だ、勢いが衰える気配がない。これからも暫くの間、上位をキープしそうだ。

紅白効果で売れ続ける欅坂46「サイレントマジョリティー」は今週もトップ10をキープ。最新作「二人セゾン」を上回る売れ行きが続いている。

その他の作品の結果も含めた、最新の「オリジナルiTunes週間トップソング」1位〜50位の結果は以下の通りとなった。

<ルール、順位推移の記録について>
・iTunesのトップソングにおける、毎日0時台〜23時台の各時刻の順位を10分間隔で記録し、順位推移を基準に、独自指標である「指数」を算出する (各日の指数は「iTunesトップソング」速報記事にて20位まで掲載される)。当ランキングにて使用する指数は、前述の速報記事で使用する数値と同一であり、補正は発生しない。
・「指数」は音楽の売れ行きを示す独自の指標であり、DL数とは関係ない数値である。指数はiTunesトップソングの順位が高いほど大きく、ランクイン日数、順位の浮上度、インターネット上の言及度などによって変動する。月曜日から日曜日までの指数の合計を当週間ランキング「オリジナルiTunes週間トップソング」として発表する。週間ランキングと指数の詳細について「オリジナルiTunesトップソング紹介資料」に記載する。
・累積指数は2012/12/30以降の累積点である。
・アーティストとタイトルが完全一致する作品の指数を合算して発表する。
・当ランキングの順位は200位までを圏内として、当記事では50位までを公開する。200位未満の作品に順位はつかないが、指数をカウントし、累積指数に含む。

・1位〜25位

集計期間: 2017/01/09付 〜 2017/01/15付

26位〜50位　:　翌週　:　前週

26位〜50位　:　翌週　:　前週

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