17/04/10付　オリジナルiTunes週間トップソング50

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今週のオリジナル「iTunes週間トップソング」を発表します。

最新のチャートで1位を獲得したのは、先週の14位だったオースティン・マホーンの「ダーティ・ワーク」である。オースティン・マホーンの楽曲が当チャートの1位を獲得するのは初めてのことである。1月以降、お笑いタレント・ブルゾンちえみのネタ「キャリアウーマン」が大ブレイクするとともに、ネタで使用されている今作の売れ行きも伸びていたが、今週、来日とテレビ出演を機にしてさらに急激に売れ行きを伸ばし、快挙となった。ブルゾンちえみの話題は連日のようにテレビで流れており、今作の高い売れ行きもしばらくの間続くと見られる。なお、昨年は洋楽作品からヒット作が誕生しなかったため、今作は洋楽作品としては1年以上ぶりの快進撃を記録している。

2位は依然として好調を続けるWANIMAの「やってみよう」が獲得している。4週目になっても順位が落ちる気配は見られず、自己最高のヒットを記録することは間違いないだろう。童謡「ピクニック」のロックアレンジは非常に耳に残ると話題であり、今後も長く売れ続けそうだ。また、auのCMで流れているため、多くの人が耳にしていることも大きいだろう。

3位は菅田将暉のデビュー曲「見たこともない景色」がランクインし、先週の4位から順位を上げてきている。WANIMAと同様に、auのCMで注目されている楽曲である。auのCMからは昨年も「みんながみんな英雄」「海の声」といったヒット作が誕生しており、大きな実績ばかりが残っている。WANIMA、菅田将暉の楽曲も、前例に続いてヒットを記録しそうだ。

さて、今週注目したいのは、アニメ「けものフレンズ」の関連楽曲が記録した快進撃である。EDテーマ「ぼくのフレンド」は先週の19位から5位に浮上し、当チャートの最高位を更新。OPテーマ「ようこそジャパリパークへ」も先週の17位から6位に浮上し、OP・EDが同時にトップ10入りを記録する快挙となった。「ようこそジャパリパークへ」は当チャートの指数が10万ptを超え、「マクロス⊿」のワルキューレ以来の快挙を記録している。
2作品の快進撃は「けものフレンズ」の最終回が放送された直後から楽曲の売れ行きが伸びたためである。「けものフレンズ」の2作品は、最終回が終わった後もずっと上位をキープしており、当チャートでも、来週以降、引き続きの上位入りが期待できる。

その他の作品の結果も含めた、最新の「オリジナルiTunes週間トップソング」1位〜50位の結果は以下の通りとなった。

<ルール、順位推移の記録について>
・iTunesのトップソングにおける、毎日0時台〜23時台の各時刻の順位を10分間隔で記録し、順位推移を基準に、独自指標である「指数」を算出する (各日の指数は「iTunesトップソング」速報記事にて20位まで掲載される)。当ランキングにて使用する指数は、前述の速報記事で使用する数値と同一であり、補正は発生しない。
・「指数」は音楽の売れ行きを示す独自の指標であり、DL数とは関係ない数値である。指数はiTunesトップソングの順位が高いほど大きく、ランクイン日数、順位の浮上度、インターネット上の言及度などによって変動する。月曜日から日曜日までの指数の合計を当週間ランキング「オリジナルiTunes週間トップソング」として発表する。週間ランキングと指数の詳細について「オリジナルiTunesトップソング紹介資料」に記載する。
・累積指数は2012/12/30以降の累積点である。
・アーティストとタイトルが完全一致する作品の指数を合算して発表する。
・当ランキングの順位は200位までを圏内として、当記事では50位までを公開する。200位未満の作品に順位はつかないが、指数をカウントし、累積指数に含む。

・1位〜25位

集計期間: 2017/03/27付 〜 2017/04/02付

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