17/10/07付のiTunesトップソングの結果をまとめていきます。
最新のiTunes総合チャートでは、DAOKO×米津玄師の「打上花火」が1位に浮上し、約3週間ぶりの1位返り咲きとなった。今作の指数は37万ptを超えており、年間トップ10入りを確定的としている。
2位には椎名林檎の「おいしい季節」、3位にはJUJUの「いいわけ」がランクインした。
その他の作品の結果も含めた、17/10/07付iTunesトップソングの結果は以下の通りとなった。
<ルール、順位推移の記録について>
・iTunesのトップソング(総合チャート)における、毎日0時台〜23時台の順位推移を記録する。
・各時刻の順位を10分間隔で更新。
最終的に、毎時50分時点の順位を各時刻の順位として記録する。
・更新時点の1位から順番に掲載する。
・EXPLICITマークの作品もランクイン対象である。(2013/5/19 19:00〜)
・指数は音楽の売れ行きを示す独自の指標であり、DL数とは関係ない数値である。指数はトップソングの順位が高いほど大きく、ランクイン日数、順位の浮上度、インターネット上の言及度によって変動する。月曜日から日曜日までの指数の合計を週間ランキング「オリジナルiTunes週間トップソング」として発表する。週間ランキングの詳細について「オリジナルiTunesトップソング紹介資料」に記載する。
・累積指数は2012/12/30以降の累積点。2016/05/17以降は新基準(Ver2.0)で算出したポイントを発表。
・各日の解説(振り返り)は翌日更新。
・1位~10位
★1位…DAOKO×米津玄師 「打上花火」
(アルバム: 打上花火 – Single)
0時:2 → 1時:2 → 2時:2 → 3時:2 → 4時:2 → 5時:2 → 6時:2 → 7時:2 → 8時:2 → 9時:2 → 10時:2 → 11時:2 → 12時:2 → 13時:2 → 14時:2 → 15時:2 → 16時:2 → 17時:2 → 18時:2 → 19時:1 → 20時:1 → 21時:1 → 22時:1 → 23時:1
| 指数: 5435 | 累積: 304541 | 合算: 371293 |
■ 「打上花火」は、DAOKOと米津玄師のコラボレーション曲で、映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の主題歌に起用されている。登場初日(2017/8/10)のチャートで1位を獲得。さらに同年8/16のチャートでは星野源「Family Song」を上回って1位を守り、独走状態を継続。その後も1位獲得が続き、同年9/8のチャートで、当サイトで記録を取り始めてから通算4作目となる初日から30日連続1位を達成した。同年9/11には初日から33日連続1位を記録し、2014年にSPICY CHOCOLATE「ずっと」が記録した32日連続を上回った。その後も1位獲得を続けたが、同年9/21のチャートでAAA「LIFE」と福山雅治「聖域」に阻まれて1位を逃し、連続1位記録は41日でストップした。今作は、2016年秋以降高まり続けている米津玄師の人気に加え、映画への大きな注目度という要因が加わり、発売前の予想を遥かに超えるヒットを記録している。
2位…椎名林檎 「おいしい季節」
(アルバム: おいしい季節 – Single)
0時:1 → 1時:1 → 2時:1 → 3時:1 → 4時:1 → 5時:1 → 6時:1 → 7時:1 → 8時:1 → 9時:1 → 10時:1 → 11時:1 → 12時:1 → 13時:1 → 14時:1 → 15時:1 → 16時:1 → 17時:1 → 18時:1 → 19時:2 → 20時:2 → 21時:2 → 22時:2 → 23時:2
| 指数: 5347 | 累積: 28656 |
■ 「おいしい季節」は、椎名林檎の配信限定シングル曲で、2011年に栗山千明に提供した楽曲のセルフカバーである。2017/10から「明治ザ・チョコレート」CM曲に起用され、登場初日(同年10/3)のチャートで2位、翌10/4のチャートで1位を獲得した。
3位…JUJU 「いいわけ」
(アルバム: いいわけ – EP)
0時:4 → 1時:4 → 2時:4 → 3時:4 → 4時:4 → 5時:4 → 6時:4 → 7時:4 → 8時:4 → 9時:4 → 10時:4 → 11時:4 → 12時:4 → 13時:4 → 14時:4 → 15時:4 → 16時:4 → 17時:4 → 18時:4 → 19時:3 → 20時:3 → 21時:3 → 22時:3 → 23時:3
| 指数: 3982 | 累積: 7805 |
■ 「いいわけ」は、JUJUの35thシングル表題曲で、NHKドラマ10「この声をきみに」の主題歌に起用されている。登場初日(2017/10/6)のチャートで4位に登場すると、翌10/7のチャートで3位を記録し、現在までの最高位記録となっている。
4位…LiSA 「ASH」
(アルバム: ASH – Single)
0時:3 → 1時:3 → 2時:3 → 3時:3 → 4時:3 → 5時:3 → 6時:3 → 7時:3 → 8時:3 → 9時:3 → 10時:3 → 11時:3 → 12時:3 → 13時:3 → 14時:3 → 15時:3 → 16時:3 → 17時:3 → 18時:3 → 19時:4 → 20時:4 → 21時:4 → 22時:4 → 23時:4
| 指数: 3993 | 累積: 41185 |
■ 「ASH」は、LiSAの13thシングル表題曲で、アニメ「Fate/Apocrypha」OPテーマに起用されている。登場初日(2017/10/1)のチャートでは配信開始から1時間足らずで1位を獲得する超ロケットスタートを記録した。
5位…安室奈美恵 「Hero」
(アルバム: Hero – EP)
0時:6 → 1時:6 → 2時:6 → 3時:6 → 4時:6 → 5時:6 → 6時:6 → 7時:6 → 8時:6 → 9時:6 → 10時:6 → 11時:6 → 12時:6 → 13時:6 → 14時:6 → 15時:6 → 16時:6 → 17時:5 → 18時:5 → 19時:5 → 20時:5 → 21時:5 → 22時:5 → 23時:5
| 指数: 3332 | 累積: 443621 | 合算: 443645 |
■ 「Hero」は、2016年に発売された安室奈美恵の45thシングル表題曲で、NHKテレビ「リオデジャネイロオリンピック・パラリンピック」テーマソングに起用されていた。オリンピック開催前に発売され、配信初日(2016/7/27)のチャートでは2位だったが、オリンピックが開幕した同年8/6のチャートで初の1位を獲得し、オリンピック大会期間中のほとんどが今作の天下となった。同年9月に入ってもパラリンピックの影響で注目され、今作のヒットは約2ヶ月に渡って続き、2016年の代表曲となった。2016年末にはメディアの特集等の影響で再び売れ行きを伸ばし、同年12/30のチャートでトップ10に返り咲いた。同年12/31を最後にトップ10からは遠ざかっていたが、翌2017年も下位でロングセラーを続けた。2017/9/20に、安室奈美恵が1年後の9月に芸能界を引退することを発表。この発表と報道の影響で、安室奈美恵の楽曲が相次いでチャートを急上昇する現象が発生した。引退発表翌日の同年9/21のチャートで1位に返り咲き、同日のチャートでは安室奈美恵の楽曲が7作同時トップ10入りを記録。さらに翌9/22には「Hero」「Don’t wanna cry」「CAN YOU CELEBRATE?」「Love Story」の4作で1位〜4位を独占し、引退を惜しむ多くのファンの想いが強く反映される結果となった。
6位…WANIMA 「やってみよう」
(アルバム: やってみよう – Single)
0時:8 → 1時:9 → 2時:9 → 3時:9 → 4時:9 → 5時:9 → 6時:9 → 7時:10 → 8時:9 → 9時:9 → 10時:8 → 11時:8 → 12時:7 → 13時:7 → 14時:7 → 15時:7 → 16時:7 → 17時:7 → 18時:6 → 19時:6 → 20時:6 → 21時:6 → 22時:6 → 23時:6
| 指数: 3088 | 累積: 525499 | 合算: 527014 |
■ 「やってみよう」は、童謡「ピクニック」をWANIMAがロックアレンジした楽曲で、2017年1月からauのCM「やってみよう」篇でOAされ、大きな注目を集めている。今作は登場初日(2017/3/8)のチャートで2位に登場すると、同年3/10のチャートで初の1位を獲得した。これまでは前作「ともに」が記録した2位が最高で、1位獲得はWANIMAにとって初の快挙となった。その後、4月に入ってもチャート上位へのランクインが続いている。auのCMソングは、2016年に「海の声」「みんながみんな英雄」が大ヒットしたが、今作もこれらの2作品に続く大ヒットを記録している。
●7位…乃木坂46 「いつかできるから今日できる」
(アルバム: いつかできるから今日できる (Special Edition))
0時:10 → 1時:10 → 2時:10 → 3時:10 → 4時:10 → 5時:10 → 6時:10 → 7時:9 → 8時:8 → 9時:8 → 10時:9 → 11時:9 → 12時:10 → 13時:8 → 14時:8 → 15時:8 → 16時:8 → 17時:9 → 18時:9 → 19時:9 → 20時:9 → 21時:10 → 22時:9 → 23時:7
| 指数: 2748 | 累積: 49554 |
■ 「いつかできるから今日できる」は、乃木坂46の19thシングル表題曲で、映画「あさひなぐ」の主題歌に起用されている。登場初日(2017/9/22)のチャートでは6位発進だったが、翌9/23のチャートでは安室奈美恵のトップ4独占(引退発表の影響)に割って入り3位を記録した。CDシングルは同年10/11発売予定であり、それまでに映画の影響でヒットを記録する可能性があるため、今後も要注目の作品である。
8位…米津玄師 「ピースサイン」
(アルバム: ピースサイン – EP)
0時:9 → 1時:8 → 2時:8 → 3時:8 → 4時:8 → 5時:8 → 6時:8 → 7時:8 → 8時:10 → 9時:10 → 10時:10 → 11時:10 → 12時:9 → 13時:10 → 14時:10 → 15時:9 → 16時:9 → 17時:8 → 18時:8 → 19時:8 → 20時:8 → 21時:8 → 22時:7 → 23時:8
| 指数: 2758 | 累積: 295762 |
■ 「ピースサイン」は、米津玄師の7thシングル表題曲で、アニメ「僕のヒーローアカデミア」のOPテーマに起用されている。2017/4/29に配信されたTVサイズが6位を記録。フルバージョンは登場初日(同年6/21)の配信開始から僅か4時間弱で1位を獲得した。その後もロングセラーが続き、発売から約2ヶ月が経過した同年8/13のチャートでも8位にランクイン。指数は米津玄師の楽曲としては初めて20万ptを超えた。2016年秋にリリースされた「LOSER」以降、米津玄師の楽曲は立て続けにトップ10入りを記録しており、人気の拡大を裏付ける結果を残し続けている。
▼9位…小沢健二とSEKAI NO OWARI 「フクロウの声が聞こえる」
(アルバム: フクロウの声が聞こえる – Single)
0時:5 → 1時:5 → 2時:5 → 3時:5 → 4時:5 → 5時:5 → 6時:5 → 7時:5 → 8時:5 → 9時:5 → 10時:5 → 11時:5 → 12時:5 → 13時:5 → 14時:5 → 15時:5 → 16時:5 → 17時:6 → 18時:7 → 19時:7 → 20時:7 → 21時:7 → 22時:8 → 23時:9
| 指数: 2739 | 累積: 12177 |
■ 「フクロウの声が聞こえる」は、小沢健二とSEKAI NO OWARIのコラボレーション曲である。CDシングルの発売から1ヶ月後に配信スタートし、登場2日目の2017/10/5のチャートで7位、翌10/6のチャートで4位を記録し、4位が今作の最高位記録となっている。
●10位…星野源 「Family Song」
(アルバム: Family Song – EP)
0時:14 → 1時:13 → 2時:13 → 3時:14 → 4時:14 → 5時:14 → 6時:14 → 7時:14 → 8時:14 → 9時:13 → 10時:13 → 11時:13 → 12時:12 → 13時:11 → 14時:11 → 15時:11 → 16時:11 → 17時:10 → 18時:10 → 19時:10 → 20時:10 → 21時:9 → 22時:10 → 23時:10
| 指数: 2555 | 累積: 242557 |
■ 「Family Song」は、星野源の10thシングル表題曲で、日本テレビ系ドラマ「過保護のカホコ」主題歌に起用されている。登場初日(2017/8/16)のチャートで2位となる波乱があったものの、翌8/17に1位を獲得。2017年期間中の暫定No.1ヒット曲「恋」に続く大ヒットなるかが、今後の最大の注目点である。