17/11/24付のiTunesトップソングの結果をまとめていきます。
最新のiTunes総合チャートでも、初日から好調が続くUNISON SQUARE GARDENの「fake town baby」が1位を獲得し、3日連続の1位獲得となった。
2位にはDOBERMAN INFINITYの「あの日のキミと今の僕に」、3位にはブレンド・Aの「ぼなぺてぃーと▽S」がランクインした。
その他の作品の結果も含めた、17/11/24付iTunesトップソングの結果は以下の通りとなった。
<ルール、順位推移の記録について>
・iTunesのトップソング(総合チャート)における、毎日0時台〜23時台の順位推移を記録する。
・各時刻の順位を10分間隔で更新。
最終的に、毎時50分時点の順位を各時刻の順位として記録する。
・更新時点の1位から順番に掲載する。
・EXPLICITマークの作品もランクイン対象である。(2013/5/19 19:00〜)
・指数は音楽の売れ行きを示す独自の指標であり、DL数とは関係ない数値である。指数はトップソングの順位が高いほど大きく、ランクイン日数、順位の浮上度、インターネット上の言及度によって変動する。月曜日から日曜日までの指数の合計を週間ランキング「オリジナルiTunes週間トップソング」として発表する。週間ランキングの詳細について「オリジナルiTunesトップソング紹介資料」に記載する。
・累積指数は2012/12/30以降の累積点。2016/05/17以降は新基準(Ver2.0)で算出したポイントを発表。
・各日の解説(振り返り)は翌日更新。
・1位~10位
★1位…UNISON SQUARE GARDEN 「fake town baby」
(アルバム: fake town baby – Single)
0時:1 → 1時:1 → 2時:1 → 3時:1 → 4時:1 → 5時:1 → 6時:1 → 7時:1 → 8時:1 → 9時:1 → 10時:1 → 11時:1 → 12時:1 → 13時:1 → 14時:1 → 15時:1 → 16時:1 → 17時:1 → 18時:1 → 19時:1 → 20時:1 → 21時:1 → 22時:1 → 23時:1
| 指数: 6110 | 累積: 32672 |
■ 「fake town baby」は、UNISON SQUARE GARDENの13rdシングル表題曲で、アニメ「血界戦線&BEYOND」OPテーマに起用されている。登場初日(2017/11/22)のチャートでは、配信開始から3時間弱で1位を獲得。前週リリースの「Invisible Sensation」と入れ替わっての1位獲得となった。今作は2015年に発売された「シュガーソングとビターステップ」と同じタイアップであるため、同作品以来の大ヒットとなるかどうかにも要注目である。
●2位…DOBERMAN INFINITY 「あの日のキミと今の僕に」
(アルバム: あの日のキミと今の僕に – Single)
0時:5 → 1時:5 → 2時:5 → 3時:5 → 4時:5 → 5時:5 → 6時:5 → 7時:5 → 8時:6 → 9時:6 → 10時:4 → 11時:4 → 12時:4 → 13時:4 → 14時:4 → 15時:4 → 16時:4 → 17時:4 → 18時:4 → 19時:4 → 20時:3 → 21時:3 → 22時:3 → 23時:2
| 指数: 4043 | 累積: 12429 |
■ 「あの日のキミと今の僕に」は、DOBERMAN INFINITYの6thシングル表題曲である。登場初日(2017/11/22)のチャートで5位、翌11/23のチャートで4位、11/24のチャートで2位と、右肩上がりに浮上した。「INFINITY」(2015/8/27)の6位を上回り、自己最高位記録となった。
3位…ブレンド・A 「ぼなぺてぃーと▽S」
(アルバム: ぼなぺてぃーと▽S/デタラメなマイナスとプラスにおけるブレンド考 – EP)
0時:2 → 1時:2 → 2時:2 → 3時:2 → 4時:2 → 5時:2 → 6時:2 → 7時:2 → 8時:2 → 9時:2 → 10時:2 → 11時:2 → 12時:2 → 13時:2 → 14時:2 → 15時:2 → 16時:2 → 17時:2 → 18時:2 → 19時:2 → 20時:2 → 21時:2 → 22時:2 → 23時:3
| 指数: 4644 | 累積: 16824 |
■ 「ぼなぺてぃーと▽S」は、アニメ「ブレンド・S」登場キャラクターが歌う、同アニメのOPテーマである。登場初日(2017/11/22)のチャートで2位に登場。EDテーマと同時トップ10入りを記録した。
4位…YUKI 「フラッグを立てろ」
(アルバム: フラッグを立てろ – Single)
0時:3 → 1時:3 → 2時:3 → 3時:3 → 4時:3 → 5時:3 → 6時:3 → 7時:3 → 8時:3 → 9時:3 → 10時:3 → 11時:3 → 12時:3 → 13時:3 → 14時:3 → 15時:3 → 16時:3 → 17時:3 → 18時:3 → 19時:3 → 20時:4 → 21時:4 → 22時:4 → 23時:4
| 指数: 3981 | 累積: 14822 |
■ 「フラッグを立てろ」は、YUKIの32ndシングル表題曲で、アニメ「3月のライオン」OPテーマに起用されている。登場初日(2017/11/22)のチャートで3位にランクイン。「さよならバイスタンダー」(2017/2/3、3位)等に並ぶ、自己最高位タイ記録となった。
●5位…ONE OK ROCK 「Wherever you are」
(アルバム: Nicheシンドローム)
0時:77 → 1時:77 → 2時:74 → 3時:72 → 4時:71 → 5時:71 → 6時:71 → 7時:71 → 8時:71 → 9時:71 → 10時:71 → 11時:71 → 12時:71 → 13時:70 → 14時:69 → 15時:69 → 16時:74 → 17時:74 → 18時:74 → 19時:74 → 20時:61 → 21時:64 → 22時:6 → 23時:5
| 指数: 3050 | 累積: 633436 | 合算: 633486 |
■ 「Wherever you are」は、2010年6月発売のアルバム「Nicheシンドローム」収録曲で、2015年12月にNTTドコモ iPhoneのCMソングに起用されて再注目され、発売から5年半を経た2016/1/9のチャートで初の1位を獲得した。再注目以後、ロングセラーとなり、指数は60万ptを超える。2016年を代表する1曲として知られている。これらの経緯から、2017年以降も度々音楽番組で取り扱われることが増え、直近では2017/11/24に「ものまね王座決定戦」(フジテレビ系)で出演者によって披露された際の反響でトップ10返り咲きを記録した。
6位…UNISON SQUARE GARDEN 「Invisible Sensation」
(アルバム: Invisible Sensation – Single)
0時:6 → 1時:6 → 2時:6 → 3時:6 → 4時:6 → 5時:6 → 6時:6 → 7時:6 → 8時:5 → 9時:5 → 10時:6 → 11時:6 → 12時:6 → 13時:6 → 14時:6 → 15時:6 → 16時:5 → 17時:5 → 18時:5 → 19時:5 → 20時:5 → 21時:5 → 22時:5 → 23時:6
| 指数: 3275 | 累積: 51486 |
■ 「Invisible Sensation」は、UNISON SQUARE GARDENの12ndシングル表題曲で、アニメ「ボールルームへようこそ」OPテーマに起用されている。登場初日(2017/11/15)のチャートでは、配信開始から5時間弱で1位を獲得するロケットスタート。UNISON SQUARE GARDENの楽曲が1位を獲得するのは、2015年の「シュガーソングとビターステップ」以来、2年5ヶ月ぶりの快挙となった。
7位…米津玄師 「灰色と青 ( + 菅田将暉 )」
(アルバム: BOOTLEG)
0時:7 → 1時:7 → 2時:7 → 3時:7 → 4時:7 → 5時:7 → 6時:7 → 7時:7 → 8時:7 → 9時:7 → 10時:7 → 11時:7 → 12時:7 → 13時:7 → 14時:7 → 15時:7 → 16時:7 → 17時:7 → 18時:7 → 19時:7 → 20時:6 → 21時:6 → 22時:7 → 23時:7
| 指数: 3076 | 累積: 203367 |
■ 「灰色と青」は、米津玄師と菅田将暉のコラボレーション曲である。登場初日(2017/10/11)のチャートで2位にランクイン。その後も上位に残り続け、米津玄師が各種情報番組でピックアップされる機会が増えた同年10/31前後で再び売れ行きを伸ばすと、同年11/3(登場24日目)のチャートで発売以来初の1位を獲得した。じわじわと注目と人気を高め、登場4〜5週目にかけてのチャートアクションが最盛となるチャートアクションを見せた。
8位…ヒルクライム 「涙の種、幸せの花」
(アルバム: 涙の種、幸せの花 – Single)
0時:10 → 1時:9 → 2時:9 → 3時:9 → 4時:9 → 5時:9 → 6時:9 → 7時:9 → 8時:9 → 9時:9 → 10時:9 → 11時:9 → 12時:9 → 13時:9 → 14時:9 → 15時:9 → 16時:9 → 17時:9 → 18時:9 → 19時:9 → 20時:8 → 21時:8 → 22時:9 → 23時:8
| 指数: 2904 | 累積: 7348 |
■ 「涙の種、幸せの花」は、ヒルクライムの22ndシングル表題曲で、ドラマ「さくらの親子丼」主題歌に起用されている。登場初日(2017/11/22)に11位、翌11/23のチャートで9位にランクインした。
▼9位…山下達郎 「クリスマス・イブ」
(アルバム: クリスマス・イブ (30th Anniversary Edition) – EP)
0時:4 → 1時:4 → 2時:4 → 3時:4 → 4時:4 → 5時:4 → 6時:4 → 7時:4 → 8時:4 → 9時:4 → 10時:5 → 11時:5 → 12時:5 → 13時:5 → 14時:5 → 15時:5 → 16時:6 → 17時:6 → 18時:6 → 19時:6 → 20時:7 → 21時:7 → 22時:8 → 23時:9
| 指数: 2944 | 累積: 29187 |
■ 「クリスマス・イブ」は、1983年に発表された山下達郎の楽曲で、1988年にJR東海「ホームタウン・エクスプレス(X’mas編)」のCMソングに使用されたことで知名度が上昇し、大ヒットを記録。以後、クリスマスシーズンの定番曲となり、発売から30年間ずっと、クリスマスシーズンに売れ行きを伸ばし、CDシングルチャートでは毎年再ランクインしている。2017年に入り、iTunesでも配信が解禁され、同年11/17のチャートで10位に登場すると、翌11/18のチャートでは2位を記録。時代の変遷で音楽配信へと舞台が移っても、クリスマスシーズンにおける今作への大きな注目は変わっていない。12月にかけてはさらに大きなヒットを記録する可能性があり、ちょっとした返り咲きではない高動向となってもおかしくない。今後のチャート推移にも要注目である。
10位…安室奈美恵 「Hero」
(アルバム: Hero – EP)
0時:9 → 1時:8 → 2時:8 → 3時:8 → 4時:8 → 5時:8 → 6時:8 → 7時:8 → 8時:8 → 9時:8 → 10時:8 → 11時:8 → 12時:8 → 13時:8 → 14時:8 → 15時:8 → 16時:8 → 17時:8 → 18時:8 → 19時:8 → 20時:9 → 21時:9 → 22時:10 → 23時:10
| 指数: 2985 | 累積: 508998 | 合算: 509022 |
■ 「Hero」は、2016年に発売された安室奈美恵の45thシングル表題曲で、NHKテレビ「リオデジャネイロオリンピック・パラリンピック」テーマソングに起用されていた。オリンピック開催前に発売され、配信初日(2016/7/27)のチャートでは2位だったが、オリンピックが開幕した同年8/6のチャートで初の1位を獲得し、オリンピック大会期間中のほとんどが今作の天下となった。同年9月に入ってもパラリンピックの影響で注目され、今作のヒットは約2ヶ月に渡って続き、2016年の代表曲となった。2016年末にはメディアの特集等の影響で再び売れ行きを伸ばし、同年12/30のチャートでトップ10に返り咲いた。同年12/31を最後にトップ10からは遠ざかっていたが、翌2017年も下位でロングセラーを続けた。2017/9/20に、安室奈美恵が1年後の9月に芸能界を引退することを発表。この発表と報道の影響で、安室奈美恵の楽曲が相次いでチャートを急上昇する現象が発生した。引退発表翌日の同年9/21のチャートで1位に返り咲き、同日のチャートでは安室奈美恵の楽曲が7作同時トップ10入りを記録。さらに翌9/22には「Hero」「Don’t wanna cry」「CAN YOU CELEBRATE?」「Love Story」の4作で1位〜4位を独占し、引退を惜しむ多くのファンの想いが強く反映される結果となった。この浮上をきっかけに再びチャート上位に定着し、延べ1年以上のロングセラーとなっている。