16/04/01付のiTunesトップソングの結果をまとめていきます。
最新のチャートで1位に立ったのは、なんと登場3週目のPerfumeの「FLASH」である。映画「ちはやふる」の影響で快進撃が続いている今作は、週初の「FNSうたの春まつり」を機に粘り強い推移が続き、今日、再び頂点を射止めた。3/22以来の1位返り咲きである。勢いは本物だ。
2位にはケツメイシの「友よ ~ この先もずっと・・・」が浮上し、今作の最高位を更新した。アニメ「クレヨンしんちゃん」放送の中で、タイアップ映画の「映画クレヨンしんちゃん 爆睡！ユメミーワールド大突撃」の宣伝が頻繁に流れ、注目されたようだ。
<ルール、順位推移の記録について>
・iTunesのトップソングにおける、毎日0時台〜23時台の順位推移を記録する。
・各時刻の順位を10分間隔で更新。
最終的に、毎時50分時点の順位を各時刻の順位として記録する。
・更新時点の1位から順番に掲載する。
・EXPLICITマークの作品もランクイン対象である。(2013/5/19 19:00〜)
・指数は音楽の売れ行きを示す独自の指標であり、DL数とは関係ない数値である。指数はトップソングの順位が高いほど大きく、ランクイン日数、順位の浮上度、インターネット上の言及度によって変動する。月曜日から日曜日までの指数の合計を週間ランキング「オリジナルiTunes週間トップソング」として発表する。週間ランキングの詳細について「オリジナルiTunesトップソング紹介資料」に記載する。
・累積指数は2012/12/30以降の累積点。2014/12以降は新基準で算出したポイントを発表。
・各日の解説(振り返り)は翌日更新。
・1位～10位
★1位…Perfume 「FLASH」
(アルバム: FLASH – Single)
0時:2 → 1時:2 → 2時:2 → 3時:2 → 4時:2 → 5時:2 → 6時:2 → 7時:2 → 8時:2 → 9時:2 → 10時:2 → 11時:2 → 12時:2 → 13時:2 → 14時:2 → 15時:2 → 16時:2 → 17時:1 → 18時:1 → 19時:1 → 20時:1 → 21時:1 → 22時:1 → 23時:1
| 指数: 5599 | 累積: 65145 |
・なんと三代目 J Soul Brothers「Feel So Alive」を逆転し、10日ぶりに1位返り咲きを記録した。ファンでも想像が付かないレベルの高動向が続く。映画「ちはやふる」の好影響が楽曲の売れ行きを後押しし続けており、登場3週目に入っても勢いが止まらない。この勢いで来週のアルバム「COSMIC EXPLORER」の発売まで話題を引っ張れれば、この快進撃はさらに続いていきそうだ。
●2位…ケツメイシ 「友よ ~ この先もずっと・・・」
(アルバム: 友よ ~ この先もずっと… – Single)
0時:5 → 1時:5 → 2時:5 → 3時:5 → 4時:5 → 5時:5 → 6時:5 → 7時:5 → 8時:5 → 9時:5 → 10時:5 → 11時:5 → 12時:5 → 13時:6 → 14時:5 → 15時:5 → 16時:5 → 17時:6 → 18時:5 → 19時:6 → 20時:5 → 21時:3 → 22時:2 → 23時:2
| 指数: 3153 | 累積: 23244 |
・5位→2位に浮上し、今作の最高位を更新した。「ドラえもん×クレヨンしんちゃん」の3時間アニメスペシャル(テレビ朝日系)の中で、今作のタイアップである「映画クレヨンしんちゃん 爆睡！ユメミーワールド大突撃」の宣伝が頻繁に流れ、積もり積もって、大きな効果をもたらしたと見られる。ケツメイシは「さらば涙」がスマッシュヒットを記録したばかりだが、今作は同作をさらに上回る高動向が期待できそうだ。
3位…ONE OK ROCK 「Always coming back」
(アルバム: Always coming back – Single)
0時:3 → 1時:3 → 2時:3 → 3時:3 → 4時:3 → 5時:3 → 6時:3 → 7時:3 → 8時:3 → 9時:3 → 10時:3 → 11時:3 → 12時:3 → 13時:3 → 14時:3 → 15時:3 → 16時:3 → 17時:3 → 18時:3 → 19時:2 → 20時:2 → 21時:2 → 22時:3 → 23時:3
| 指数: 4823 | 累積: 88509 |
・3位をキープ。引き続きNTTドコモ iPhone6sのCMの影響で高動向が続く。年度が切り替わったことにより、今後はこの楽曲が流れている新しいCMの方が頻繁に流れることが予想され、まだまだ上位で粘りそうである。
▼4位…三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE 「Feel So Alive」
(アルバム: Feel So Alive – Single)
0時:1 → 1時:1 → 2時:1 → 3時:1 → 4時:1 → 5時:1 → 6時:1 → 7時:1 → 8時:1 → 9時:1 → 10時:1 → 11時:1 → 12時:1 → 13時:1 → 14時:1 → 15時:1 → 16時:1 → 17時:2 → 18時:2 → 19時:3 → 20時:3 → 21時:4 → 22時:4 → 23時:4
| 指数: 6149 | 累積: 47913 | 合算: 49204 |
・なんとここで7日連続1位の座から後退し、一気に4位まで順位を落とす結果となってしまった。この予想外の結果の背景には、今日の11位に上がってきたアルバム収録の別トラックがあり、2トラックの間で売上が分散してしまったと見られる。ジャケットも曲の内容も同じであり、どちらを買っても良いことと、2曲同時に買うファンはいないと見られることから、2トラックが同時に配信されている状況が続く限り、順位面では不利となってしまいそうだ。
●5位…でんぱ組.inc 「Truth of the ZERO」
(アルバム: Truth of the ZERO – Single)
0時:17 → 1時:11 → 2時:9 → 3時:9 → 4時:9 → 5時:9 → 6時:8 → 7時:6 → 8時:6 → 9時:6 → 10時:6 → 11時:6 → 12時:6 → 13時:4 → 14時:4 → 15時:4 → 16時:4 → 17時:4 → 18時:4 → 19時:4 → 20時:4 → 21時:5 → 22時:5 → 23時:5
| 指数: 3135 | 累積: 3135 |
・初日のチャートで最高4位まで上がった。4月も新曲が配信され、これで今年は4ヶ月連続の配信限定曲リリース。その4曲全てがiTunesトップソングで上位を記録するという快進撃である。握手券がなくても売れるだけの人気がなければ、ここまで安定した動向を記録することはできない。でんぱ組.incの支持が着実に拡大していることは間違いないと言えるようだ。
6位…aiko 「もっと」
(アルバム: もっと – EP)
0時:4 → 1時:4 → 2時:4 → 3時:4 → 4時:4 → 5時:4 → 6時:4 → 7時:4 → 8時:4 → 9時:4 → 10時:4 → 11時:4 → 12時:4 → 13時:5 → 14時:6 → 15時:6 → 16時:6 → 17時:5 → 18時:6 → 19時:5 → 20時:6 → 21時:6 → 22時:6 → 23時:6
| 指数: 3948 | 累積: 50243 |
・4位→6位と順位は下がったが、先週からの好調が止まらず、指数は累積5万ptを超えた。今作はドラマ「ダメな私に恋してください」の主題歌に起用されたことをきっかけに注目度が高まったことから、発売2週目に入ってもトップ10キープが続いている。
7位…ONE OK ROCK 「Wherever You Are」
(アルバム: Nicheシンドローム)
0時:8 → 1時:6 → 2時:6 → 3時:6 → 4時:6 → 5時:6 → 6時:6 → 7時:7 → 8時:7 → 9時:7 → 10時:7 → 11時:7 → 12時:7 → 13時:7 → 14時:7 → 15時:7 → 16時:7 → 17時:7 → 18時:7 → 19時:7 → 20時:7 → 21時:7 → 22時:7 → 23時:7
| 指数: 2426 | 累積: 246765 |
・「Always coming back」との同時トップ10入りが続いており、指数は間もなく25万ptを突破する。ここまでのヒットから、2010年の発売であるが、2016年上半期の代表曲としてのポジションを確保したのは間違いないと言える。このヒットがどこまで続くのか、まだまだ目が離せない。
8位…RADIO FISH 「PERFECT HUMAN」
(アルバム: PERFECT HUMAN – Single)
0時:7 → 1時:8 → 2時:7 → 3時:7 → 4時:7 → 5時:7 → 6時:7 → 7時:8 → 8時:8 → 9時:8 → 10時:8 → 11時:8 → 12時:8 → 13時:8 → 14時:8 → 15時:8 → 16時:8 → 17時:8 → 18時:8 → 19時:8 → 20時:8 → 21時:8 → 22時:8 → 23時:8
| 指数: 2179 | 累積: 144862 |
・7位→8位。今週の「FNSうたの春まつり」の影響で粘り強い推移が続いている。メディアが今作を取り上げる熱は少しずつ冷めつつあるようだが、この楽曲を支持する多くのファンの口コミなどから、ムーブメントは未だ拡大しつつあるようだ。
▼9位…三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE 「Born in the EXILE」
(アルバム: THE JSB LEGACY)
0時:6 → 1時:7 → 2時:8 → 3時:8 → 4時:8 → 5時:8 → 6時:9 → 7時:9 → 8時:9 → 9時:9 → 10時:9 → 11時:9 → 12時:9 → 13時:9 → 14時:9 → 15時:9 → 16時:9 → 17時:9 → 18時:9 → 19時:9 → 20時:9 → 21時:9 → 22時:9 → 23時:9
| 指数: 1985 | 累積: 5611 |
・6位→9位と後退。アルバム「THE JSB LEGACY」の収録曲。映画「Born in the EXILE 〜三代目 J Soul Brothersの奇跡〜」主題歌でもあり、思い入れのあるファンが多いようで、「Feel So Alive」に次ぐ勢いを見せている。
10位…浦島太郎 (桐谷健太) 「海の声」
(アルバム: 海の声 – Single)
0時:9 → 1時:9 → 2時:11 → 3時:10 → 4時:10 → 5時:10 → 6時:10 → 7時:10 → 8時:11 → 9時:10 → 10時:10 → 11時:10 → 12時:10 → 13時:10 → 14時:10 → 15時:10 → 16時:10 → 17時:10 → 18時:10 → 19時:10 → 20時:10 → 21時:11 → 22時:11 → 23時:10
| 指数: 1178 | 累積: 279488 |
・トップ10をキープ。2016年度(2015年12月以降)に発売された作品で一番最初に30万ptの大台に達するのは、この「海の声」となりそうだ。
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