17/01/16付　オリジナルiTunes週間トップソング50

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今週のオリジナル「iTunes週間トップソング」を発表します。

今週のチャートは、昨年12/31に放送された “第67回NHK紅白歌合戦” の影響を受けた急上昇、すなわち紅白効果を受けた多くの作品が上位を占めている。ただ、昨年12/31〜今年1/1までの期間が先週のチャートに含まれてしまったため、上昇度が分散しており、意外と紅白効果の体感がないと思われる方が少なくないのではないだろうか。

上位から見ていくと、1位は13週連続で星野源「恋」が獲得している。1位なので見た目は分からないが、この「恋」も紅白効果を受けている作品の1つである。なお「恋」の13週連続1位は、当チャート史上最長をさらに塗り替える記録である。前提が異なるため単純比較はできないことを断った上で書くと、かつて、CDシングルではCHAGE & ASKA「SAY YES」がオリコンのCDシングル週間ランキングで13週連続1位を獲得しており、これと同じ期間だけ「恋」も1位をキープしていることになる。ちなみに、オリコンのCDシングル週間ランキングで通算13週以上1位を獲得した作品は、過去に5作品しかない。このように考えてみると、星野源のこの記録がとてつもないものであることが分かってくるだろう。

2位のRADWIMPS「前前前世 (movie ver.)」も、紅白効果を受けて順位を上げてきた作品である。ただ、紅白で披露されたのは「前前前世 (original ver.)」であり、こちらは先週の20位から16位に浮上している。紅白効果で両バージョンの順位が入れ替わることはなく、これまで通りmovie ver. が支持されている。

また、トップ50で紅白効果を受けた作品としては、宇多田ヒカル「花束を君に」が6位、欅坂46「サイレントマジョリティー」が7位、AI「みんながみんな英雄 (フルバージョン)」が10位、浦島太郎(桐谷健太)「海の声」が13位、西野カナ「Dear Bride」が15位、Perfume「FLASH」が19位、乃木坂46「サヨナラの意味」が25位、SEKAI NO OWARI「Hey Ho」が30位、松田聖子「薔薇のように咲いて 桜のように散って」が34位、高橋真梨子「ごめんね・・・」が35位、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE「Welcome to TOKYO」が36位、椎名林檎「青春の瞬き」が38位、THE YELLOW MONKEY「JAM」が42位、RADIO FISH「PERFECT HUMAN」が44位に入り、非常に多くの作品がランクインしている。

新譜は少ないが、[Alexandros]の「SNOW SOUND」が4位に初登場し、唯一のトップ10入りを記録している。モデルや女優として活躍する桜井日奈子が出演する「JR東日本 2016-2017 JR SKISKI」のCMソングに起用されており、今後の推移にも注目したいところである。

その他の作品の結果も含めた、最新の「オリジナルiTunes週間トップソング」1位〜50位の結果は以下の通りとなった。

<ルール、順位推移の記録について>
・iTunesのトップソングにおける、毎日0時台〜23時台の各時刻の順位を10分間隔で記録し、順位推移を基準に、独自指標である「指数」を算出する (各日の指数は「iTunesトップソング」速報記事にて20位まで掲載される)。当ランキングにて使用する指数は、前述の速報記事で使用する数値と同一であり、補正は発生しない。
・「指数」は音楽の売れ行きを示す独自の指標であり、DL数とは関係ない数値である。指数はiTunesトップソングの順位が高いほど大きく、ランクイン日数、順位の浮上度、インターネット上の言及度などによって変動する。月曜日から日曜日までの指数の合計を当週間ランキング「オリジナルiTunes週間トップソング」として発表する。週間ランキングと指数の詳細について「オリジナルiTunesトップソング紹介資料」に記載する。
・累積指数は2012/12/30以降の累積点である。
・アーティストとタイトルが完全一致する作品の指数を合算して発表する。
・当ランキングの順位は200位までを圏内として、当記事では50位までを公開する。200位未満の作品に順位はつかないが、指数をカウントし、累積指数に含む。

・1位〜25位

集計期間: 2017/01/02付 〜 2017/01/08付

26位〜50位　:　翌週　:　前週

26位〜50位　:　翌週　:　前週

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