17/03/13付　オリジナルiTunes週間トップソング50

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今週のオリジナル「iTunes週間トップソング」を発表します。

今週は激戦となり、週に何度もiTunesトップソングの1位が入れ替わる争いとなった。そんな激戦を制したのは、週初から1位を獲得した、Anly+スキマスイッチ=の「この闇を照らす光のむこうに」である。今作は日曜日に放送されるドラマ「視覚探偵 日暮旅人」の主題歌に起用されている。前週の集計期間終了間際にドラマが放送されると、トップソングで週の初めからロケットスタートを切り、他の作品を引き離した。おそらく、来週以降のトップソングでも同様のチャートアクションが見られるだろう。他の作品は、週初から「この闇を照らす光のむこうに」に勝てないと、当チャートを制すことが難しくなってくる。

2位はPerfume「TOKYO GIRL」で、先週の3位から順位を上げてきた。特筆すべきは、今作が週半ばにトップソングで1位を獲得したことであり、今後、売れ行きを伸ばすことができれば、当チャートでも1位を獲得する可能性があるだろう。そして「FLASH」同様のロングセラーとなれば、同作品の記録を上回るかどうかが次の注目点となってくるが、直近のチャートアクションを見る限り、その可能性は大いにあると言えるようだ。次週以降も引き続き目が離せない。

3位はさユりの新曲「平行線」が初登場した。ドラマとアニメで放送されている「クズの本懐」タイアップの影響で注目度が高く、自己最高のスタートを切っている。

4位〜6位は、先週までにランクインしているLiSA、星野源、Doughnuts Holeが引き続き強さを見せている。特にLiSAはCD・配信の両方で強く、大きな支持を獲得していることを裏付けている。

7位に上がってきたのはオースティン・マホーンの「Dirty Work」で、ブルゾンちえみの人気が高まるに連れ、注目度を上げていることが覗える。

9位の平井堅「僕の心をつくってよ」は、タイアップ映画「ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」の公開を受け、急激に順位を上げてきた。次週以降のチャートアクションにも要注目である。

また、次週以降はディズニー映画「モアナと伝説の海」の関連作品の推移から目が離せなくなってくる。今週のチャートでは下位に登場しているが、次週は一気にトップ10まで上がってくる可能性があり、新たなブームとなってもおかしくないだろう。

その他の作品の結果も含めた、最新の「オリジナルiTunes週間トップソング」1位〜50位の結果は以下の通りとなった。

<ルール、順位推移の記録について>
・iTunesのトップソングにおける、毎日0時台〜23時台の各時刻の順位を10分間隔で記録し、順位推移を基準に、独自指標である「指数」を算出する (各日の指数は「iTunesトップソング」速報記事にて20位まで掲載される)。当ランキングにて使用する指数は、前述の速報記事で使用する数値と同一であり、補正は発生しない。
・「指数」は音楽の売れ行きを示す独自の指標であり、DL数とは関係ない数値である。指数はiTunesトップソングの順位が高いほど大きく、ランクイン日数、順位の浮上度、インターネット上の言及度などによって変動する。月曜日から日曜日までの指数の合計を当週間ランキング「オリジナルiTunes週間トップソング」として発表する。週間ランキングと指数の詳細について「オリジナルiTunesトップソング紹介資料」に記載する。
・累積指数は2012/12/30以降の累積点である。
・アーティストとタイトルが完全一致する作品の指数を合算して発表する。
・当ランキングの順位は200位までを圏内として、当記事では50位までを公開する。200位未満の作品に順位はつかないが、指数をカウントし、累積指数に含む。

・1位〜25位

集計期間: 2017/02/27付 〜 2017/03/05付

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