17/05/08付　オリジナルiTunes週間トップソング50

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今週のオリジナル「iTunes週間トップソング」を発表します。

最新のチャートで1位を獲得したのは、RADWIMPSの最新曲「サイハテアイニ」で、5万ptを超える好スタートとなった。「アクエリアス」のCMソングに起用されている今作は、爽やかで疾走感のある楽曲が若者を中心に受け、快調な滑り出しを記録している。RADWIMPSは、ついこの間まで「前前前世」が巨大ヒットを記録していたばかりであり、同作品に続くヒットへの期待が高まっている。

振り返ると、今週は1位〜4位まで4万pt超えという、久々のハイレベルな争いであった。
2位の倉木麻衣「渡月橋 ~君 想ふ~」は、映画「名探偵コナン」の作風に合った楽曲が話題となり、前週よりも指数を伸ばしてきている。今週は多くの強豪や新譜に混じって上位をキープしており、支持の大きさは本物と言えるようだ。3週目となる次週の推移にも期待できそうだ。

また、3位のオースティン・マホーン「ダーティ・ワーク」は、複数トラックの指数を合算し、4万ptを超えてきた。集計期間内には「ミュージックステーション」における披露があり、Mステ効果を受けてトップソングの順位を上げた週末は、各日で合算5000pt以上という高記録を付けた。ブルゾンちえみのブームも未だ拡大の一途であり、次週以降はさらに成績を伸ばす可能性があるだろう。

4位は、椎名林檎とトータス松本のコラボレーション曲「目抜き通り」で、こちらも前週から指数を伸ばしている。週末に「ミュージックステーション」における披露を機に、Mステ効果で勢いを増したことが大きかったようだ。

5位のClariS「ヒトリゴト」は、2014年4月発売の「CLICK」(5位)以来、3年ぶりのトップ5入りを記録。アニメ「エロマンガ先生」の影響もあり、久々のヒットを記録しそうだ。

さらに、集計期間が短かったことから6位に甘んじたPKCZ(R)の「PLAY THAT feat. 登坂広臣,Crystal Kay,CRAZYBOY」、WANIMAの「CHARM」「やってみよう」による新旧同時トップ10入りなど、今週はハイレベルかつ注目点の多いチャートとなっている。

少々気になるのは、西野カナの新曲「パッ」が初登場12位にとどまったことだろう。これまで、西野カナのシングルA面曲は、ほぼ1位獲得が当たり前であり、当チャートにおける指数で言えば、必ず累積10万ptを超えてきているだけに、今後の加速に期待したいところである。5/12には「ミュージックステーション」出演が予定されているため、記録を伸ばす可能性はまだ残されている。

その他の作品の結果も含めた、最新の「オリジナルiTunes週間トップソング」1位〜50位の結果は以下の通りとなった。

<ルール、順位推移の記録について>
・iTunesのトップソングにおける、毎日0時台〜23時台の各時刻の順位を10分間隔で記録し、順位推移を基準に、独自指標である「指数」を算出する (各日の指数は「iTunesトップソング」速報記事にて20位まで掲載される)。当ランキングにて使用する指数は、前述の速報記事で使用する数値と同一であり、補正は発生しない。
・「指数」は音楽の売れ行きを示す独自の指標であり、DL数とは関係ない数値である。指数はiTunesトップソングの順位が高いほど大きく、ランクイン日数、順位の浮上度、インターネット上の言及度などによって変動する。月曜日から日曜日までの指数の合計を当週間ランキング「オリジナルiTunes週間トップソング」として発表する。週間ランキングと指数の詳細について「オリジナルiTunesトップソング紹介資料」に記載する。
・累積指数は2012/12/30以降の累積点である。
・アーティストとタイトルが完全一致する作品の指数を合算して発表する。
・当ランキングの順位は200位までを圏内として、当記事では50位までを公開する。200位未満の作品に順位はつかないが、指数をカウントし、累積指数に含む。

・1位〜25位

集計期間: 2017/04/24付 〜 2017/04/30付

26位〜50位　:　翌週　:　前週

翌週　:　前週

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