17/07/31付　オリジナルiTunes週間トップソング50

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今週のオリジナル「iTunes週間トップソング」を発表します。

最新のチャートで1位を獲得したのは、EGOISTの「英雄 運命の詩」である。先週の9位からの浮上であるが、先週の集計期間は僅か1日。今週は、発売2日目からの勢いで1位を獲得した。EGOISTの楽曲が当チャートの1位を獲得するのは初めてのことである。今作はアニメ「Fate/Apocrypha」OPテーマに起用されていることから、注目度がいつにも増して大きく、今後も高順位が続く可能性がある。

2位に浮上したのは、今年発売の作品ではなく、なんと今から9年前、2008年発売のMr.Children「HANABI」である。「HANABI」は、7月から放送開始のドラマ「コード・ブルー」第3シーズンの主題歌に起用されたことを受け、再注目されており、9年ぶりのリバイバルヒットを記録している。指数は10万ptを超え、ドラマが盛り上がりを見せる次週以降、さらに記録を伸ばすことが予想される。2008年発売の作品が、9年後の2017年を代表するヒット曲へと成長するのかどうかというのは面白い注目点であり、今後のチャート推移から目が離せない。

3位のSEKAI NO OWARI「RAIN」は、映画「メアリと魔女の花」の影響で好調が続いている。5週連続の上位入りとなっており、指数は20万pt超が見えてきた。SEKAI NO OWARIにとって「Dragon Night」以来となる大ヒットが現実味を帯びてきている。

4位のUVERworld「DECIDED」は2週連続のトップ10入り。映画「銀魂」の影響で大きな注目を集めており、好調が続いている。

5位には桑田佳祐の「若い広場」が初登場。NHK朝の連続テレビ小説「ひよっこ」の主題歌に起用されているため、日々、注目度が高い作品である。NHK朝ドラの主題歌としては、Mr.Children「ヒカリノアトリエ」や、宇多田ヒカル「花束を君に」のヒットが記憶に新しく、今作も大きく記録を伸ばす可能性が考えられる。

先週1位の宇多田ヒカル「大空で抱きしめて」は6位にランクイン。「サントリー天然水」CMの影響で大きな注目を集めている作品であり、同じタイアップだった昨年の「道」並のヒットが期待できると言える。今後も引き続き要注目だ。

今週は新譜が多かったこともあり、チャート全体の指数のレベルが上がり、18位までが指数1万ptというハイレベルな上位争いとなった。このハイレベルな争いの中で順位を上げてきているのが、Mr.Childrenの「365日」だ。「365日」は、NTTドコモCMの影響で日に日に注目度が上がってきており、「HANABI」に続き、リバイバルヒットを記録する可能性がある。

その他の作品の結果も含めた、最新の「オリジナルiTunes週間トップソング」1位〜50位の結果は以下の通りとなった。

<ルール、順位推移の記録について>
・iTunesのトップソングにおける、毎日0時台〜23時台の各時刻の順位を10分間隔で記録し、順位推移を基準に、独自指標である「指数」を算出する (各日の指数は「iTunesトップソング」速報記事にて20位まで掲載される)。当ランキングにて使用する指数は、前述の速報記事で使用する数値と同一であり、補正は発生しない。
・「指数」は音楽の売れ行きを示す独自の指標であり、DL数とは関係ない数値である。指数はiTunesトップソングの順位が高いほど大きく、ランクイン日数、順位の浮上度、インターネット上の言及度などによって変動する。月曜日から日曜日までの指数の合計を当週間ランキング「オリジナルiTunes週間トップソング」として発表する。週間ランキングと指数の詳細について「オリジナルiTunesトップソング紹介資料」に記載する。
・累積指数は2012/12/30以降の累積点である。
・アーティストとタイトルが完全一致する作品の指数を合算して発表する。
・当ランキングの順位は200位までを圏内として、当記事では50位までを公開する。200位未満の作品に順位はつかないが、指数をカウントし、累積指数に含む。

・1位〜25位

集計期間: 2017/07/17付 〜 2017/07/23付

26位〜50位　:　翌週　:　前週

26位〜50位　:　翌週　:　前週

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