17/08/07付　オリジナルiTunes週間トップソング50

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今週のオリジナル「iTunes週間トップソング」を発表します。

最新のチャートで1位を獲得したのは、ドラマ「ごめん、愛してる」の主題歌で注目されている、宇多田ヒカルの「Forevermore」だった。他作品より遅い登場であったにもかかわらず、注目作の勢いを軽く上回ってきており、格の違いを見せつけた形と言えるだろう。ドラマ主題歌で注目度が大きいことからも、次週も快進撃が続くことが予想され、今後の推移にも要注目と言える。

先週に引き続き2位にランクインしたのが、Mr.Childrenの「HANABI」である。今作はドラマ「コード・ブルー」第3シーズンの放映が始まったことを受け、2008年の発売当時以来、実に9年ぶりのリバイバルヒットとなっている。ミスチルの25周年イヤーを彩るに相応しい快進撃だ。

3位のSEKAI NO OWARI「RAIN」は、登場6週目で指数が20万ptを突破した。映画「メアリと魔女の花」の影響でロングセラーを記録しており、今作は「Dragon Night」以来のヒットを記録している。

4位には三代目 J Soul Brothersの登坂広臣によるソロシングル「WASTED LOVE」が初登場。三代目JSB本体のリリース時を凌駕する注目を集め、鮮烈な初登場となっている。

6位には家入レオの「ずっと、ふたりで」が初登場。ドラマ「愛してたって、秘密はある。」の主題歌に起用されている今作は、6位ではあるものの、3万pt以上を記録する好スタート。自身の楽曲としては「君がくれた夏」以来の大ヒットが期待される状況である。

この他にも今週は注目作品が目白押しであり、上位は史上稀に見るハイレベルな争いとなった。指数はなんと28位まで1万ptを超え、2014/11/10付以来、当チャートの発表開始以来3例目の記録になり、28位の指数10,768ptは同最高記録となった。前週発売の新譜が強力なメンツ(桑田佳祐、西野カナetc…)であり2週目も粘ったこと、今週も数多くの新譜が初登場したこと、ミスチルとAAA・西島隆弘が複数の作品を送り込んできていること、映画「君の名は。」のBlu-rayとDVDが発売されて関連作品が再ヒットし始めたこと、など、複合的な要因がチャートの上位争いをハイレベル化していると考えられる。当然、今週登場した楽曲は次週もそれなりに粘るものが多いと見られ、次週以降もしばらくハイレベルな争いが続くと予想される。

その他の作品の結果も含めた、最新の「オリジナルiTunes週間トップソング」1位〜50位の結果は以下の通りとなった。

<ルール、順位推移の記録について>
・iTunesのトップソングにおける、毎日0時台〜23時台の各時刻の順位を10分間隔で記録し、順位推移を基準に、独自指標である「指数」を算出する (各日の指数は「iTunesトップソング」速報記事にて20位まで掲載される)。当ランキングにて使用する指数は、前述の速報記事で使用する数値と同一であり、補正は発生しない。
・「指数」は音楽の売れ行きを示す独自の指標であり、DL数とは関係ない数値である。指数はiTunesトップソングの順位が高いほど大きく、ランクイン日数、順位の浮上度、インターネット上の言及度などによって変動する。月曜日から日曜日までの指数の合計を当週間ランキング「オリジナルiTunes週間トップソング」として発表する。週間ランキングと指数の詳細について「オリジナルiTunesトップソング紹介資料」に記載する。
・累積指数は2012/12/30以降の累積点である。
・アーティストとタイトルが完全一致する作品の指数を合算して発表する。
・当ランキングの順位は200位までを圏内として、当記事では50位までを公開する。200位未満の作品に順位はつかないが、指数をカウントし、累積指数に含む。

・1位〜25位

集計期間: 2017/07/24付 〜 2017/07/30付

26位〜50位　:　翌週　:　前週

26位〜50位　:　翌週　:　前週

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