17/09/18付　オリジナルiTunes週間トップソング50

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今週のオリジナル「iTunes週間トップソング」を発表します。

最新のチャートで1位を獲得したのは、先週に引き続き、DAOKO×米津玄師の「打上花火」である。「打上花火」の1位獲得は登場2週目から4週連続となった。「打上花火」は、映画「打ち上げ花火、下から見るか？横から見るか？」の主題歌に起用されたことをきっかけに大きな注目を集め、YouTubeの再生回数も2000万回を超えるほどの勢いとなっており、どうやら今夏〜秋にかけての最大のヒット曲となるのは間違いなさそうだ。来週も強力な新譜が少ないため、「打上花火」が連続1位記録をさらに伸ばす可能性は小さくない。来週以降もしばらくヒットが続きそうだ。

2位は4週連続で星野源の「Family Song」が獲得。「打上花火」の前に2位止まりが続くが、指数は4週で17万pt超えと、こちらはただならぬ勢いである。ドラマ「過保護のカホコ」主題歌に起用されていることで大きな注目を集めており、ドラマの放映期間中は大きなヒットを記録し続けると見られる。

3位の宇多田ヒカル「Forevermore」は、2ヶ月近くに渡るヒットとなっている。ドラマ「ごめん、愛してる」の主題歌に起用されていることが大きなプラス要因となり、指数は昨年の「花束を君に」と「道」以来の高水準を記録している。

4位に上がってきたのは、エド・シーランの「Shape of You」である。今作は今年1月に配信スタートし、今週が登場36週目。これまでは、今年4/24付の11位が最高だったため、今週、最高位を大幅に塗り替え、初のトップ10入りとなった。好調の要因は、ドラマ「僕たちがやりました」の挿入歌に起用されたことである。ドラマの放送がスタートした夏以降、当チャートでも20位前後を推移することが多くなっていたが、今週、ついに人気が爆発したと言えるような状況となっている。来週以降もこの勢いが続けば、今年の洋楽No.1ヒットの座が近づくだろう。

2008年以来、9年ぶりのリバイバルヒットを記録しているMr.Childrenの「HANABI」が今週も5位にランクインし、ついに指数が30万ptを突破した。この30万ptという指数は、年間トップ10を狙える水準でヒットを記録していることを意味する。また、ミスチルは9位にも「抱きしめたい」が浮上し、2作同時トップ10入りを記録した。「抱きしめたい」は1992年の発売以来、25年ぶりのリバイバルヒットとなっている。「抱きしめたい」はNTTドコモのCMソングに起用されたことをきっかけに、9月に入り、急速に売れ行きを伸ばしている。ミスチルのことをあまり深く知らないと見られる10代の支持も獲得していると言われており、このヒットはまだまだ続きそうだ。

その他の作品の結果も含めた、最新の「オリジナルiTunes週間トップソング」1位〜50位の結果は、以下の通りとなった。

<ルール、順位推移の記録について>
・iTunesのトップソングにおける、毎日0時台〜23時台の各時刻の順位を10分間隔で記録し、順位推移を基準に、独自指標である「指数」を算出する (各日の指数は「iTunesトップソング」速報記事にて20位まで掲載される)。当ランキングにて使用する指数は、前述の速報記事で使用する数値と同一であり、補正は発生しない。
・「指数」は音楽の売れ行きを示す独自の指標であり、DL数とは関係ない数値である。指数はiTunesトップソングの順位が高いほど大きく、ランクイン日数、順位の浮上度、インターネット上の言及度などによって変動する。月曜日から日曜日までの指数の合計を当週間ランキング「オリジナルiTunes週間トップソング」として発表する。週間ランキングと指数の詳細について「オリジナルiTunesトップソング紹介資料」に記載する。
・累積指数は2012/12/30以降の累積点である。
・アーティストとタイトルが完全一致する作品の指数を合算して発表する。
・当ランキングの順位は200位までを圏内として、当記事では50位までを公開する。200位未満の作品に順位はつかないが、指数をカウントし、累積指数に含む。

・1位〜25位

集計期間: 2017/09/04付 〜 2017/09/10付

26位〜50位　:　翌週　:　前週

26位〜50位　:　翌週　:　前週

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