18/04/02付　オリジナルiTunes週間トップソング50

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今週のオリジナル「iTunes週間トップソング」を発表します。

最新の週間トップソングで1位を獲得したのは、米津玄師の「Lemon」で、初登場から6週連続の1位獲得となった。6週連続1位は、2016年に発売された星野源「恋」(14週連続1位)以来の記録である。TBS系金曜ドラマ「アンナチュラル」の主題歌に起用された今作は、ドラマ最終回後の反響等からヒットが続き、なんと2週連続で指数7万pt超の高記録となった。累積では38万ptとなり、現時点で今年No.1のヒットの座に位置している。佐昨年ヒットしたDAOKO×米津玄師「打上花火」の記録を超える可能性が出てきたが、今後は、タイアップドラマが終わってしまったことが記録の伸びに響いてくる可能性もある。7週目を迎える次週の推移が、大ヒットに向け、記録が伸びるかどうかの分かれ道となるのではないだろうか。

2位には、元SMAPの稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾の3名による “新しい地図” の「雨あがりのステップ (チャリティ ver.)」が初登場した。今作は「パラスポーツ」応援チャリティーソングであり、2018/6/30までの売上金額の全ては、日本財団パラリンピックサポートセンターを通じてパラスポーツの支援に充てられる。今週の指数は6万ptを超えたものの、米津玄師が強く、1位には手が届かずという結果になってしまった。当チャートにおいて、これまで2位の最高指数は西野カナ「好き」(2014/10/27付・57,181pt)であり、2位ながら6万ptに到達したのは今作が初の記録となる。

3位には、星野源の「ドラえもん」がランクイン。登場4週目の「ドラえもん」は、先週の2位から1ランクダウン。映画「ドラえもん のび太の宝島」主題歌に起用されている今作は、学生が春休みに入ったことと、映画のヒットを受け、好調が続いている。特定のアニメにフォーカスした楽曲でありながらも、映画のヒットをきっかけに幅広い層から支持を集めている様子が覗える。

4位には、Mr.Childrenの「here comes my love」がランクイン。「here comes my love」は今週で登場10週目であるが、先週の6位から2ランクアップと好調が続いている。ドラマ「隣の家族は青く見える」の最終回の影響で、高動向となったようだ。今作は、今週で初登場以来10週連続トップ10入りとなった。

5位には、ONE OK ROCKの「Change」がランクイン。「Change」は今週で登場6週目であるが、先週の9位から4ランクアップと好調が続いている。本田技研工業「ONE OK ROCK×HondaJet Go, Vantage Point.」CMソングに起用されている今作だが、CMを耳にする機会が多いことが後押しとなり、ロングセラーに発展している。

6位には、菅田将暉の「さよならエレジー」がランクイン。「さよならエレジー」は今週で登場12週目であるが、先週の10位から4ランクアップと好調が続いている。日本テレビ系日曜ドラマ「トドメの接吻(キス)」の主題歌に起用されていた今作は、ドラマの最終回後も好調が続いており、今後の推移にも期待したいところである。

7位には、Perfumeの「無限未来」がランクイン。登場3週目の「無限未来」は、先週の5位から2ランクダウン。「無限未来」は、映画「ちはやふる －結び－」主題歌に起用されており、同じ映画のタイアップだった「FLASH」に続くヒットが期待されている。ここまで3週連続のトップ10入りとなり、粘り強い推移が続いている。

8位には、スマートフォン向けゲーム「アイドリッシュセブン」に登場するキャラクターによるユニット・MEZZO”の「雨」が初登場した。「アイドリッシュセブン」の関連作品は上位入りが当たり前となっており、今作も例に漏れず好成績となっている。

9位には、高木さん(CV:高橋李依)の「TVアニメ「からかい上手の高木さん」エンディングテーマ 愛唄」が初登場した。今作はGReeeeNの同名タイトル曲をカバーした楽曲である。「高木さん」関連作品としては、先日の「小さな恋のうた」に続き、トップ10入りを記録している。

10位には、スマートフォン向けゲーム「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」に登場するキャラクターを演じる声優によるロックバンド・Roseliaの「Opera of the wasteland」が初登場した。「熱色スターマイン」の13位を上回り、バンド初のトップ10入りである。バンドだけでなく、同ゲーム全体としての人気の高まりも感じさせる結果だと言えるだろう。

その他の作品の結果も含めた、最新の「オリジナルiTunes週間トップソング」1位〜50位の結果は、以下の通りとなった。

<ルール、順位推移の記録について>
・iTunesのトップソングにおける、毎日0時台〜23時台の各時刻の順位を10分間隔で記録し、順位推移を基準に、独自指標である「指数」を算出する (各日の指数は「iTunesトップソング」速報記事にて20位まで掲載される)。当ランキングにて使用する指数は、前述の速報記事で使用する数値と同一であり、補正は発生しない。
・「指数」は音楽の売れ行きを示す独自の指標であり、DL数とは関係ない数値である。指数はiTunesトップソングの順位が高いほど大きく、ランクイン日数、順位の浮上度、インターネット上の言及度などによって変動する。月曜日から日曜日までの指数の合計を当週間ランキング「オリジナルiTunes週間トップソング」として発表する。週間ランキングと指数の詳細について「オリジナルiTunesトップソング紹介資料」に記載する。
・累積指数は2012/12/30以降の累積点である。
・アーティストとタイトルが完全一致する作品の指数を合算して発表する。
・当ランキングの順位は200位までを圏内として、当記事では50位までを公開する。200位未満の作品に順位はつかないが、指数をカウントし、累積指数に含む。

・1位〜25位

集計期間: 2018/03/19付 〜 2018/03/25付

26位〜50位　:　翌週　:　前週

26位〜50位　:　翌週　:　前週

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