18/04/09付　オリジナルiTunes週間トップソング50

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今週のオリジナル「iTunes週間トップソング」を発表します。

最新の週間トップソングで1位を獲得したのは、米津玄師の「Lemon」で、初登場から7週連続の1位獲得となった。7週連続1位は、星野源「恋」(14週連続1位)以来の記録である。今作はTBS系金曜ドラマ「アンナチュラル」の主題歌に起用され、ドラマを通じて爆発的なヒットを記録しているが、ドラマの最終回が過ぎた今週も、大きな勢いを持ったままである。今年リリースされた全ての作品で初となる50万pt到達も、時間の問題と言ったところである。

2位には、XX:meの「トリカゴ」が初登場した。「トリカゴ」は、アニメ「ダーリン・イン・ザ・フランキス」登場キャラクターによるユニット・XX:meが歌う、同アニメのEDテーマである。今週は8位に「Beautiful World」、16位に「真夏のセツナ」もランクインし、3曲同時同時トップ20入りを記録しているが、今作「トリカゴ」が突出して大きな支持を集めたようである。

3位には、星野源の「ドラえもん」がランクイン。「ドラえもん」は今週で登場5週目であるが、先週の3位をキープしている。つまり発売から約1ヶ月が経過しても、好調を維持していることになる。映画「ドラえもん のび太の宝島」主題歌に起用されている影響に加え、主に映画を見る小中学生の層が春休みに突入したことを背景に、大きな勢いを保ったようだ。

4位には、ONE OK ROCKの「Change」がランクイン。「Change」は今週で登場7週目であるが、先週の5位から1ランクアップと好調が続いている。本田技研工業「ONE OK ROCK×HondaJet Go, Vantage Point.」CMソングに起用されている背景を受け、CMで耳にする機会が多くなっており、好調が続いている。指数は20万pt突破を目前としており、2016年にヒットした「Wherever You Are」以来の高記録が期待できる。

5位には、サカナクションの「陽炎 -movie version-」が初登場した。「陽炎 -movie version-」は、サカナクションのベストアルバム「魚図鑑」の収録曲で、映画「曇天に笑う」主題歌に起用されている。今後、映画の影響でヒットを記録するかどうかが注目点である。

6位には、菅田将暉の「さよならエレジー」がランクイン。「さよならエレジー」は今週で登場13週目であるが、先週の6位をキープし、ロングセラーが続いている。日本テレビ系日曜ドラマ「トドメの接吻(キス)」の主題歌に起用された今作だが、ドラマが終わっても好調であり、大きな支持を得ている様子が分かる推移である。指数は25万ptを超え、自己最高記録を更新し続けている。

7位には、米津玄師の「灰色と青 ( + 菅田将暉 )」がランクイン。今週で登場25週目であるが、先週の15位から8ランクアップし、トップ10返り咲きとなった。2月以降、米津玄師が「Lemon」をヒットさせたことを背景に、相乗効果で注目度が高まっており、今作は度々上位にランクインしている。下位にも米津玄師の作品が多数ランクインしており、特に14位に浮上している「アイネクライネ」は、登場137週目の今週、過去最高に近いペースの推移を見せている。

9位には、サカナクションの「新宝島」がランクイン。「新宝島」は今週で登場106週目であるが、先週の27位から18ランクアップとなり、トップ10返り咲きとなった。今月に入り、SpotifyのCM「今のサントラ・青春の図書館」編に起用されたことを受け、再注目されたことから、先々週、先週とぐんぐん順位を上げてきていた。

10位には、新しい地図の「雨あがりのステップ (チャリティ ver.)」がランクイン。登場2週目の「雨あがりのステップ (チャリティ ver.)」は、先週の2位から8ランクダウン。今作は元SMAPの稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾の3名が “新しい地図” 名義でリリースした、「パラスポーツ」応援チャリティーソングであり、2018/6/30までの売上金額の全ては、日本財団パラリンピックサポートセンターを通じてパラスポーツの支援に充てられる。ファンからの注目度は大きく、今後の推移にも要注目である。

その他の作品の結果も含めた、最新の「オリジナルiTunes週間トップソング」1位〜50位の結果は、以下の通りとなった。

<ルール、順位推移の記録について>
・iTunesのトップソングにおける、毎日0時台〜23時台の各時刻の順位を10分間隔で記録し、順位推移を基準に、独自指標である「指数」を算出する (各日の指数は「iTunesトップソング」速報記事にて20位まで掲載される)。当ランキングにて使用する指数は、前述の速報記事で使用する数値と同一であり、補正は発生しない。
・「指数」は音楽の売れ行きを示す独自の指標であり、DL数とは関係ない数値である。指数はiTunesトップソングの順位が高いほど大きく、ランクイン日数、順位の浮上度、インターネット上の言及度などによって変動する。月曜日から日曜日までの指数の合計を当週間ランキング「オリジナルiTunes週間トップソング」として発表する。週間ランキングと指数の詳細について「オリジナルiTunesトップソング紹介資料」に記載する。
・累積指数は2012/12/30以降の累積点である。
・アーティストとタイトルが完全一致する作品の指数を合算して発表する。
・当ランキングの順位は200位までを圏内として、当記事では50位までを公開する。200位未満の作品に順位はつかないが、指数をカウントし、累積指数に含む。

・1位〜25位

集計期間: 2018/03/26付 〜 2018/04/01付

26位〜50位　:　翌週　:　前週

26位〜50位　:　翌週　:　前週

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