来週のシングル、GLAYの首位獲得に障害なし!だが…?

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GLAY来週のシングルチャートの動向を占います。

新譜筆頭及び首位獲得が確実視されているのはGLAY「鼓動」だ。前作の5種類リリースから1種類に戻して挑む今作では、その反動が心配されるところである。


・首位獲得候補
・新譜筆頭
GLAY「鼓動」
首位獲得可能性:★★★★★(5)
→前作「100万回のKISS」:初登場1位・初動14.4万枚

ライバルのメンツから考えれば、よほどの不調に陥らない限り限りGLAYの首位獲得は揺るがないだろう。3週目に入るコブクロにも負けないはずだ。
そうなると初動売上に全ての注目が集まってくる。文教堂のリアルタイムランキングでは、コブクロの通常を抜き去り売上1位だ。また、文教堂当月ランキングでもGLAYはコブクロ通常の4/1~3までの売上を上回った。コブクロの指数は4月に入ってから合計で9629点で、仮に3日の指数を3500点、さらに通常盤の売上をコブクロ全体の8割として仮定しても、GLAYは明日指数で10000点は確実に出してくるはずだ。むしろ10000点を割れるようでは危ないと言える。
倖田來未「BUT/愛証」の初日指数である11310点(→週間63692枚)や、YUI「CHE.R.RY」の13788点(→週間81373枚)を参考にすれば、これらを初日で下回ったらその時点で10万枚突破はまずないとせざるを得ないだろう。せめて初日15000点は欲しいが、やや厳しいか。
→補正係数予測:1.75
→GLAYの初日デイリー指数予想:11000点以上


・新譜2番手
安室奈美恵「FUNKY TOWN」

首位獲得可能性:☆☆☆☆☆(0)
→前作「Baby Don’t Cry」:初登場3位・初動5.2万枚

前作がとても好調だった安室奈美恵だが、今作ではタイアップ力の違いや楽曲性の変化などでライト層を掴みきれていないようだ。ジャケットAとジャケットBの2タイプがリリースされる今作では、文教堂のリアルタイムランキングで「A」が宇多田ヒカル(月曜付指数1624点)以上、「B」がレミオロメン「茜空」の初回盤(今週売上9453枚・1日平均1350枚)を上回っている。また、当月のほうで見ても「A」は宇多田ヒカルの2日分(4245点)を超えられないでいるが、秋川雅史の2日分(4114点)は超えている。そのため、両者の3日目の売上と誤差を考えて「A」だけで6000点、「A」・「B」合わせて7200点前後だろうか。
そうなると週間では3.5万枚~4万枚ペースとなる。


・その他

mihmaru GT「パンキッシュ☆」
→前作「かけがえのない詩」:初登場6位・初動2.5万枚
安室奈美恵があまり伸びていないようなので、ミヒマルに2位のチャンスが巡ってきたかと思えば、なんとミヒマルも思ったほど伸びていない。もちろん1年前の水準に比べれば飛躍しているのは間違いないが、これからという時に売上減となると痛いところ。文教堂のリアルタイムランキングでは、初回盤がNEWSの初回と通常に挟まれる形となっているが、秋川雅史(月曜付1726点)は下回っている。また、当月ではAAAとYUIに挟まれた格好だ。
初日指数は5000点前後だろうか。横ばいだとちょっと物足りないが、アップテンポ曲で前作並みの売上は維持して欲しい。

BRAHMAN「handan’s pillow/逆光」
→前作「CAUSATION」:初登場10位・初動2.2万枚
全く衰えない人気ぶりは未だ健在。今作では、前作と同じだけ初動が出ればほぼ問題なくトップ10入り出来るだろう。ミヒマルがあまりに伸びてこないと、週間でそのミヒマルより順位が上になる可能性も。
アルバムでの好成績が目立つためあまりシングルで話題にならないBRAHMANだが、シングルリリース数を数えてみると実はまだこれで3枚目だったり。

水森かおり「ひとり薩摩路」
→前作「熊野古道」:初登場5位・初動1.9万枚
実は水森が今作でトップ10入りすると4作連続になる。「ご当地ソング」は熊野から薩摩へと舞台が移り、また新たな世界観を醸し出している今作では、人気の飛躍振りを考えても前作並みの初動を記録するのはほぼ間違いない状況だ。2万枚台に乗せることが出来れば、こちらもミヒマルやALFEEらとの大激戦となる予感。女性演歌歌手現役No.1の座を譲る気配は全くもって感じられない

THE ALFEE「Dear My Life」
→前作「Innocent Love 」:初登場7位・初動3.1万枚
トップ10入りすると、1983年の「メリーアン」(ALFEE名義)から実に40作連続となる。記録更新は間違いないだろう。
ただ前作初動を超えられるかとなると話は別。2.5万枚前後でミヒマルらといい勝負だろうか。

Love Planet Five「天壌を翔る者たち」
→参考:川田まみ「緋色の空」:初登場11位・初動1.6万枚
→参考:KOTOKO「being」:初登場4位・初動2.1万枚
→参考:高橋洋子「夜明け生まれ来る少女」:初登場21位・初動0.5万枚
→参考:石田燿子「紅(あか)の静寂」:初登場51位・初動0.2万枚

KOTOKO・川田まみ・島みやえい子・MELL・詩月カオリといったI’veの歌姫が終結した、何とも豪華なスペシャルユニット。今作は劇場版「灼眼のシャナ」の主題歌となっているので、参考データにはアニメ版のOPとEDの初動を記しておいた。
これだけ豪華なら初動2万枚は堅いだろと考えたくもなるが、実は映画自体がまだ公開されていない。話題性だけでどこまで伸ばせるかが鍵である。



(当ブログの新譜予想は、オリコンの数字をそのまま文教堂のランキングに当てはめても辻褄が合うという仮定のもとで行っております。今回利用した文教堂のランキングデータは、4日2時00分時点のものです。)
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