オリコンシングルデイリーチャート火曜付では新譜が登場。野球をテーマにしたドラマ「ドリーム☆アゲイン」の主題歌となっているコブクロ「蒼く 優しく」が初日のデイリーチャートで初登場2位を記録した。コブクロの2位スタートは前作「蕾」の時と同じだが、指数は前作のスタート時を大幅に下回っている。
先の記事では述べなかった売上推移に関する予測を、この記事では追加でまとめていきたい。
コブクロの初日指数20210は、前作「蕾」の初日指数である29251を大幅に下回っている。前作初動の18.3万枚を下回るスタートになってしまったのは間違いないだろう。またNEWSとの首位争いはこれで2度目となるが、今回もNEWSには及ばない可能性が高まった。
初日の指数による売上推移予測は上で示したようにまとまった。最終的な到達予測は、初日の段階で12.5万枚となっている。確かに前作の初動よりは低い数字だが、それを抜きに考えると今までのコブクロにはなかったような売上ペースであることが分かる。明らかにベスト盤発売前のコブクロとは違う推移だろう。
ただ、この通りに推移が進むかどうかに関して2つ注意点がある。
1つは、コブクロの前作が3月21日発売だったことである。3月21日は「春分の日」であり祝日だったため売上が伸び、上のような火→水の横ばい推移になった可能性があるというわけだ。そのため今作では他のアーティストと同様に普通に下落していく可能性が高いと言う点がまず上げられるだろう。
もう1つは、前作では指数が金曜日に上がって土曜日に下がっているという点だ。これは、これまでの多くのアーティストの指数推移から考えれば極めて不自然なものである。また、この時1位だったNEWSも同様の推移を辿っていたため、この推移がこの時だけの特徴的なものだったとも考えられるだろう。
今作ではこれら2点のような推移を辿らないと考えれば、次のようになると見たい。水・木分は調整の結果相殺し、その上で木曜日には11000程度指数があるものとすれば、金曜日に上のグラフと同等の指数でもおかしくないことになるだろう。そして土曜日で10000、日曜日でドラマ効果で11500前後という流れになるならば、初動は大体13.7万枚にまで伸びることになる。
前作の推移の不自然な点を調整していくと、むしろ初動が伸びるのではないかという憶測が立つコブクロ。果たして今作の売上推移はどうなるのだろうか。
関連記事
・07/11/06(火)付デイリーチャート速報:NEWSのスタートは今年2番目の勢い!
・NEWS、初日の推定売上ペースは27万枚…好調の前作をさらに上回る!
蒼く 優しく (初回限定盤)(DVD付) | |
![]() | コブクロ 小渕健太郎 WARNER MUSIC JAPAN(WP)(M) 2007-11-07 売り上げランキング : 6 おすすめ平均 ![]() ![]() ![]() ![]() Amazonで詳しく見る |