オリコンシングルデイリーランキング5/1付では、注目の対決「指原莉乃 vs 乃木坂46」が開幕。初日を乃木坂46「おいでシャンプー」が大差で制し、指原莉乃「それでも好きだよ」は苦しい立場に追い込まれた。
初日の結果を振り返ると、乃木坂46の初日11.1万枚は、AKB48の絶対的エース・前田敦子のソロシングル「Flower」(初日10.2万枚)を上回る勢いである。初日はAKB48の誰が立ち向かったとしても、乃木坂46に勝てなかったのかもしれない。
■ 多くの人にとって予想外の結果か?
乃木坂46「おいでシャンプー」の初日売上枚数は11.1万枚で、指原莉乃「それでも好きだよ」の5.7万枚に対してほぼダブルスコアの大差をつけた。乃木坂46は前作「ぐるぐるカーテン」の初日8.5万枚を大きく上回る勢いとなっている。
Twitterなどでは「普通に指原圧勝かと思ってた」などと、この結果に対して驚きの反応を示すユーザが多かった。乃木坂46がここまでの勢いになると予想できて、かつダブルスコアの差がつくと予想できた者は少なかったようだ。
■ 乃木坂46の初日11.1万枚、実はAKB48の誰が立ち向かっても勝てない勢い
乃木坂46は、今作で初日11.1万枚という驚異的な数字を記録した。前作と比較して、実に2.6万枚もの成長である。
実はこの初日11.1万枚という数字は、過去のAKB48メンバーのソロデビューシングルの初日売上を上回るものである。具体的に見ていくと、前田敦子のソロデビューシングル「Flower」の初日売上10.2万枚、板野友美のソロデビューシングル「Dear J」の初日売上8.7万枚、渡辺麻友のソロデビューシングル「シンクロときめき」の初日売上5.0万枚は、いずれも乃木坂46の今作の初日売上を下回る。絶対的エースで、昨年の選抜総選挙で得票数第1位を獲得した前田敦子の数字でも、乃木坂46の今作の初日売上には及ばないのだ。
つまり、結果論ではあるが、昨年の選抜総選挙9位の指原莉乃が初日に乃木坂46に勝つ = (初日だけでも)前田敦子を超えるだけの勢いが必要だった、と結論づけられてしまう。
<参考データ> AKB48メンバーのソロシングル初日売上比較
102,483枚: 前田敦子 「Flower」 (デビュー作)
*86,681枚: 板野友美 「Dear J」 (デビュー作)
*56,879枚: 指原莉乃 「それでも好きだよ」 (デビュー作)
*50,874枚: 板野友美 「ふいに」
*50,145枚: 渡辺麻友 「シンクロときめき」 (デビュー作)
*37,038枚: 板野友美 「10年後の君へ」
※ 3位以内のみ
vs
111,222枚: 乃木坂46「おいでシャンプー」
■ このまま終わってしまうのか?
今回の「指原莉乃 vs 乃木坂46」の対決は、メディアでも大きく取り上げられ、注目度も高い。このまま火が消える可能性は小さく、指原莉乃と乃木坂46の両者ともに、追加で何か施策を仕掛けてきてもおかしくないだろう。
また、どちらともに劇場盤、キャラアニ盤の2次出荷等の要因で、週の途中に売上の急上昇が見られる可能性がある。これは過去にSKE48の作品に見られた現象であり、今回再現すれば、順位争いに大きな影響を与えるのは確実である。
果たしてこのまま乃木坂46が勝つのか、それとも指原莉乃が大逆転勝利を収めるのか? 今後の推移からも目が離せない。
[お詫び]
・3日、公式サイトの発表で、指原莉乃「それでも好きだよ」の劇場盤がオリコン集計対象外と判明しました。当サイトではこれまで、あたかも今回の劇場盤がオリコン集計対象であるかのような記述をしてきましたが、これらは事実と異なる内容でした。当サイトでは、各パッケージの収録曲数までは確認しておらず、「集計対象である」との思い込みで記事を書いておりました。関連記事を御覧の皆様に、深くお詫び申し上げます。
※ なお、指原莉乃のデビュー以前に取り扱ったAKB48・SKE48らの劇場盤、浜崎あゆみ・AAAらのmu-mo限定盤等の記述については、事実と相違ありません。
・ご報告とお詫び (From 指原莉乃オフィシャルサイト)
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