■ 「レコード大賞」後に知名度高まる
大原櫻子は、MUSH&Co.としてリリースした「明日も」や、映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」の劇中歌「ちっぽけな愛のうた」のヒットを受け、昨年の「日本レコード大賞」新人賞にノミネートされた。最優秀新人賞の受賞はならなかったが、「レコード大賞」放送後の楽曲への反応は上々で、「カノジョは嘘を愛しすぎてる」と関係のないソロ曲に対しても注目度が高まっていた。
■ 「レコード大賞」後の好反応に加え「高校サッカー」が後押し
今回の新曲「瞳」だが、実は発売直後の反応はいまいちであった。発売1週目の「オリジナルiTunes週間トップソング」では65位、2週目も57位と振るわなかった。
転機は前述の「レコード大賞」だった。大原櫻子自身だけでなく楽曲全体への注目度が高まると、先週のチャートで「瞳」は22位まで順位を上げてきた。
そして今週は、先週の月曜日に行われた「第93回全国高校サッカー選手権大会」決勝戦にて、今回の「瞳」を会場で披露する様子がテレビで流れ、放送後に大反響が起きた。瞬く間にチャートを浮上すると、そのまま週末まで上位をキープ。最新の「オリジナルiTunes週間トップソング」ではなんと5位まで浮上し、一気にブレイクとなった。
初週から辿って行くと、65位→57位→22位→5位と、着実に浮上していることが分かる。このまま勢いを保ち、ロングセラーとなり新たな花を咲かすことができるかどうかが、来週以降の注目点と言えそうだ。
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