今週のオリジナル「iTunes週間トップソング」を発表します。
最新のチャートでは、ナオト・インティライミの「Overflows~言葉にできなくて~」が初登場で1位を獲得した。今作はフジテレビ系のバラエティ番組「痛快TVスカッとジャパン」の1コーナー「胸キュンスカッと」のクライマックスシーンで使用され、発売前からTwitterを中心に大きな反響を集めていた。特に10代〜20代の若者を中心に大きな支持を獲得しているようで、ナオト・インティライミの楽曲としては「恋する季節」(2013年)以来の大ヒットが期待されている。今後のヒットの行方からも目が離せないだろう。
2位には、AAAの最新曲「Yell」が初登場した。こちらは6月から放送されている「進研ゼミプラス」CMソング “勝ちにいく夏篇” に起用され、大きな注目を集めている。配信限定でリリースされたことから、いつにも増して勢いが大きいようで、来週以降も上位キープが期待できそうである。
好調が続く平井堅「魔法って言っていいかな?」は今週も3位に入り、勢いが止まらない。先週、指数が10万ptを超え「グロテスク feat. 安室奈美恵」以来の高水準を記録しているが、どうやら「グロテスク」の記録を上回ることは間違いないようだ。
4位からは、アニメ「マクロスΔ」のボーカルアルバムに収録された楽曲が上位に次々と登場し、人気の大きさを見せつける結果となった。トップ10に初登場した「マクロスΔ」の楽曲は4作である。今週は「マクロスΔ」の複数の作品が高記録となったことにより、チャート全体の指数のレベルが上がっており、17位までが1万ptを超えた。
急上昇した作品は、先週の45位から大幅にランクアップしたFifth Harmonyの「Work from Home」と、同じく136位からの急上昇となったDREAMS COME TRUEの「あなたのように」である。Fifth Harmonyは、来日中に出演した「ミュージックステーション」の影響が大きかったと見られる。DREAMS COME TRUEは、アルバムの発売と、ドリカムの日である7/7を迎えたことで、大きな盛り上がりの中で浮上したと見られる。
ハイレベルな争いとなった最新の「オリジナルiTunes週間トップソング」1位〜50位の結果は以下の通りとなった。
<ルール、順位推移の記録について>
・iTunesのトップソングにおける、毎日0時台〜23時台の各時刻の順位を10分間隔で記録し、順位推移を基準に、独自指標である「指数」を算出する (各日の指数は「iTunesトップソング」速報記事にて20位まで掲載される)。当ランキングにて使用する指数は、前述の速報記事で使用する数値と同一であり、補正は発生しない。
・「指数」は音楽の売れ行きを示す独自の指標であり、DL数とは関係ない数値である。指数はiTunesトップソングの順位が高いほど大きく、ランクイン日数、順位の浮上度、インターネット上の言及度などによって変動する。月曜日から日曜日までの指数の合計を当週間ランキング「オリジナルiTunes週間トップソング」として発表する。週間ランキングと指数の詳細について「オリジナルiTunesトップソング紹介資料」に記載する。
・累積指数は2012/12/30以降の累積点である。
・アーティストとタイトルが完全一致する作品の指数を合算して発表する。
・当ランキングの順位は200位までを圏内として、当記事では50位までを公開する。200位未満の作品に順位はつかないが、指数をカウントし、累積指数に含む。
・1位〜25位
集計期間: 2016/07/04付 〜 2016/07/10付
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※ナオト・インティライミ「Overflows~言葉にできなくて~」は “胸キュンスカッとver.” と収録内容が同一のため、タイトルは異なりますが合算し発表いたします。