16/08/15付　オリジナルiTunes週間トップソング50

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今週のオリジナル「iTunes週間トップソング」を発表します。

最新のチャートで1位を獲得したのは、前週から好調が続くRADWIMPSの「前前前世 (movie ver.)」である。「前前前世」は新海誠監督のアニメーション長編映画「君の名は。」の主題歌に起用されたことをきっかけに大きな注目を集めており、近年のRADWIMPSの楽曲の中では最高のヒットを記録している。各日のトップソングでは、リオ五輪の開幕日に安室奈美恵「Hero」に追い抜かれるまで、初日から13日連続で1位を獲得しており、絶好調が続いている。映画の公開は8月末とまだ先であるため、売れ行きが大きく伸びるのはこれからとなる可能性が大であり、今後も引き続き要注目である。

2位には、NHKのリオ五輪放送テーマソングに起用されて注目を集める、安室奈美恵の「Hero」が浮上した。「Hero」はリオ五輪が開幕した8/6のトップソングで、RADWIMPSを追い抜いて1位を獲得しており、当チャートでも次週は登場3週目にして初の1位獲得への期待が高まっている。

3位は、back numberの新曲「黒い猫の歌」が獲得した。3位・指数3万pt超えの好成績はあるが、back numberとしてはこれまでのシングル曲に比べるとスロースタートと言えるようだ。今作は映画「ルドルフとイッパイアッテナ」の主題歌に起用されており、映画が公開された8/6以降の売れ行きにも要注目と言える。

4位には、「8×4」のCMで注目を集めているWANIMAの「ともに」がランクインした。当チャートにおける自己最高位記録を大幅に更新する好スタートで、自身最大のヒット曲誕生となっている。CMの影響で注目度が高く、次週以降も高ペースで推移する可能性があるようだ。

10位に初登場したのは、アニメ「ポケットモンスター」シリーズで主人公・サトシと旅を共にする “ピカチュウ” (CV: 大谷育江) が歌う、全世界初の “ピカチュウ語” による楽曲「ピカチュウのうた」である。8/4放送のアニメのエンディングテーマに起用されると同時に配信がスタートすると、瞬く間にトップソングの順位を上げ、週末のチャートの問い風の目となっていた。アニメの視聴者を中心に大きな支持を得ており、今夏、思わぬ規模での大ヒットを記録する可能性がありそうだ。

今週も発売週の若い作品がチャートの上位を占めた。最新の「オリジナルiTunes週間トップソング」1位〜50位までの結果は、以下の通りとなった。

<ルール、順位推移の記録について>
・iTunesのトップソングにおける、毎日0時台〜23時台の各時刻の順位を10分間隔で記録し、順位推移を基準に、独自指標である「指数」を算出する (各日の指数は「iTunesトップソング」速報記事にて20位まで掲載される)。当ランキングにて使用する指数は、前述の速報記事で使用する数値と同一であり、補正は発生しない。
・「指数」は音楽の売れ行きを示す独自の指標であり、DL数とは関係ない数値である。指数はiTunesトップソングの順位が高いほど大きく、ランクイン日数、順位の浮上度、インターネット上の言及度などによって変動する。月曜日から日曜日までの指数の合計を当週間ランキング「オリジナルiTunes週間トップソング」として発表する。週間ランキングと指数の詳細について「オリジナルiTunesトップソング紹介資料」に記載する。
・累積指数は2012/12/30以降の累積点である。
・アーティストとタイトルが完全一致する作品の指数を合算して発表する。
・当ランキングの順位は200位までを圏内として、当記事では50位までを公開する。200位未満の作品に順位はつかないが、指数をカウントし、累積指数に含む。

・1位〜25位

集計期間: 2016/08/01付 〜 2016/08/07付

26位〜50位　:　翌週　:　前週

26位〜50位　:　翌週　:　前週

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