16/10/03付　オリジナルiTunes週間トップソング50

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今週のオリジナル「iTunes週間トップソング」を発表します。

最新のチャートで1位を獲得したのは、先週に引き続き、RADWIMPSの「前前前世 (movie ver.)」である。「前前前世」の1位獲得は5週連続・通算7週目である。また、今週は再びRADWIMPSの「前前前世」「なんでもないや」「スパークル」「夢灯籠」の4曲がトップ4を独占した。これらの4曲は、新海誠監督の長編アニメーション映画「君の名は。」の主題歌に起用されており、「君の名は。」は動員・興行収入ともに絶好調。同映画の興行収入は、100億円を超え、今年の映画界のトップに君臨しそうなほどの大ヒットとなっている。この大ヒットが、RADWIMPSの4作品の好調を強力に後押ししており、RADWIMPSの好調は10月に入っても続きそうな状況となっている。楽曲の売れ行きも年に1度見られるか否かの凄まじい快進撃であり、次週以降も引き続き目が離せないと言える。

ONE OK ROCKの新曲「Taking Off」が、RADWIMPSの4作品に続いて5位にランクインした。ONE OK ROCKの今作は、小栗旬が主演する映画「ミュージアム」 (2016/11/12公開予定) の主題歌に起用されており、配信限定で全世界同時リリースされた作品である。先週に続き2週連続のトップ5入りと好調だ。

6位にはJYの「好きな人がいること」がランクイン。フジテレビ系月9ドラマの主題歌に起用されていた今作は、ドラマの最終回を迎えた9月末が売れ行きのピークとなるだろう。RADWIMPSの影に隠れる形となってしまっているが、指数15万pt超の記録は、なかなかのレベルである。

7位に登場したのは松田聖子の「薔薇のように咲いて 桜のように散って」である。今作はTBSテレビ系ドラマ「せいせいするほど、愛してる」主題歌に起用され、早くから話題を集めていた作品である。iTunesでは過去最高の勢いでスタートしており、今後のチャート推移からも目が離せないだろう。

リオパラリンピックが終わった影響で安室奈美恵「Hero」の順位が落ち始めたところに、宇多田ヒカルの「花束を君に」と「道」が順位を上げてきた。宇多田ヒカルの2作品の浮上は、翌週に発売されるアルバム「Fantôme」に対する注目度の高まりによるものであり、次週以降はさらに高記録が期待できるだろう。

<ルール、順位推移の記録について>
・iTunesのトップソングにおける、毎日0時台〜23時台の各時刻の順位を10分間隔で記録し、順位推移を基準に、独自指標である「指数」を算出する (各日の指数は「iTunesトップソング」速報記事にて20位まで掲載される)。当ランキングにて使用する指数は、前述の速報記事で使用する数値と同一であり、補正は発生しない。
・「指数」は音楽の売れ行きを示す独自の指標であり、DL数とは関係ない数値である。指数はiTunesトップソングの順位が高いほど大きく、ランクイン日数、順位の浮上度、インターネット上の言及度などによって変動する。月曜日から日曜日までの指数の合計を当週間ランキング「オリジナルiTunes週間トップソング」として発表する。週間ランキングと指数の詳細について「オリジナルiTunesトップソング紹介資料」に記載する。
・累積指数は2012/12/30以降の累積点である。
・アーティストとタイトルが完全一致する作品の指数を合算して発表する。
・当ランキングの順位は200位までを圏内として、当記事では50位までを公開する。200位未満の作品に順位はつかないが、指数をカウントし、累積指数に含む。

・1位〜25位

集計期間: 2016/09/19付 〜 2016/09/25付

26位〜50位　:　翌週　:　前週

26位〜50位　:　翌週　:　前週

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