16/11/07付　オリジナルiTunes週間トップソング50

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今週のオリジナル「iTunes週間トップソング」を発表します。

最新のチャートで1位を獲得したのは、先週までに引き続き、星野源の「恋」だった。「SUN」(2016年5月発売)以来、約1年5ヶ月ぶりに発売された今作は、星野源自身が出演するTBSテレビ系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」主題歌に起用されており、ドラマのエンディングで新垣結衣、星野源をはじめとするドラマの出演者が「恋」に合わせて踊る “恋ダンス” が、視聴者を中心に大きな話題となっている。そんな「恋」は今週で初登場から3週連続の1位獲得となり、勢いはとどまるところを知らない。発売直後の支持の大きさは「SUN」以上と見られることから、今後「SUN」を超える大ヒットへと発展する可能性があり、これから年末にかけての推移が非常に楽しみな存在と言えるだろう。

2位はRADWIMPSの「前前前世」で、指数は56万ptに達している。2016年度(2015/12〜)の作品でこれほどの水準に達している作品は、桐谷健太「海の声」だけであることを考えれば、今作が年間トップクラスの売れ行きになっていることは間違いないだろう。年間の代表作という立場になるとすれば、年末の音楽番組での扱いも気になってくる。

3位には西野カナの新曲「Dear Bride」が浮上した。6位→3位という推移は、西野カナの楽曲としてはスロースタートなものであるが、徐々に支持を拡大し、盛り上がりを見せている様子が分かる。いつも1位を突っ走る西野カナの推移は異なるチャートアクションとなったが、来週以降の推移にも期待できそうな状況となってきた。

下位では、アニメ「ユーリ!!! on ICE」の関連楽曲が支持を集め、少しずつ売れ行きを伸ばしている。10位に初登場した梅林太郎「Yuri on ICE」と、11位のDEAN FUJIOKA「History Maker」は、アニメの放送直後のタイミングで売上を伸ばすことが多く、次週以降も順位を下げず、推移を続ける可能性があるだろう。

その他の作品の結果も含めた、最新の「オリジナルiTunes週間トップソング」1位〜50位の結果は以下の通りとなった。

<ルール、順位推移の記録について>
・iTunesのトップソングにおける、毎日0時台〜23時台の各時刻の順位を10分間隔で記録し、順位推移を基準に、独自指標である「指数」を算出する (各日の指数は「iTunesトップソング」速報記事にて20位まで掲載される)。当ランキングにて使用する指数は、前述の速報記事で使用する数値と同一であり、補正は発生しない。
・「指数」は音楽の売れ行きを示す独自の指標であり、DL数とは関係ない数値である。指数はiTunesトップソングの順位が高いほど大きく、ランクイン日数、順位の浮上度、インターネット上の言及度などによって変動する。月曜日から日曜日までの指数の合計を当週間ランキング「オリジナルiTunes週間トップソング」として発表する。週間ランキングと指数の詳細について「オリジナルiTunesトップソング紹介資料」に記載する。
・累積指数は2012/12/30以降の累積点である。
・アーティストとタイトルが完全一致する作品の指数を合算して発表する。
・当ランキングの順位は200位までを圏内として、当記事では50位までを公開する。200位未満の作品に順位はつかないが、指数をカウントし、累積指数に含む。

・1位〜25位

集計期間: 2016/10/24付 〜 2016/10/30付

26位〜50位　:　翌週　:　前週

26位〜50位　:　翌週　:　前週

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