17/12/25付　オリジナルiTunes週間トップソング50

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今週のオリジナル「iTunes週間トップソング」を発表します。

最新の週間トップソングで1位を獲得したのは、登場2週目の宇多田ヒカル「あなた」であり、先週の初登場から2週連続の1位獲得となった。「あなた」は、映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」主題歌、ソニー「ノイキャン・ワイヤレス」CMソングに起用されていることから、Wタイアップ効果により大きな注目を集めており、今後、ヒットが長期化する可能性が考えられる。「大空で抱きしめて」「Forevermore」に続き、今年3作目となるヒット作の誕生と言えるだろう。なお、指数は2週目も6万ptを超える高動向となり、累積では早くも10万ptを突破した。

2位には、スピッツの「楓」が先週の12位から10ランクアップし、当チャートでは初のトップ10入りを記録した。「楓」は、1998年に発表された楽曲であるが、12月に女優・上白石萌歌が「キリン 午後の紅茶」CMでカバー曲を披露したことに対する反響から、オリジナル曲である今作の売れ行きが爆発的に伸びていた。過去にヒットした楽曲であるが、特に10代でオリジナル曲を知らない層から、巨大な支持を獲得している様子も覗える。

3位には、韓国の女性ボーカルグループ・TWICEの「Heart Shaker」が初登場した。 全韓国語詞による楽曲で、韓国で発売されたアルバム「Merry&Happy」に収録されている楽曲である。当チャートにおける高順位は、TWICEに対する支持の大きさが少なくとも並のものではないことを裏付けている。

4位には、Little Glee Monsterの「Jupiter」がランクイン。先週の2位から2ランクダウンであるが、引き続き好調だ。TBS日曜劇場「陸王」劇中歌に起用されている影響で注目度が大きく、Little Glee Monsterにとって過去最大のヒット曲となるのは間違いない。

5位には、WANIMAの「ヒューマン」が先週の29位から24ランクアップで返り咲いた。集計期間中の12/13に出演した「FNS歌謡祭」における披露への反響から、売れ行きが拡大していた。同じく「FNS歌謡祭」で披露された「ともに」も、先週の42位から15位へと順位を上げている。

6位には、DAOKO×米津玄師の「打上花火」がランクイン。登場19週目となった今週も高順位となっており、指数が60万ptに近づいている。指数はWANIMA「やってみよう」に続く高記録となっている。

7位には、A応Pの「君氏危うくも近うよれ」が初登場した。「君氏危うくも近うよれ」は、アニメ「おそ松さん」のOPテーマに起用されており、以前と変わらぬ「おそ松さん」人気の大きさを証明する結果と言えるだろう。

8位には、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEの「J.S.B. HAPPINESS」がランクイン。登場3週目の「J.S.B. HAPPINESS」は、先週の9位から1ランクアップと再び順位を上げてきている。順位上昇には、江崎グリコ「ポッキー」CMソングに起用されていることと、CDシングルの発売の影響で注目度が上がったことが起因しているようだ。

9位には、椎名林檎の「人生は夢だらけ」がランクイン。2016年に高畑充希に提供したかんぽ生命「人生は、夢だらけ。」のCMソングとして書き下ろした楽曲のセルフカバーであり、引き続き大きな注目を集めている。

そして10位には、back numberの「クリスマスソング」が先週の20位から10ランクアップして返り咲いた。今年の1/9付以来のトップ10返り咲きである。2017年も、クリスマスが近づくと再び売れ行きを伸ばし、これで3年連続でクリスマスシーズンにヒットを記録している。毎年CDシングルチャートを浮上することで知られる山下達郎の「クリスマス・イブ」のような推移となっており、クリスマスソングの新定番として定着しているのは間違いない。

その他の作品の結果も含めた、最新の「オリジナルiTunes週間トップソング」1位〜50位の結果は、以下の通りとなった。

<ルール、順位推移の記録について>
・iTunesのトップソングにおける、毎日0時台〜23時台の各時刻の順位を10分間隔で記録し、順位推移を基準に、独自指標である「指数」を算出する (各日の指数は「iTunesトップソング」速報記事にて20位まで掲載される)。当ランキングにて使用する指数は、前述の速報記事で使用する数値と同一であり、補正は発生しない。
・「指数」は音楽の売れ行きを示す独自の指標であり、DL数とは関係ない数値である。指数はiTunesトップソングの順位が高いほど大きく、ランクイン日数、順位の浮上度、インターネット上の言及度などによって変動する。月曜日から日曜日までの指数の合計を当週間ランキング「オリジナルiTunes週間トップソング」として発表する。週間ランキングと指数の詳細について「オリジナルiTunesトップソング紹介資料」に記載する。
・累積指数は2012/12/30以降の累積点である。
・アーティストとタイトルが完全一致する作品の指数を合算して発表する。
・当ランキングの順位は200位までを圏内として、当記事では50位までを公開する。200位未満の作品に順位はつかないが、指数をカウントし、累積指数に含む。

・1位〜25位

集計期間: 2017/12/11付 〜 2017/12/17付

26位〜50位　:　翌週　:　前週

26位〜50位　:　翌週　:　前週

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