オリコン週間アルバムチャートでは、コブクロのベストアルバム「ALL SINGLES BEST」が週間で1位となった。これで発売週以来3週連続の首位獲得となり、売り上げもついにミリオンの大台に乗った。その累積売り上げは今週までで110.8万枚。
先月27日(水)に発売された、コブクロ初のベストアルバム『ALL SINGLES BEST』が3週目でミリオンを突破(累積売上110.8万枚/週間売上25.0万枚)。コブクロのミリオン突破は初で、今年発売のアルバムとしては、3月の倖田來未『BEST~second session~』、4月のDef Tech『Catch The Wave』に次いで3作目の突破となった。
以下に記しますが、今年の年間アルバムチャート集計期間においてコブクロのアルバムはこれで2作が暫定年間トップ10入り。順位で言えば、先週までで86.5万枚を売り上げていた自身のオリジナルアルバム「NAMELESS WORLD」の8位を抜くと共に、一気に暫定年間5位となっている。
【先週までの暫定年間アルバムチャートトップ5】
1位…平井堅「Complete Single Collection ’95-’05 歌バカ」206.5万枚
2位…倖田來未「BEST~second session~」175.5万枚
3位…Def Tech「Catch The Wave」121.3万枚
4位…B’z「B’z The Best “PleasureⅡ”」119.1万枚
5位…中島美嘉「BEST」109.8万枚
01年当時、「YELL~エール~/Bell」でデビューした後のコブクロの肩書きは「一発屋」だった。それ以降のシングルは週間トップ10から遠ざかり、累積売り上げも平凡な物に終わっていたためだ。
そんなコブクロが再び化けたのは04年10月の「永遠にともに/Million Films」で、久々に週間トップ10入りし、累積売り上げも10万枚を超えた。それを機にコブクロの認知度は再び上昇。「ここにしか咲かない花」「桜」がデビューシングルを大きく超える売り上げをマークした。
今回のベスト盤にはそんなコブクロのシングル曲がぎゅっと詰め込まれている。5年間の集大成を知る上で持っていて損のない一枚となっているのは間違いない。売り上げペース的には今後累積売上が150万枚に届く可能性が濃厚であり、そこからさらに伸びていく可能性も十分だろう。
アルバムチャートの年間首位争いが下半期後半に来て大きく動き始めているのは間違いない。今後の動向には大いに期待したいところ。
ALL SINGLES BEST (通常盤) | |
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