来週のオリコンチャート展望・アルバムは安定KinKiと落ち目CHEMISTRYの大激戦?

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オリコンチャートの来週の波乱はアルバムチャートから?

1位の最有力候補はもちろんKinKi Kidsの新作「H album」、自分も非常に強い期待をしています。今までのKinKiのアルバムを全て所有していますので、今作もフラゲ日にゲットしに行く予定です。(男の癖に結構ファン気があります。)

しかし売り上げの話になると、KinKiのアルバムはそれほど売れているとはいえない。シングルと違い、初動に爆発的なパワーがなく、2002年には浜崎あゆみにアルバムチャートで1位を獲られるという痛い汚点を残し、キンキのアルバム(シングルカラオケコレクション除く)として初めて2位という数字をつけた。
一方シングルは傷一つなく初登場で全て1位を獲得している。
キンキの場合、シングルの初動のほうがアルバムの初動より高いという特異な現象が起きており、ファンがシングル1位にこだわっているということがその直接的な原因と思われます。

そのKinKiの1位を阻止できるかに注目が集まるのは、最近シングルの売り上げが(ガンダム抜きだと)激減中のCHEMISTRY。彼らの1年9ヶ月ぶりのオリジナルアルバム「fo(u)r」ですが、1月の「Hot Chemistry」の売り上げを見ていても、初動104,856枚と決して高くはないです。しかしこれはオリジナルアルバムではなく、最近落ち目のケミがオリアルでどこまで数字を出してくるかが未知数なため、予想がしづらいのが本音です。
(「One×One」の初動は325,651枚)


このアルバムにはガンダムの主題歌となった曲も収録されていますが、それだけ目当てなら先日発売のガンダムコンプリートベストを買った方がアニメを見ていた人にとってはよっぽどお得であり、今回のこのアルバムにガンダムタイアップ効果はほとんど期待できない。

しかしその点ではキンキもオリアルは2年振りであり、前作の初動は242,826枚。2年前両者が顔を合わせたならば確実にCHEMISTRYが勝利していたはずです。
が、現在は状況が違います。
シングルの売り上げもファンの数もほとんど2年前と変わらず維持しているKinKiに比べ、ケミは一気に人気も売り上げも急降下しました。オリアル対決で今両者が勝負したら、おそらくKinKiが辛勝~10万枚差で勝利くらいでしょうか。

しかしこの週はRIP SLYMEのILMARI・RYO-ZとVERVALが参加しているTERIYAKI BOYSが伏兵となり、チャートを大波乱の渦に巻き込む可能性もあります。

予想
1位 KinKi Kids 「H album」 18万枚
2位 CHEMISTRY 「fo(u)r」 13万枚
もしくは TERIYAKI BOYS「BEEF or CHICKEN」 13万枚

キンキもオリアルの売り上げは前作より大きく減らしてしまうはず。


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