まず曲調がとても切ないもの。心をしんみりとさせるバラードと呼ぶべきでしょうか。哀愁、物悲しさ、寂しさなどを感じます。曲中の主人公が孤独で、いつどこで逢えるとも限らない恋人を待ち焦がれるという歌のように思えました。
しかし歌詞が本当に切ないものです。
かざぐるまは風が吹くから回るわけですが、詞には「君がまわるため」とあります。どういう意味かずっと考えていたのですが、風というものを「今自分の前にいない君」に置き換えているのかな…と思いました。
そう考えるとこの歌はかなりしんみりと来てしまいます。歌詞を味わう事でこの曲への感情移入の幅は広がるはずです。
「ただとおりすぎただけ
君がまわるため
どこ吹いた風でした くるり かざぐるま」
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