07/03/05付：オリコン週間シングルチャート推定指数推移

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07/03/05付オリコン週間シングルチャートの指数推移を独自に推測し、補正係数などに関するまとめを行います。

当サイトの1年間の予測の集大成として、暫定順位コーナーでも使用している「仮指数」による指数予測をデイリー単位ごとの指数でまとめ、補正係数などを算出するまとめ記事である。指数が公開されて以降の上位の新譜の推移をまとめることで、今後の予測の参考にもなるだろう。
2007年の売上考察のまとめの第1弾は07/03/05付シングルチャート。この週の水曜付分から指数の公開が始まったのであった。

(お知らせ)
この記事は07/09/18～19の管理人不在に伴う
通常更新に代わる代替記事です。

・推定指数計は当サイトの推測です。
・この週は月、火を除くデイリー3位内の指数がオリコンの正式な数字です。それ以外はすべて当サイトの独自推測であり、オリコンの正式な数字ではありませんのでご注意ください。

・トップ3の結果
「花より男子2」タイアップを引っ下げて登場した嵐が、2位以下に圧倒的な大差をつけて週間首位を獲得した。

1位…嵐「Love so sweet」

嵐は初日は高かったものの、金曜付までは下降の一途だった。ところが土曜付ではMステ効果に加えドラマ放映翌日効果で指数が大幅に回復し、そのままの勢いで初動は20万枚を突破した。

2位…秋川雅史「千の風になって」

既にピークは過ぎたと思われた秋川雅史だったが、月曜日にあったNHKの「千の風」特集によりなんと火曜付から指数が回復。水曜付に7000台となりこの週のピークを迎えるというやや風変りな推移となった。

3位…大塚愛「CHU-LIP」

大塚愛は初日の指数が9000台。水曜付では7334と高い水準を保ったが、翌日には早くも秋川雅史に逆転を許した。初動は5.5万枚となり不本意な成績に終わっている。

・20位内の新譜の結果
(デイリーで50位内に登場し続けたもののみ)

4位…中島美嘉「見えない星」

水・木曜付の下落幅が意外と少ないのは、ドラマ「ハケンの品格」主題歌の効果である。

5位…℃-ute「桜チラリ」

2日目には既に大暴落、3日目には初日の6分の1以下、最終日には初日の10分の1以下である。

6位…GARNET CROW「風とRAINBOW／この手を伸ばせば」

週末には特に何の効果もなく、休日に微増して何とかキープというところ。しかしガネクロの降下は意外と緩やかなものであった。

8位…Ken Yokoyama「Not Fooling Anyone」

デイリー順位では非常に安定した推移を保った。一つ意外だったのが土曜付の指数であり、順位キープにもかかわらず僅か30増に留まっている。

9位…キョン(杉田智和)「涼宮ハルヒの憂鬱 キャラクターソング Vol.9 キョン」

これが「アニメイト効果」である。デイリーで週末50位圏外に消えそうなくらいにまで降下し、指数も大暴落…それでもトップ10入りしてしまうのである。補正係数はなんと4.27であった。

10位…クレイジーケンバンド「てんやわんやですよ」

補正係数はやや高めの1.77。ドラマ効果で水曜日の指数降下がほとんど見られないのが特徴的であるが、週末の降下は早かった。

11位…古泉一樹(小野大輔)「涼宮ハルヒの憂鬱 キャラクターソング Vol.8 古泉一樹」

こちらはキョンほどではないもののアニメイト効果により補正係数が4.19と大暴騰している。2日目には指数が半減以下、最終日には45位まで落ちながら週間では11位にランクインした。

12位…SOUL’d OUT「GROWN KIDZ／VOODOO KINGDOM」

なんと水曜付で一度指数上昇を見せた。しかしSOUL’d OUTの推移の特徴でもあるのだが、週末を持たずに金曜付から売上効果か始まってそのまま降下の一途となった。

20位…SUEMITSU ＆ THE SUEMITH「Allegro Cantabile」

アニメ「のだめカンタービレ」の主題歌。そのせいなのかアニメイト効果によるものと思われる高めの補正がつく結果となった。