07/03/12付：オリコン週間シングルチャート推定指数推移

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07/03/12付オリコン週間シングルチャートの指数推移を独自に推測し、補正係数などに関するまとめを行います。

当サイトの1年間の予測の集大成として、暫定順位コーナーでも使用している「仮指数」による指数予測をデイリー単位ごとの指数でまとめ、補正係数などを算出するまとめ記事である。指数が公開されて以降の上位の新譜の推移をまとめることで、今後の予測の参考にもなるだろう。
2007年の売上考察のまとめの第2弾は07/03/12付シングルチャート。アニメイト効果はなんとあの作品にも発動していた。

(お知らせ)
この記事は07/09/18～19の管理人不在に伴う
通常更新に代わる代替記事です。


・推定指数計は当サイトの推測です。
・デイリー3位内の指数がオリコンの正式な数字です。それ以外はすべて当サイトの独自推測であり、オリコンの正式な数字ではありませんのでご注意ください。

・トップ3の結果
嵐と同じく「花より男子2」タイアップを引っ下げて登場した宇多田ヒカルが、27.1万枚を売り上げた。

1位…宇多田ヒカル「Flavor Of Life」

初日は嵐以下の指数だったため、20万枚弱かという見方が大半を占めた。ところが2日目も指数が30000台、さらにはただでさえ売れ行きが物凄かったため土日を待たずにMステ効果が発動し、土日では指数が再び20000台に乗った。初動はなんと27.1万枚となった。

2位…絢香×コブクロ「WINDING ROAD」

土曜日に嵐に敗れる以外はほぼ完璧な推移。宇多田の最近の戦績から、首位獲得が濃厚と言われていたが前週の嵐の推移で様相が一変、蓋をあければ宇多田に大差をつけられた。

3位…嵐「Love so sweet」

月曜付では秋川雅史にデイリー首位の座を明け渡し、火曜付は6位となったためいつも通り失速かと思われたが、水曜付では早くも3位に浮上。さらに指数7775は月曜付の2倍以上ということで、2週目にもかかわらず売上が伸びているという結論が導かれ、ここで初めて品切れ説が一斉に唱えられた。

・20位内の新譜の結果
(デイリーで50位内に登場し続けたもののみ)

5位…平井堅「君の好きなとこ」

従来、水曜日になってから売上が伸びる「発売日型」と呼ばれていた平井堅だが、この推移で実はそれほどでもないことが判明している。
日曜付ではドラマ「演歌の女王」放映翌日効果が働き売上UPとなった。

6位…mihimaru GT「かけがえのない詩」

発売日の瞬発力は指数で4000に届かないもの。やはりアップテンポ曲でないミヒマルは出だしから何かが違うようだ。ただ週末には一気に売上を伸ばし、初動は2.5万枚に達した。

8位…SunSet Swish「モザイクカケラ」

従来声優歌手やキャラソンにしか見られないとされていたアニメイト効果の定義が覆る結果である。アニメ「コードギアス」主題歌となったSunSet Swishの補正係数はなんと2.45。さすがにハルヒキャラソンには劣るが、かなり高いものである。
発売当時は全くといって良いほど騒がれなかったが、実はデイリーで週間と同じ8位になったのはわずか1回。推移から見てもアニメイト効果が発動したのは明らかだった。

9位…HAWAIIAN6「Days」

指数計ではSunSet Swishを上回ったが週間では敗れた。
土日を待たずして金曜付から指数の上昇が始まり、土日には水曜付指数と同等かそれ以上の推移を見せている。

13位…Angelo「WINTER MOON」

V系ショップ補正が発動し週間で売上を伸ばした。補正係数は2.10となった。
補正がない場合、水曜付で大暴落後、週末までには指数300台にまで低下する。

14位…Crystal Kay「こんなに近くで」

今週の新譜は高補正のオンパレードである。2日12位になって、3日目から大半が15位以下では、推移的にも旧作以下となり14位にはなれない。
実はクリケイのこの作品もアニメ「のだめカンタービレ」タイアップ。これによりアニメイト効果が発動して補正が高くついたと考えるのが自然だろう。

18位…SunMin「Love You./The Rose」

初日指数は1000ギリギリ。その後金曜付までの下降は3分の1以下で持ちこたえ、週末に約2倍増。木金の下落をカバーして週間トップ20入りを果たした。