09/07/15(水)付オリコン週間暫定順位:4位争い、数々の特殊条件が売上を左右か?

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悪魔な恋/NYC【初回限定盤A】7月15日(水曜日)付までのオリコンシングルデイリーチャートで発表された推定売上により、当サイトが独自にオリコンシングル週間チャートの暫定順位をまとめていきます

2位争いが入れ替わり、ヘキサゴンがリードする展開となった。また、非常に難解な4位以下の並びも見どころである。場合によっては、レミオロメンの売上が4万枚を超える可能性も…。


今週のルール
・月曜を初日、同週の日曜を最終日とし、その間デイリーで20位までに入った作品のみがこのランキングに登場できる。急落した作品などは除外される場合がある。
・1~3位までは売上通りにポイント配分、4位以下は当サイトが独自に数字を決定して配分。
・過去の配分に対しても、最新の結果を踏まえ、微調整が入ることがある。
→修正内容に関しては、「本日修正」欄に矢印で記す。(↑:上方、↓:下方)
・売上が同じものは、デイリー順位で同率だった作品。
・登場作品がデイリー51位以下に落ちた場合は、基本は前日比10.5%減で仮計算。ただし特別な事情による増加などが想定される場合は、この限りではない。
・4位以下の売上は、割合計算による算出の都合上、小数点以下が存在する。小数点以下四捨五入が表中の数字であり、週途中で修正が一切入らなかった場合でも、小数点以下の影響で、各日の売上(整数部分)の合計は最新の推定累積と一致しない場合がある。
・週間推定は、推定累積×新係数。基本の係数は1.01。それ以外のものは過去の分析結果に基づいている。
・「仮」マークの作品は、期間内にデイリー51位以下となった作品

前日比 アーティスト 推定
累積

係数
週間
推定
本日
修正
1 1 中山優馬
w/B.I.Shadow
44879 107865 1.02 110022
2 3 ヘキサゴン
オールスターズ
16174 38556 1.02 39327
3 2 コブクロ 15097 38236 1.02 39001
4 4 レミオロメン 8454 25912 1.01 26171
5 5 BREAKERZ 6658 23243 1.01 23475
6 6 いきものがかり 6525 15149 1.01 15300
7 7 スガシカオ 3876 9975 1.01 10074
8 8 中川翔子 3915 9709 1.03 10000
9 9 東方神起 1447 6462 1.01 6527
10 10 倖田來未 1624 6069 1.01 6130
11 11 テゴマス 1641 5735 1.01 5792
12 12 嵐(Everything) 1462 5498 1.01 5553
13 13 10-FEET 1860 4526 1.01 4571
14 15 清水翔太 1823 3748 1.01 3786
15 14 絢香 895 3325 1.01 3358
16 16 秋元順子(黄昏) 670 2413 1.10 2654
17 17 遊助 677 2405 1.01 2429
18 18 矢島美容室 637 2270 1.01 2293
19 20 MM学園 合唱部 983 2183 1.02 2227
20 DA PUMP 904 2045 1.01 2065
ヒルクライム 752 1685 1.01 1702
ORANGE RANGE 392 1661 1.01 1678
flumpool 465 1612 1.01 1628
橋本ひろし 1013 1533 1.02 1563
BIGBANG(ガラガラ) 388 1379 1.01 1393
JASMINE 400 1314 1.01 1327
嵐(明日の記憶) 355 1225 1.01 1237
KREVA 292 1176 1.01 1188
谷村奈南 301 1098 1.01 1109
HAN-KUN 301 1051 1.01 1062
AKB48 227 1032 1.01 1042
mihmaru GT 201 985 1.01 995
℃-ute 130 784 1.01 792
YUI 209 702 1.01 709

・2位争い、ヘキサゴンがリード
 デイリーで2位に浮上したヘキサゴンが、暫定でもコブクロを逆転。週間2位争いで優位に立ったものと見られる。

・4位争い、レミオロメンは普通の推移をしていない可能性大
 昨日も述べたように、レミオロメンの今作には「ZeppTour 一般券売なしのプレミアムライブへ 特別PASSでご招待」という、ライブ特典が存在している。そのため、初日の売上がこの効果により高騰して、いつもとは違う売上下落推移となっている可能性がある。表中予測の通り、初日に爆発的に売上が伸びていれば、初動売上は3万枚後半に達し、さらに4万枚が狙えてもおかしくない。
 過去には、昨年の秋に週間1位を獲得したDREAMS COME TRUE「連れてって 連れてって」の例がある。上記とよく似た特典の影響のためか、売上推移が大きく変化していた。ドリカムの作品は、本来水曜付であまり売上を落とさない(むしろ上げたこともあるくらい)だが、この時は水曜付で半減している。
その他、08/11/24付オリコン週間シングルチャートを詳細分析!

・BREAKERZも大幅増の可能性あり
 BREAKERZは、前作に引き続きコナンタイアップ+FC限定盤込4種リリース。FC限定盤の売上が初日に一斉加算され、今日は急落している可能性が高い状況だ。前作ではその様子をオリコンの公式発表で拝むことができたが、今回は推測するしかない。
 BREAKERZの今作は、前作と同じく特典が多種多様に存在している。その前作にはなかった特典が、「抽選で50名様にメンバーからの暑中見舞い生電話がかかってくる」というもの。CDに付属している案内を見て応募するとのことだ。この生電話特典は、かなり前からニュースサイトなどで煽られており、それなりの売上アップの効果をもたらしている可能性がある。
 「急落の可能性が高い2日目」「生電話特典」という要素によって、初日に売上が偏り、なおかつ前作よりも高いペースだとすれば、こちらも売上が3万枚台に乗る可能性がある。

・上の2つの条件が満たされれば、いきものがかりの大幅減は回避だが…
 いきものがかりは、2日連続でレミオロメンとBREAKERZに敗れてしまっており、4位争いでは後退している。昨日も述べたように、前作から大きく売上を減らす可能性の方が考えやすい。しかし、タイアップの「NARUTO」で昨年躍進を遂げた過去があることから、あまり大きな売上減は現実的ではない。
 もしもレミオロメンとBREAKERZが大幅に売上を伸ばしていれば、2日連続でその2者に負けたいきものがかりも、売上がそれほど減っていない可能性がある。つまり、上で述べたレミオロメンらの条件が満たされている時、いきものがかりの大幅減は回避されると言えそうだ。しかし、売上減は回避されても、この時点で4位争いで敗れることが確定的となる。

 逆にBREAKERZの水準も下落も前作に忠実な場合、いきものがかりの2日目売上は高くても約4000枚となる。この時のいきものがかりの初動到達予測は約1.7万枚となり、前作から半分近くまで落ちる。


最新のデイリー考察
09/07/15(水)付デイリーチャート速報: 中山優馬 w/B.I.Shadowが10万枚突破、2位争いはヘキサゴンがリード!

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2 Responses

  1. ふっきー より:

    コブクロは先行シングルという性質が否めないですね。アルバムへの影響はそんなに心配ないかと(ミリオンは少し不安ですが)。
    レミオロメンはシングルのA面が久しぶりにポップ調なんです(両A面でも2番目に名前が来ていた)。特典やベストでのファン獲得、タイアップ等を踏まえた上で、従来のファンも少なからず動いたはずです。

  2. さしぶ より:

    いきものがかりは新曲を出すの早すぎ・・・。
    もう少しブランクをとってもよかったのでは?
    2位争いはコブクロを応援してます。
    ただ、アルバムのミリオン突破は無理でしょう。70万枚売れたら十分だと思います。
    中山優馬はもう10万枚突破ですか。
    嵐やらKAT-TUNやらと同じように、リリースすれば必ず年間トップ30入りするようなアーティストになるのでしょうか。今後が気になりますね・・・。