2011年度のAKB48関連作の総売上は1161.0万枚!AKB48の売上枚数が2009年度の12倍に急成長

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【多売特典生写真無し】フライングゲット(Type-A)(生写真1種ランダム封入)(通常盤)2011年度のオリコンシングルランキングでは、AKB48が総売上734.6万枚を記録して堂々のアーティスト別1位を獲得した。

AKB48の急成長ぶりは、オリコンの売上数の伸びにはっきりと表れている。2009年度の時点では、年間総売上は59.2万枚しかなかった。2011年度はその10倍以上の規模に膨れ上がっている。



■ 直近3年間で12.4倍の急成長
   AKB48の売上規模は、この3年間で12倍以上に膨れ上がっている。

   2009年度は、初のシングル週間1位を獲得した「RIVER」などのヒット曲がリリースされたものの、総売上は59.2万枚であった。

   翌2010年は、第1弾シングル「桜の栞」だけで前年の総売上の半数以上を売り上げてしまい、続く「ポニーテールとシュシュ」「ヘビーローテーション」「Beginner」「チャンスの順番」で立て続けに初動50万枚超えのヒットを叩き出したことで、総売上を355.0万枚まで伸ばした。この数字は、2009年の約6倍である。

   そして2011年は、開幕シングル「桜の木になろう」でいきなりミリオンセラーを達成し、続く「Everyday、カチューシャ」でオリコンの歴代初動売上1位の記録を更新し、「フライングゲット」「風は吹いている」「上からマリコ」も初動ミリオンを達成する勢いとなり、総売上を734.6万枚とした。2009年と比較すると、約12.4倍の急成長である。

■ 姉妹・派生ユニットも強かった
   2011年度は、姉妹ユニットのSKE48も大躍進。同じく姉妹ユニットのNMB48は、AKB48・SKE48のデビュー時を遥かに上回る勢いで、デビュー作からオリコン週間1位を獲得した。
   さらに、Not yet、フレンチ・キスなどのAKB48の派生ユニットや、ソロの楽曲も立て続けにヒットを飛ばした。

   2011年度のAKB48の関連作の総売上は、なんと1161.0万枚に達する。2011年度のシングルの総売上枚数が3964.4万枚であるため、実に3割がAKB48の関連作の売上枚数である。シングル市場のAKB48ファミリーへの依存度の高さがお分かり頂けるはずだ。

(参考) AKB48ファミリーの2011年度アーティスト別総売上
734.6    AKB48
120.7    SKE48
*64.8    Not yet
*57.3    NMB48
*39.5    フレンチ・キス
*33.9    板野友美
*32.5    渡り廊下走り隊7
*23.4    ノースリーブス
*21.0    前田敦子
*16.1    SDN48
*15.6    DiVA
**1.5    チームドラゴン from AKB48
(単位: 万枚)

■ 今年もさらなる成長となるか?
   AKB48は、総合プロデューサーの秋元康を中心に、次々と新しい企画を立案し、実現に移している。ファンを飽きさせないような新しい試みが、近年のシングル売上の躍進に繋がっているのは言うまでもないだろう。
   今年も、昨年までになかった試みとして、AKB48の渡辺麻友・SKE48の秦佐和子らによる「声優選抜」によるアニメの制作が決まっている。これ以外にも、今年も多くの「サプライズ」を起こす可能性があるだろう。

■ SKE48は今週が2012年開幕戦
   本日は、SKE48のニューシングル「片想いFinally」がオリコンデイリーランキングに登場予定である。昨年末からメディアで話題を集め、年頭の「CDTV」などの音楽番組でも披露された作品だ。AKB48関連の今年の勢いを占うためにも、その売上動向から目が離せない。

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