最新の音楽シーンは、ディズニー映画「アナと雪の女王」関連作品のヒットにより、大きな盛り上がりを見せている。
3/14に映画が公開されると、同映画の関連作品が次々とチャート上位入りを果たした。iTunesトップソングではチャートの1位～3位を独占。さらに、トップ20中8作を「アナと雪の女王」の関連作品が占める、異例の事態となっている。CDチャートだけを見ていると分からないが、今の音楽シーンにおいて「アナと雪の女王」は間違いなく話題の中心である。
■ チャートのトップ3を独占
3/29のiTunesトップソングでは、1位に松たか子が歌う「レット・イット・ゴー~ありのままで~(日本語歌)」、2位にイディナ・メンゼルの「レット・イット・ゴー」、3位に神田沙也加, 松たか子「生まれてはじめて(日本語歌)」が入り、チャート1位・2位・3位を「アナと雪の女王」の関連作品が占めた。近年の映画・ドラマ・アニメ等の楽曲を振り返っても、トップ3独占は例がない。「アナと雪の女王」の快挙は、異例中の異例と言えるのだ。
■ トップ20まで見渡しても凄い！「アナと雪の女王」のブレイクぶり
「アナと雪の女王」のヒットはこれだけにとどまらない。トップ20まで見渡すと、なんと20作中8作が「アナと雪の女王」に関連した作品である。しかも、この同時トップ20入りは1日や2日のものではない。3/19あたりから、常に複数の「アナと雪の女王」の関連作品がチャートに名を連ね、日に日にその数を増やしているのである。メディアに多く取り上げられているからという理由はもちろんあるが、ここまで多くの作品を同時にトップ20に送り込むタイアップはそうそうない。メディア露出が多いという前提であっても、トップ20中8作を占める現象は快挙に値すると言えるだろう。
3/29のiTunesトップソング20に入った「アナと雪の女王」関連8作品
*1位…松たか子 「レット・イット・ゴー~ありのままで~(日本語歌)」
*2位…イディナ・メンゼル 「レット・イット・ゴー」
*3位…神田沙也加, 松たか子 「生まれてはじめて(日本語歌)」
*6位…May J. 「レット・イット・ゴー～ありのままで～(エンドソング)」
11位…May J. 「Let It Go ～ありのままで～ [Heartful ver.]」
13位…May J. 「レット・イット・ゴー~ありのままで~(日本語歌)」
14位…神田沙也加, 稲葉菜月, 諸星すみれ 「雪だるまつくろう(日本語歌)」
18位…デミ・ロヴァート 「Let It Go」
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