「第三次安元大事件」はiTunesアニメカテゴリ圏外→49位と小規模に終わる

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1月11日にNHK-FMで放送された「今日は一日“イケボ”三昧」で、声優・安元洋貴によるカバーバージョンの「ゆりゆららららゆるゆり大事件」(安元大事件) が、「三昧」シリーズの番組としては約1年2ヶ月ぶりにOAされた。通称 “第三次安元大事件” の勃発である。”第三次安元大事件” では、過去2度の例に漏れない安元版「ゆりゆららららゆるゆり大事件」のiTunesトップソングの急上昇が期待されたが、今回はアニメカテゴリで49位まで上がるにとどまり、総合では200位圏外という結果であった。過去2度のような大規模な祭りとはならなかったようだ。

過去に2度、NHK-FMで1日中同ジャンルの音楽を流し続ける「三昧」シリーズの番組において、安元版「ゆりゆららららゆるゆり大事件」がOAされ、OA後にiTunesトップソングを駆け上がる現象が見られた。この事象は、楽曲そのものが “大事件” であり、OAされることが “大事件” であり、iTunesトップソングを駆け上がることも “大事件” であるため、どれか一つを取って “安元大事件” と呼ばれることもあれば、事象全体が “安元大事件” と呼ばれることもある。

“第一次安元大事件” は、2012年12月24日の「今日は1日“歌う”声優三昧」で、「三昧」シリーズの番組内で初めて楽曲がOAされたことで勃発。七森中☆ごらく部のオリジナルバージョンが流れると思っていたリスナーに反発を食らうどころか逆に大受けし、OA後にiTunesトップソングの圏外から総合2位まで上がって大きな注目を集めた。

“第二次安元大事件” は、2014年11月3日の「今日は1日“歌う”声優三昧ツヴァイ!」にて、第1次から約2年ぶりに楽曲がOAされ、OA後にiTunesトップソングの圏外から総合3位まで上り詰めた。

そして最新の “第三次安元大事件” は、前回から約1年2ヶ月ぶりとなる2016年1月11日に「今日は一日“イケボ”三昧」にて勃発したが、今回はiTunesアニメカテゴリの圏外→49位という小規模な上昇にとどまり、総合ではトップ200入りできなかった。急上昇しなかった理由としては、今回の「イケボ三昧」が「声優三昧」のように幅広い層が聴く番組ではなく、Twitterや2chなどにおける実況の盛り上がりに大きな違いがあったためと考えられる。

ただ、今後「アニソン三昧」や「声優三昧」で安元版「ゆりゆららららゆるゆり大事件」が流れることがあれば、再びお祭り騒ぎとなること間違いなしだろう。”第四次安元大事件” の勃発は、果たしていつになるだろうか。

 

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