2014年に最も読まれた記事は?人気記事トップ10

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早速、昨年1年間の記事別PV数を集計したランキングを発表します。様々なことがあった1年でしたが、中でも注目を集めた10記事は以下の通りとなりました。

 

10位 … Sexy Zone、デビュー曲が新曲発売日に圏外→27位!「5人のSexy Zone」求めるファンの結束が実を結ぶ
→ この時のSexy Zoneのファンの反応を見る限り、テレビで写っている3人で歌う光景を、多くのファンは全く求めていないという印象でした。2015年はどうなるのでしょうか。

 

9位 … 2014年オリコン年間シングルランキングから「1種リリース」のみ抽出しトップ100を作ると・・・
→ 結局1種だけにしても「売上枚数の水準が低い」「1種で売る人たちがそもそも限られる」ということで、このランキングで世の中のヒットの傾向が分かるかというと、全くの間違いなのです。ただ、今のCD業界の惨状が目に見えて分かるということで、こういう類の分析のニーズは強くあります。

 

8位 … 浜崎あゆみ、最新シングルが初登場24位 16年4ヶ月ぶりトップ20落ち…連続トップ10入りは27作でストップ
→ これもある意味ではCD業界の惨状を表していると言えます。1種・リカットの悪条件にしてしまえばいくらベテランでもこれだけしか売れないということが示されてしまったわけですので。もしかすると、リカットでもMUSIC CARD商法などの複数商法に手を伸ばせば、記録は続いたのかもしれません。それをやらなかったところに、個人的には潔さを感じました。2015年は、記録を手放した浜崎あゆみの再出発に要注目でしょう。

 

7位 … 14/11/18(火)付オリコンシングルデイリー:Sexy Zone「君にHITOMEBORE」初日29.9万枚で圧勝の1位発進!2位はEXILE TRIBE、Mr.Children新曲は初日3位
→ 90年代から続いたミスチルの連続1位記録のストップが確定的となった瞬間です。1位のSexy Zoneのファンは、この圧勝にも「3人だから」「MUSIC CARD商法だから」と喜ばず。様々な背景から、結局どのサイドも喜べない結果になってしまったのが印象的でした。

 

6位 … 年明け1/21発売週「KAT-TUN vs JYJ」KAT-TUNの連続1位記録ストップの危機到来か?
→ 今年の1/21週、つまりこれからの話です。JYJのファンを中心に多く読まれました。ファン待望の日本デビューを果たすJYJと、デビューからの連続1位記録が続くKAT-TUNの対決が、今月末に発生します。大きな注目が集まっています。

 

5位 … 14/04/28(月)付オリコンシングルデイリー:嵐の新曲「GUTS!」前作+3.6万枚の高動向で1位発進!”うたプリ” 寿嶺二のキャラソンがシリーズ初の2位スタート!
→ 嵐の人気もさることながら「うたの☆プリンスさまっ♪」の人気を再確認させられた1日でした。現実世界の男性アイドルに二次元のアイドルが続いた構図も受け、非常に大きなPV数を記録しました。

 

4位 … 14/07/26(土)付オリコンシングルデイリー:舞祭組の新曲「てぃーてぃーてぃーてれって てれてぃてぃてぃ ~だれのケツ~」初日1位発進!週間2位以上が確定
→ 2014年の問題作話題作が初日1位を獲得した瞬間です。作品の奇抜なPVと振り付けを背景に、ジャニーズクラスタを超えて、大きな話題を呼びました。なお、土曜日が初登場となったため、週間ランキングは2日間の売上で戦わなければならず、EXILEに敗北しました。

 

3位 … 13/12/30(月)付オリコンシングルデイリー:ゴールデンボンバー新曲「101回目の呪い」が初日7.9万枚で1位発進!2位にギルド、3位に3Bjuniorが初登場!
→ 年末年始の更新休止期間の間に発売された新作の結果を待っていた、多くのゴールデンボンバーのファンが押し寄せました。さらに、ゴールデンボンバー以外のV系の作品も自己最高の順位で上位入りしたため、相乗で大きな注目を集めました。

 

2位 … CDシングル売上がさらに縮小…オリコン週間30位が史上初の1500枚割れ、50位で900枚割れ、100位は僅か354枚
→ 過疎週じゃなければワースト記録が更新されることはありません。ただ、毎年必ず過疎週があり、年々記録が塗り替えられていくところを見ると、特典・複数商法をやらない下位の売上枚数は確実に落ちているのだと実感させられます。

 

1位 … 2014年のオリコン年間シングルランキングからAKB・ジャニーズ・EXILEを抜いてトップ100を作ると・・・
→ 年間ランキングの1位〜35位をこの3陣営で占めてしまいました。その結果に嫌気が差した人が物凄い数いたようで、3陣営を抜いたランキングが見たいという要望は非常に多かったです。

 

振り返ると様々なことがあった2014年でした。2015年はどんな年になるのでしょうか。

昨今の音楽ランキングを巡る議論は、ネットユーザだけの枠に留まらなくなってきており、2015年はかなり大きな変化があるのではないかと期待します。

様々な指標を合わせた総合ランキングを発表するビルボードの動きが、今年の上半期の大きなポイントと言えるでしょう。ビルボードが総合ランキングを週1ぺースで結果を発表し、 CDのみはオリコンが1日ごとに発表し、配信のみはiTunesがリアルタイムで発表。このように性質も役割も違うランキングであるため、競合することなく、うまく住み分けできるのではないかと思っています。

どんな変化があったとしても、当サイトでは各ランキングの本質を大事にして、作品ごとのヒットの理由を追い求めることを継続していきたいと思います。

それでは、2015年もどうぞよろしくお願い致します。


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