18/01/29付 オリジナルiTunes週間トップソング50

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今週のオリジナル「iTunes週間トップソング」を発表します。

最新の週間トップソングで1位を獲得したのは、Mr.Childrenの配信限定シングルで、ドラマ「隣の家族は青く見える」の主題歌に起用されている「here comes my love」だった。今作は、他の新譜から2日遅れの発売というハンデがあったものの、登場初日に配信開始から僅か2時間でトップソングの1位を獲得する勢いを見せ、その勢いで当チャートでも1位を獲得した。1位獲得は、昨年の「himawari」に続く記録である。デビュー25周年で全ての作品が大きな注目を集めていた昨年に続き、今年もヒットが誕生する可能性が大きく、ミスチルの勢いはとどまるところを知らないと言えるだろう。

2位には、WANIMAの「シグナル」が初登場した。「シグナル」は、WANIMAのアルバム「Everybody!!」収録曲である。昨年の「やってみよう」「CHARM」「ヒューマン」等に続き、今作も好スタートを切った形と言える。WANIMAは、大ブレイクした昨年に続く活躍が期待されており、まずは今作がどこまで成績を伸ばすかに注目と言えるだろう。

3位には、back numberの「瞬き」がランクイン。「瞬き」は今週で登場5週目であるが、先週の3位をキープし、好調を続けている。映画「8年越しの花嫁 奇跡の実話」主題歌に起用されていることで、映画のファンを中心に支持を拡大している様子であり、年をまたいだヒットとなっている。今週もトップソングで再度1位に返り咲く勢いがあり、しばらくは上位に滞在し、ヒットを続けそうである。

4位には、Aqoursの「WATER BLUE NEW WORLD」が初登場した。アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」第2期の第12話で挿入歌に起用された楽曲である。今作はトップソングで3日連続1位を獲得し、自身初の記録を作っている。CDでも上位にランクインした今作は、今週、アニメのファンの中で広く支持されたと言えるだろう。

5位には、宇多田ヒカルの「あなた」がランクイン。「あなた」は今週で登場7週目であり、先週の4位から1ランクダウンであるが、今週もトップ10を守っている。映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」主題歌、ソニー「ノイキャン・ワイヤレス」CMソングのWタイアップ効果で年をまたいだヒットとなっており、約2ヶ月間に渡るロングセラーとなっている。

6位には、PANDORA feat.Beverlyの「Be The One」がランクイン。登場3週目の「Be The One」は、先週の2位から4ランクダウン。テレビ朝日系「仮面ライダービルド」の主題歌に起用されており、幅広い世代に支持されている。親は小室哲哉と浅倉大介の全盛期を知る立場として、子供は純粋に仮面ライダーの主題歌として、今作に注目を寄せているようだ。今週は1/19に、小室哲哉が週刊文春の報道を受けて音楽活動から引退すると発表して話題となったが、この際、今作が小室哲哉の最新曲ということで注目が集まっており、次週、再び順位を上げてくる可能性がある。

7位には、宇野実彩子 (AAA)の「どうして恋してこんな」が初登場した。これまで、AAAのグループ以外の作品としては、コラボレーション曲のリリースがあったが、ソロでは初のシングル曲である。大きな注目が集まったようだ。

8位には、菅田将暉の「さよならエレジー」がランクイン。登場3週目の「さよならエレジー」は、先週の6位から2ランクダウン。日本テレビ系日曜ドラマ「トドメの接吻(キス)」の主題歌に起用されていることから、大きな注目が集まっている。

9位には、RYUJI IMAICHIの「ONE DAY」がランクイン。登場2週目の「ONE DAY」は、先週の5位から4ランクダウン。RYUJI IMAICHIは三代目 J Soul Brothers・今市隆二のソロ名義である。同メンバーの人気の大きさは広く知られている通りであり、チャートアクションにも表れていると言える。

10位には、BiSHの「PAiNT it BLACK」が初登場した。「PAiNT it BLACK」は、女性アイドルユニット・BiSHの3rdシングル表題曲で、アニメ「ブラッククローバー」OPテーマに起用されている。BiSHの楽曲による当チャートのトップ10入りは、今作が初の記録となった。今作のヒットを機に、注目と人気が高まっていくのかどうかが、今後の注目点であろう。

その他の作品の結果も含めた、最新の「オリジナルiTunes週間トップソング」1位〜50位の結果は、以下の通りとなった。

<ルール、順位推移の記録について>
・iTunesのトップソングにおける、毎日0時台〜23時台の各時刻の順位を10分間隔で記録し、順位推移を基準に、独自指標である「指数」を算出する (各日の指数は「iTunesトップソング」速報記事にて20位まで掲載される)。当ランキングにて使用する指数は、前述の速報記事で使用する数値と同一であり、補正は発生しない。
・「指数」は音楽の売れ行きを示す独自の指標であり、DL数とは関係ない数値である。指数はiTunesトップソングの順位が高いほど大きく、ランクイン日数、順位の浮上度、インターネット上の言及度などによって変動する。月曜日から日曜日までの指数の合計を当週間ランキングオリジナルiTunes週間トップソングとして発表する。週間ランキングと指数の詳細について「オリジナルiTunesトップソング紹介資料」に記載する。
・累積指数は2012/12/30以降の累積点である。
・アーティストとタイトルが完全一致する作品の指数を合算して発表する。
・当ランキングの順位は200位までを圏内として、当記事では50位までを公開する。200位未満の作品に順位はつかないが、指数をカウントし、累積指数に含む。

 

・1位〜25位

集計期間: 2018/01/15付 〜 2018/01/21付

26位〜50位 : 翌週 : 前週

今週 先週 タイトル 今週
指数
累積
指数
登場
回数
アーティスト
1 here comes my love 41,174 41,174 1
Mr.Children
2 シグナル 29,936 29,936 1
WANIMA
3 3 瞬き 29,071 176,516 5
back number
4 WATER BLUE NEW WORLD 25,233 25,233 1
Aqours
5 4 あなた 23,989 240,931 7
宇多田ヒカル
6 2 Be The One 22,338 64,210 3
PANDORA feat.Beverly
7 どうして恋してこんな 21,005 21,005 1
宇野実彩子 (AAA)
8 6 さよならエレジー 18,403 39,615 3
菅田 将暉
9 5 ONE DAY 15,638 34,729 2
RYUJI IMAICHI
10 PAiNT it BLACK 14,678 14,678 1
BiSH
11 ゆら・ゆらRing-Dong-Dance 14,174 14,174 1
Pastel*Palettes
12 8 ともに 13,622 307,439 71
WANIMA
13 7 Hero 13,098 588,355 64
安室奈美恵
14 15 打上花火 10,656 643,788 24
DAOKO×米津玄師
15 1 Thrill, Risk, Heartless 10,031 42,053 2
LiSA
16 20 TVアニメ「からかい上手の高木さん」エンディング・テーマ 気まぐれロマンティック 8,564 14,801 2
高木さん(CV:高橋李依)
17 26 灰色と青 ( + 菅田将暉 ) 8,175 290,437 15
米津玄師
18 はなまる◎アンダンテ 8,106 8,106 1
Pastel*Palettes
19 17 明日も 7,554 149,939 44
SHISHAMO
20 KISS OF DEATH(Produced by HYDE) 7,195 7,195 1
中島 美嘉
21 12 Finesse (Remix) [feat. Cardi B] 6,965 22,804 2
ブルーノ・マーズ
22 10 Candy Pop 6,947 19,316 2
TWICE
23 24 やってみよう 6,574 616,256 46
WANIMA
24 27 ノンフィクション 6,008 384,541 32
平井 堅
25 28 風に吹かれても 5,351 142,734 13
欅坂46

26位〜50位 : 翌週 : 前週

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