18/02/05付 オリジナルiTunes週間トップソング50

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今週のオリジナル「iTunes週間トップソング」を発表します。

最新の週間トップソングで1位を獲得したのは、Mr.Childrenの「here comes my love」で、2週連続の1位獲得となった。「here comes my love」は、Mr.Childrenの配信限定シングルで、ドラマ「隣の家族は青く見える」の主題歌に起用されている。今作は、このドラマ主題歌起用の影響で注目度が大きく、大きなヒットを記録する可能性がある。ミスチルは昨年の25周年イヤーでリバイバルヒットなど数々の実績を残したが、今年も快進撃はとどまるところを知らず、年始から飛ばしている。

2位には、PANDORA feat.Beverlyの「Be The One」がランクイン。登場4週目の「Be The One」は、先週の6位から4ランクアップと好調だ。「Be The One」は、小室哲哉と浅倉大介によるユニット・PANDORAと、女性シンガー・Beverlyのコラボレーション曲で、テレビ朝日系「仮面ライダービルド」の主題歌に起用されている。先週、小室哲哉が週刊文春の報道を受けて音楽活動から引退すると発表した際、今作が小室哲哉の最新曲ということで注目が集まり、少々売れ行きを伸ばしていたが、今週はCDシングルが発売され、さらに注目度が高まったと見られる。指数は10万pt近くまで伸びており、このまま上位に滞在すれば、年間上位も狙える状況となっている。

3位には、米津玄師の「灰色と青 ( + 菅田将暉 )」がランクイン。今週で登場16週目の「灰色と青 ( + 菅田将暉 )」は、先週の17位から14ランクアップと好調が続いている。「関ジャム 完全燃SHOW」(テレビ朝日系)にて蔦谷好位置が選ぶ2017年のマイベスト10の1位として紹介され、放送後、大きな反響を受けて売れ行きを伸ばし、再び上位に戻ってきた形である。

4位には、back numberの「瞬き」がランクイン。「瞬き」は今週で登場6週目であるが、先週の3位から1ランクダウンと粘り強い。映画「8年越しの花嫁 奇跡の実話」主題歌に起用されている影響で、注目度が大きく、昨年末からのヒットが続いている。指数は20万ptを目前としており、昨年の基準で言えば、年間トップ20に近い売れ行きとなっている。

5位には、亜咲花の「SHINY DAYS」が初登場した。今作はアニメ「ゆるキャン△」OPテーマに起用され、大きな注目を集めた。当チャートではこれまで、「Open your eyes」の47位(2016/11/7付)が最高位であり、今作で自己最高位を大幅に塗り替え、初のトップ10入りを記録した。

6位には、登坂広臣(三代目 J Soul Brothers)とCRAZYBOYのコラボレーション曲である、HIROOMI TOSAKA feat.CRAZYBOY名義の「LUXE」が初登場した。三代目 J Soul Brotherのメンバーによるソロ活動では、先日のRYUJI IMAICHIに続き、高順位を記録した。

7位には、和泉一織 (CV.増田俊樹)の「ONE dream」が初登場した。スマートフォン向けゲーム「アイドリッシュセブン」の人気キャラクターによる楽曲であり、ファンの間で大きな注目が集まった。「アイドリッシュセブン」の楽曲からは上位入りが続いており、今後も数多くの作品のランクインが期待できるだろう。

8位には、宇多田ヒカルの「あなた」がランクイン。「あなた」は今週で登場8週目であり、先週の5位から3ランクダウンであるが、今週もトップ10を守っている。映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」主題歌、ソニー「ノイキャン・ワイヤレス」CMソングに起用され、約2ヶ月に渡るロングセラーとなっている。指数は25万ptを超え、昨年の基準で言えば、年間トップ20入りを当確させたと言えるようだ。

9位には、WANIMAの「シグナル」がランクイン。登場2週目の「シグナル」は、先週の2位から7ランクダウン。アルバム「Everybody!!」収録曲で、特に強力なタイアップがあるわけではないが、上位入りが続く。昨年から続くWANIMAへの高支持を裏付ける結果とも言えるだろう。

10位には、JUJUの「東京」が初登場した。「東京」は、映画「祈りの幕が下りる時」主題歌に起用されている。集計期間の前半がスロースタートで、後半に「ミュージックステーション」出演を経て売れ行きを伸ばした背景があり、次週以降に順位を上げてくる可能性がある。今後の推移にも要注目である。

その他の作品の結果も含めた、最新の「オリジナルiTunes週間トップソング」1位〜50位の結果は、以下の通りとなった。

<ルール、順位推移の記録について>
・iTunesのトップソングにおける、毎日0時台〜23時台の各時刻の順位を10分間隔で記録し、順位推移を基準に、独自指標である「指数」を算出する (各日の指数は「iTunesトップソング」速報記事にて20位まで掲載される)。当ランキングにて使用する指数は、前述の速報記事で使用する数値と同一であり、補正は発生しない。
・「指数」は音楽の売れ行きを示す独自の指標であり、DL数とは関係ない数値である。指数はiTunesトップソングの順位が高いほど大きく、ランクイン日数、順位の浮上度、インターネット上の言及度などによって変動する。月曜日から日曜日までの指数の合計を当週間ランキングオリジナルiTunes週間トップソングとして発表する。週間ランキングと指数の詳細について「オリジナルiTunesトップソング紹介資料」に記載する。
・累積指数は2012/12/30以降の累積点である。
・アーティストとタイトルが完全一致する作品の指数を合算して発表する。
・当ランキングの順位は200位までを圏内として、当記事では50位までを公開する。200位未満の作品に順位はつかないが、指数をカウントし、累積指数に含む。

 

・1位〜25位

集計期間: 2018/01/22付 〜 2018/01/28付

26位〜50位 : 翌週 : 前週

今週 先週 タイトル 今週
指数
累積
指数
登場
回数
アーティスト
1 1 here comes my love 50,197 91,371 2
Mr.Children
2 6 Be The One 29,346 93,556 4
PANDORA feat.Beverly
3 17 灰色と青 ( + 菅田将暉 ) 24,607 315,044 16
米津玄師
4 3 瞬き 22,610 199,126 6
back number
5 SHINY DAYS 20,256 20,256 1
亜咲花
6 LUXE 20,046 20,046 1
HIROOMI TOSAKA feat.CRAZYBOY
7 ONE dream 18,564 18,564 1
和泉一織 (CV.増田俊樹)
8 5 あなた 17,734 258,665 8
宇多田ヒカル
9 2 シグナル 17,532 47,468 2
WANIMA
10 東京 16,889 16,889 1
JUJU
11 8 さよならエレジー 16,809 56,424 4
菅田 将暉
12 GO CRY GO 16,392 16,392 1
OxT
13 24 ノンフィクション 14,154 398,695 33
平井 堅
14 残ってる 13,995 14,847 2
吉澤嘉代子
15 ふゆびより 13,445 13,445 1
佐々木恵梨
16 FEELING AROUND 12,322 12,322 1
鈴木みのり
17 32 All Night 11,777 21,654 6
ビッグ・ボーイ
18 14 打上花火 11,331 655,119 25
DAOKO×米津玄師
19 奇しき巡りは粋な縁 10,729 10,729 1
燭台切光忠(CV:佐藤拓也)/大倶利伽羅(CV:古川 慎)/太鼓鐘貞宗(CV:髙橋孝治)
20 20 KISS OF DEATH(Produced by HYDE) 10,639 17,834 2
中島 美嘉
21 I’m in love 10,365 10,365 1
清水 翔太
22 12 ともに 10,246 317,685 72
WANIMA
23 TVアニメ「からかい上手の高木さん」エンディングテーマ AM11:00 9,954 9,954 1
高木さん(CV:高橋李依)
24 The Middle 9,563 9,563 1
ZEDD, Maren Morris & Grey
25 My Boo 9,527 111,246 36
清水 翔太

26位〜50位 : 翌週 : 前週

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