18/02/19付 オリジナルiTunes週間トップソング50

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今週のオリジナル「iTunes週間トップソング」を発表します。

最新の週間トップソングで1位を獲得したのは、またしても、Mr.Childrenの「here comes my love」であり、ついに初登場から4週連続の1位獲得となった。4週連続の1位は、DAOKO×米津玄師「打上花火」が5週連続で1位を獲得した時以来の記録である。ドラマ「隣の家族は青く見える」の主題歌に起用されている今作は、今週の集計期間でもドラマの放送後に高推移を見せ、新譜の売れ行きを上回る場面が何度も見られている。指数は4週目で15万ptを超えており、今後も高記録が期待できるだろう。

2位には、登場2週目の上坂すみれ「POP TEAM EPIC」がランクイン。先週の2位をキープしている。「POP TEAM EPIC」は、今冬最大の注目を集めるアニメ「ポプテピピック」のOPテーマに起用され、大きな注目を集めており、今作の推移は上坂すみれにとって、過去最高の記録である。何より、今作が発売されるまでの最高位は「七つの海よりキミの海」(2013/4/25)の18位であったため、2週連続2位というのがどれだけ凄い推移かは一目瞭然である。アニメの人気を考えれば、今後もしばらく上位をキープする可能性があり、昨年ヒットした「けものフレンズ」OPテーマ「ようこそジャパリパークへ」に続く大ヒットが期待できる状況と言える。

3位には、SEKAI NO OWARIの「サザンカ」がランクイン。登場2週目の「サザンカ」は、先週の7位から4ランクアップと好調だ。NHK総合他「ピョンチャンオリンピック・パラリンピック」(平昌五輪)放送テーマソングに起用されている今作は、集計期間中にオリンピックが開幕したことを受け、今後、上位に定着する可能性が大きい。引き続き、推移には要注目と言えるだろう。

4位には、MYTH & ROIDの「HYDRA」が初登場した。「HYDRA」は、アニメ「オーバーロードII」EDテーマに起用され、アニメファンを中心に大きな注目を集めている。これまでも、MYTH & ROIDの楽曲はCDよりもiTunesでヒットする傾向があったが、今作でも同様の傾向となっており、期待通りの初登場だったと言えるだろう。

5位には、菅田将暉の「さよならエレジー」がランクイン。今週で登場6週目であるが、先週の17位から12ランクアップと好調が続いている。日本テレビ系日曜ドラマ「トドメの接吻(キス)」の主題歌に起用されていることから、ドラマタイアップの影響で売れ行きを伸ばしているのが基本であるが、今週はPVが解禁され、メディアで大きく取り上げられたことへの反響から、売れ行きを伸ばしている。

6位には、RADWIMPSの「Mountain Top」が初登場した。「Mountain Top」は、映画「空海―KU-KAI―」主題歌に起用されており、RADWIMPSにとっては「君の名は。」以来となる映画タイアップ曲である。初登場では他作品の勢いに負ける形となったが、今後、「君の名は。」主題歌のようにロングセラーとなって記録を伸ばせるかどうかに注目したいところである。

7位には、ゆずの「うたエール」が初登場した。「うたエール」は、ゆずの配信限定シングルで、日本生命「ゆず 2018『あなたにエールを』篇」CMソングに起用されている。ゆずにとっては「見上げてごらん夜の星を ~ぼくらのうた~」の7位(2016/8/8付)以来の高順位である。

8位のシェネル「奇跡」は、先週の24位から16ランクアップで、初のトップ10入りを記録した。「奇跡」は、シェネルのベストアルバム「10th Anniversary ALL TIME BEST」収録曲で、映画「今夜、ロマンス劇場で」(2018/2/10公開)の主題歌に起用されている作品である。今作は初登場が148位だったが、映画の公開を前に注目度が高まると、先週のチャートで200位圏外から24位に浮上していた。今週も浮上が続き、初のトップ10入りを記録した形である。なお、シェネルの楽曲は初週から高順位を記録し、大ヒットに繋がるパターンが多く、今回のようにスロースタートから上がってくるパターンは珍しい。

9位には、GReeeeNの「ハロー カゲロウ」が初登場した。「ハロー カゲロウ」は、GReeeeNの31stシングル表題曲で、フジテレビ系「平昌オリンピック」中継テーマソングに起用されている。SEKAI NO OWARI「サザンカ」と同様、今後、オリンピック開催期間中にヒットを記録する可能性がある。

10位には、登場8週目を迎えたback numberの「瞬き」がランクイン。先週の9位から1ランクダウンであるが、今週もトップ10を守っている。映画「8年越しの花嫁 奇跡の実話」主題歌としても話題となり、昨年末のリリース以来のヒットは約2ヶ月になろうとしている。このまま上位をキープすれば、back numberの新たな代表曲としてのポジションを獲得できそうだ。

その他の作品の結果も含めた、最新の「オリジナルiTunes週間トップソング」1位〜50位の結果は、以下の通りとなった。

<ルール、順位推移の記録について>
・iTunesのトップソングにおける、毎日0時台〜23時台の各時刻の順位を10分間隔で記録し、順位推移を基準に、独自指標である「指数」を算出する (各日の指数は「iTunesトップソング」速報記事にて20位まで掲載される)。当ランキングにて使用する指数は、前述の速報記事で使用する数値と同一であり、補正は発生しない。
・「指数」は音楽の売れ行きを示す独自の指標であり、DL数とは関係ない数値である。指数はiTunesトップソングの順位が高いほど大きく、ランクイン日数、順位の浮上度、インターネット上の言及度などによって変動する。月曜日から日曜日までの指数の合計を当週間ランキングオリジナルiTunes週間トップソングとして発表する。週間ランキングと指数の詳細について「オリジナルiTunesトップソング紹介資料」に記載する。
・累積指数は2012/12/30以降の累積点である。
・アーティストとタイトルが完全一致する作品の指数を合算して発表する。
・当ランキングの順位は200位までを圏内として、当記事では50位までを公開する。200位未満の作品に順位はつかないが、指数をカウントし、累積指数に含む。

 

・1位〜25位

集計期間: 2018/02/05付 〜 2018/02/11付

26位〜50位 : 翌週 : 前週

今週 先週 タイトル 今週
指数
累積
指数
登場
回数
アーティスト
1 1 here comes my love 30,930 157,714 4
Mr.Children
2 2 POP TEAM EPIC 29,770 63,435 2
上坂すみれ
3 7 サザンカ 28,765 48,479 2
SEKAI NO OWARI
4 HYDRA 23,013 23,013 1
MYTH & ROID
5 17 さよならエレジー 21,421 89,964 6
菅田 将暉
6 Mountain Top 18,872 18,872 1
RADWIMPS
7 うたエール 17,940 17,940 1
ゆず
8 24 奇跡 16,581 27,552 5
シェネル
9 ハロー カゲロウ 14,868 14,868 1
GReeeeN
10 9 瞬き 14,229 232,802 8
back number
11 4 PARTY ALL NIGHT ~STAR OF WISH~ 13,135 37,790 2
EXILE
12 偽りのシンパシー ft.アイナ・ジ・エンド(BiSH) 13,030 13,030 1
MONDO GROSSO
13 38 Candy Pop 12,128 41,723 5
TWICE
14 18 Havana (feat. Young Thug) 11,371 33,746 12
カミラ・カベロ
15 3 CLEAR 11,161 38,446 2
坂本真綾
16 HeartBreakerZ feat.CRAZYBOY 10,905 10,905 1
HONEST BOYZ(R)
17 ストレイ 9,188 9,188 1
岸田教団&THE明星ロケッツ
18 6 Bright Burning Shout 8,723 35,765 3
西川 貴教
19 10 Freak It! feat.東京スカパラダイスオーケストラ 8,026 24,743 2
MAN WITH A MISSION
20 Hope(from BEST AL「Finally」) 7,935 7,935 1
安室奈美恵
21 16 あなた 7,340 278,522 10
宇多田ヒカル
22 20 SHINY DAYS 6,689 37,653 3
亜咲花
23 19 灰色と青 ( + 菅田将暉 ) 6,022 331,973 18
米津玄師
24 13 Be The One 5,778 112,699 6
PANDORA feat.Beverly
25 23 打上花火 5,306 668,492 27
DAOKO×米津玄師

26位〜50位 : 翌週 : 前週

NEXT → 最新の週間ランキング26位〜50位を発表!


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