今週のオリジナル「iTunes週間トップソング」を発表します。
最新のチャートで1位を獲得したのは、先週3位だったDAOKO×米津玄師の「打上花火」である。映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の主題歌に起用されている今作は、星野源「Family Song」との1位争いを制し、週間7万pt超というとてつもない勢いを見せた。今週は、週の後半に前述の映画が公開されたことを受け、大きな勢いとなったようだ。次週以降も映画の影響で高動向が期待できるため、引き続き、要注目と言えそうだ。
前作「恋」が大ヒットしたことを受け、チャート推移や売れ行きに大きな注目が集まった星野源「Family Song」であるが、当チャートでの初登場は2位となり、「打上花火」に大差を付けられる展開となった。今週、各日のトップソングでは、ほとんど「打上花火」に勝つことができなかった。
「Family Song」はCDシングルが20万枚売れるなど、大ヒットの兆候がある。ただ、CDシングルに付属する特典の影響で音楽配信の購入数が減り、当チャートの結果に影響した可能性が考えられる。
また、3位にも星野源の「肌」が登場。こちらは「Family Song」のC/W曲である。当チャートにおいて、シングルのC/W曲が3万pt超の指数で初登場した例は皆無であり、こちらの結果をもって、星野源の凄さが分かるはずだ。
4位にはUNISON SQUARE GARDENの「10% roll, 10% romance」が初登場。アニメタイアップの影響で高順位を記録しており、「シュガーソングとビターステップ」以来のヒットになるかどうかが、今後の注目点と言えそうだ。
その他の作品の結果も含めた、最新の「オリジナルiTunes週間トップソング」1位〜50位の結果は、以下の通りとなった。
<ルール、順位推移の記録について>
・iTunesのトップソングにおける、毎日0時台〜23時台の各時刻の順位を10分間隔で記録し、順位推移を基準に、独自指標である「指数」を算出する (各日の指数は「iTunesトップソング」速報記事にて20位まで掲載される)。当ランキングにて使用する指数は、前述の速報記事で使用する数値と同一であり、補正は発生しない。
・「指数」は音楽の売れ行きを示す独自の指標であり、DL数とは関係ない数値である。指数はiTunesトップソングの順位が高いほど大きく、ランクイン日数、順位の浮上度、インターネット上の言及度などによって変動する。月曜日から日曜日までの指数の合計を当週間ランキング「オリジナルiTunes週間トップソング」として発表する。週間ランキングと指数の詳細について「オリジナルiTunesトップソング紹介資料」に記載する。
・累積指数は2012/12/30以降の累積点である。
・アーティストとタイトルが完全一致する作品の指数を合算して発表する。
・当ランキングの順位は200位までを圏内として、当記事では50位までを公開する。200位未満の作品に順位はつかないが、指数をカウントし、累積指数に含む。
・1位〜25位
集計期間: 2017/08/14付 〜 2017/08/20付
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