タイトルを見た瞬間路線を変えてきたと思った。
これまでの彼女の楽曲の路線からは想像できない楽曲だった。ピアノのイントロからしんみりとした重い空気が立ち込める実に日本的なバラードで、いつもの強い彼女の歌声が雰囲気を変え、しっとりとした厚みの含んだトーンを聴き手へと届けてくれる。
日本のR&Bシンガーとしてその名が定着するかと思われましたが、意外にもあまり滴草の名は知られていない。FMでガンガン流れまくったデビュー曲「Don’t~」の時は期待の新人として騒がれましたが、それ以降はパッとしません。この曲は路線を大幅に変えてきた意欲作といえ、元々得意としているR&B調の曲も封印して欲しくはありませんが、今後の期待は膨らみます。
ちなみに「花篝り」とは、夜桜に風趣を添えるために焚く「篝り火」のことのようです。
「ゆらり ゆらり 舞う花篝り
会いたし思い 届けて下さい
違う 道を 選んだけれど
今も 心が呼んでいる」
試聴→
http://yumi-shizukusa.com/release/single.html
花篝り | |
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