今週のオリコンデイリーでは、モー娘。以外の上位陣の売り上げがあまり振るわず寂しいチャート模様となっている。
キンキが20万枚を割れるか割れないかというところばかりに注目が集まっているため、ORANGE RANGE「イカSUMMER」の不調はあまり騒がれていない。こちらの不調ぶりはキンキのそれを遥かに凌いでいる。
ORANGE RANGEの指数推移 | ||||||||||||||||||||||
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2003~2005年の3年間に日本の音楽界において確実にトッブ級の売り上げを誇っていたレンジだが、昨年リリースした「チャンピオーネ」以降はどうも空気が変わってしまったようだ。8月の「UN ROCK STAR」で久々に首位を逃し、10月リリースの「SAYONARA」では非限定で3位・初動6.0万枚と波に乗れなかった。
今作では久々の夏らしい楽曲のリリースとなった。レンジの夏曲はこれまで「上海ハニー」「ロコローション」「お願い!セニョリータ」が全てヒット。今回の「イカSUMMER」は早い段階から特番を含めた音楽番組でのプロモーションを重ねており、売り上げ回復となるかと期待されていた。しかし売り上げ減の傾向に歯止めはかからず、4日目を終わって売上約3.1万枚とこれまでのレンジからは考えられない不調となっている。
明日のデイリーではMステ効果が加わってやや売り上げが回復となるはずだ。初動5万枚ラインの突破は厳しいが、週末で粘りを見せてほしいところだ。
イカSUMMER | |
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私は彼らのファンではありませんが、過去に上海ハニー、ロコローションをMステで初めて聞いたときは色んな意味で衝撃的で、好き嫌いはともかく長いこと耳に残ったのを覚えています。
しかし早い段階で「レンジの夏曲代名詞」ともいえる曲ができてしまったのが、ここにきて大きな影響を与えているのではないかと。ファンも世間もいわゆる食傷気味なのではないでしょうか。「もう夏曲はおなかいっぱいです!」と・・・。
今回は確かに彼ららしい夏の曲ですが、正直なところロコローションを初めて聞いたときの唖然とさせられるばかりの勢いは感じられませんし、耳に残るとも思えません。
上手く言えないのですが、上海ハニーやロコローションが、「馬鹿なことを力いっぱいやって盛り上がっている」というパワーを感じるのに対し、今回の曲はただ惰性で盛り上がっている、そんな感じに聞こえます。
今回はモー娘。以外は不調ですね、個人的に思うにレンジはようやく危機感を感じ始めているのではないかと思います。思えばモー娘。はもうダメだなんてよく言われているためかMステSPでは必死さや一所懸命さが観ていても伝わり、なんだか応援してあげたい気持ちになりました。がレンジは完全に滑ってましたよね…大体この時期に夏歌もどうかと思います。本来ならモー娘。以上にまだまだ新人といえるレンジこそ必死に頑張らなくてはいけないのに、この先はちょっと厳しいかもしれないですね…
一時期Jpopのトップを走っていただけにこの売り上げは醜いですね。なぜここまで売り上げが落ちたのか?その原因ははっきりしませんが、個人的に最近のレンジには全く魅力を感じません。やはり2004年がピークでしたか・・・
私はORANGERANGEのデビュー当時からファンでした。
正直ファンから見ても最近のORANGERANGEに魅力を感じられません。
ORANGERANGEは怖いものナシのモンスターバンドと言われ、ただ楽しむ様に音楽をやって来ました。
ですが、2005年8月にDrumsのKATCHANが脱退してから変わってしまいました。
人気の高かったKATCHANがいなくなった事によってファンが急激に減り、更にORANGERANGE自身がこのままではいけないと感じ始めました。
メンバー一人一人が今までの「若さで乗りきる」という思考を捨て「もっと大人にならないと」と考えた故に彼らの最大の武器であったポップさを失ったんだと思います。
外見もいっきに大人っぽくなり、音楽的には軽い曲ではなく一つ一つが丁寧で重みがありますがそれは彼らにとってマイナスです。
この壁を乗り越えてまた輝いてくれたらなと願います。