オリコンシングルデイリーチャート木曜付では、首位を走る関ジャニ∞の指数推移が面白い。なんと関ジャニが辿った推移は、前作の推移をまるで上からなぞったようなものだったためだ。1日目から3日目まで、細かい誤差はあるものの前作と売上ペースに殆ど変わりはない。
明日も同じ推移を辿った場合、関ジャニは指数が5000以下にまで大暴落する。
初日の時点での関ジャニの指数推移予測
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最新の関ジャニ∞の指数推移予測
上のグラフでは関ジャニの指数推移を、初日の時点でのものと最新のものの両方を上げて示したものである。見比べれば一目瞭然だが、最新の予測でも初日のものとほとんど推移に変わりがない。この推移予測は、初日の時点で前作の各日の売上下落率から推測したものであることから、すなわち前作と売上ペースが殆ど変わっていないことになる。その推移は、まるで前作の線(青)を上からなぞるかのようだ。
また、関ジャニの安定力はこれに留まらない。なんとアルバムでも初日を除き、2日目以降はシングルと同じ推移を辿るのだ。「ズッコケ男道」(シングル)と「KJ2」(アルバム)は、初日の数字が違う(アルバムの方が高い)だけで、2日目以降は殆ど変わらなかった。つまり今作でも3日目まで同じ推移を辿ってきたことにより、明日も前作とほぼ同じ推移を辿る可能性が高いということになる。そうなると、上のグラフで示したように明日の指数は5000を切る可能性が高い。
関ジャニの場合、4日目で指数が5000割れということは初日の10分の1以下になるということに等しい。他のアーティストと比べたとき、その推移的には到底評価できたものではないが、少なくとも今年になってからならば、これはもう関ジャニの「通常の推移」と割りきってしまうべきである。いくら急落・暴落と言えども、前作と同じ推移を辿っているのならばまだマシとすべきだろう。
言いかえれば、前作のほぼ真上を通っているのならば「好調」と判断しても全然問題ないということだ。そうした推移特性を知ってさえいれば、突然指数が暴落したとしても「なんだ普通か」と考えることができ、暴落のショックも和らぐというものである。
果たして最終日まで前作の推移の真上を通過することになるのだろうか。ある意味奇妙な関ジャニの推移の行方に注目である。
関連:明日以降の売上推移予測
補足:
「KJ2」は、初日に飛ばした分土日で殆ど伸びなかった。しかしシングルの方は土日で伸びを見せている。また、アルバムの補正係数の基本値は1.67であり、アルバムチャートの指数値はその分シングルより高くついている。
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関ジャニ∞さんの売上的な推移は初動型(超初動ではない)特性をこの記事で知るか知らないかで随分マイナス印象を軽減できる(この記事の文面からしても関ジャニ∞の暴落というよりはいつも通りの『○○の歌手は初動的安定推移をみせた』→『初動定型な歌手なので不調ではない』と表現してみてはよろしいかと)過去に今作計3枚のSINGLEデイリーさえ参考記録があればが必須条件という事で今回関ジャニ∞記事解析率70%!