ミスチルは初動23.8万枚、映画「恋空」公開後の再加速がなければ…

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旅立ちの唄オリコン週間シングルチャート速報によると、映画「恋空」主題歌として話題のMr.Children「旅立ちの唄」が初登場1位を獲得したことが分かった。初動は23.8万枚で、これまでのミスチルから考えればこれでも低めの数字となった。
実はミスチルの初動が25万枚を割れるのは、99年の「I’LL BE」(アルバムからのリカットシングル)の初動19.7万枚以来。リカットを除くと25万枚を割れたのは94年の「innocent world」の初動20.6万枚の時にまで遡ることになる。


ミスチルの今週の売上推移
ミスチル初動

ミスチルは前作「フェイク」が40万枚限定生産ということで、初週に40万枚のうちの大半が売れて初動28.1万枚を記録。今作はアルバム「HOME」「B-SIDE」を挟む形だが、実質はそれに次ぐシングルとなった。
また今回は映画「恋空」の主題歌ということで、映画公開後に指数でも目に見えて分かる上昇を見せ、週末の加算が今回の初動に大きく関係しているのは間違いなかった。つまり映画効果での加速がなかったら、今の結果よりも低い数字になっていた可能性がある。

今回の初動は23.8万枚で、前作から4.3万枚の減少となっている。全体から見れば決して低くなくむしろ高レベルな初動と言えるのだが、実はミスチルの初動が25万枚を割れるのは99年の「I’LL BE」(アルバムリカット)の初動19.7万枚以来という事態であり、今回は実に8年ぶりの低水準となったことになる。また、リカットを除くと、25万枚を割れたのは94年の「innocent world」の初動20.6万枚の時にまで遡ることになる。「innocent world」はミスチルが初めて首位を獲得したシングルでもあり、結果を見たファンの思いは様々だろう。

しかし23.8万枚で低いと言われるのは、言いかえればこれまでのミスチルがいかにハイレベルな初動を叩き出してきたかが分かる現象でもある。初動は伸びなかったが、今後は映画「恋空」の公開の影響によるロングヒットに期待したいところだ。

 先週末(11月3日)より公開された新垣結衣主演の映画『恋空』の主題歌に起用されている、Mr.Childrenの通算31枚目のシングル「旅立ちの唄」が11/12付オリコンシングルランキングで23.8万枚を売上げ、初登場1位を獲得した。

ミスチル、ガッキー映画主題歌で27作連続1位!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071105-00000029-oric-ent
http://www.oricon.co.jp/news/rankmusic/49410/


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その他、07/11/12付オリコン週間シングルチャートを詳細分析!

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3 Responses

  1. エニー より:

    キンキの20万枚割れ、浜崎あゆみの大暴落、GLAYも10万枚割れで、ミスチルも25万枚割れ。今年は、ベテランアーティストの不調が目立ちますね。
    特にミスチルは今まで抜群の安定感を見せてきただけにショックです。
    この分だと2週目は6万~8万枚くらいでしょうか?
    ロングヒットして累計50万枚は越えてほしいです。

  2. ARIA より:

    ミスチルの初動の低さはタイアップを考えれば残念な結果でしたね
    やはり原因は曲のインパクトのなさだと思います
    じっくり聴けばいい曲なんですが…
    しかしミスチルはこれまで売上が下がると必ず次で巻き返す傾向があるので、次に期待したいですね
    もちろんロングヒットにも期待です

  3. 古畑 より:

    一説によるとミスチルの場合、映画館での売上げはオリコンに反映されないと聞いたのですが実際はどうなんでしょう?
    フェイクも明らかにほぼ完売してたのに、オリコンでは38万とかでなく32万だったようですし。