ドラマ「1リットルの涙」で挿入歌として用いられ、各所で大反響を呼んでいるのが、
レミオロメンの「粉雪」と言う歌。
この曲はタイトルからも分かるように冬の世界が描かれている。レミオロメンの楽曲の特徴として、季節が描かれたものが多いのが挙げられますが、この曲もまさにそれ。
この曲とドラマは非常に良く合っている。
ドラマ中で不治の病「脊髄小脳変性症」※を告知された主人公・亜也の心はまるで冬のように冷たく、閉ざされていく。そんな悲しい心境をこの歌はまさに言い当てていると言えないだろうか。
またさらにこの曲以外にもレミオロメンの曲はドラマで使われた。
序盤で亜也のクラス全員が合唱コンクールに出るシーンがあったのですが、そこで彼らのこれまででおそらく最大の名曲であろう曲「3月9日」が用いられた。
この曲が合唱で歌われるのを聴いて、レミオロメンを知らなかった人で関心を抱かれた人も多いはず。さらには合唱のシーンは終わったが、ドラマ中では引き続き「粉雪」と同頻度で挿入歌に用いられている。
そしてレミオロメンにとっては、最新シングル「蒼の世界」がオリコン週間2位を獲得し、世間の注目も多少ながら集まり始めている。これが「粉雪」にどう影響するかも楽しみです。
これらを考えると、「粉雪」がコケる要素はほとんどない。
この秋から年末にかけて、レミオロメンは一気にブレイクすることが出来るのだろうか、要注目です。
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※「脊髄小脳変性症」は2005年の今現在も有効な治療法が見つかっておらず、病気の進行を遅らせることでしか対処できない難病です。
詳しくは→徐々に亜也の体を蝕む「脊髄小脳変性症」とは 【1リットルの涙 第2話】
