いかにも沖縄という曲調に乗せられてやって来るのは、島人の切ない別れと感謝の思いが込められたメロディーです。なんとコブクロの小渕健太郎が作詞と作曲を務めています。
沖縄で活躍する彼女ですが、この曲からは何か沖縄らしくない冷たい風を感じました。晴れている情景が浮かびながらも肌寒く、別れの切なさと心に差し込む冷たさもまた浮かびます。コブクロの曲によくある「季節柄」も、彼女の伸びやかな歌唱にピッタリと合っており、より寂しさが際立つ曲です。共に過ごした季節を振り返り、目の前に迫る大事な人との別れに様々な思いが馳せる…そんな新鮮な思いが伝わります。
(「羽」という単語が使われていますので、亡くなった者に対する思いが主でこの歌詞は書かれているのかもしれません。)
またこの曲は合唱コンクールや卒業式(の前にやる送る会・送別会など)にもピッタリの曲ではないかと思います。
特に後者には、歌詞もピタリだし本当にお勧めです。採用すれば、新風が吹き込む会・式となるのではないでしょうか。
「今 空に向けて ただ安らかに
羽ばたくこの背中をご覧よ
右の羽には さようなら
左側には ありがとう…」
試聴→http://mora.jp/package/80311316/VICL-35922/
さようなら ありがとう(初回盤) | |
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