「オリコン」来週発売シングルの期待度、宇多田を抑えてEXILEが1位!

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順位点数アーティストタイトル
1109.7EXILEただ…逢いたくて
2101.1宇多田ヒカルPassion
370.3倖田來未Birthday Eve
http://www.oricon.co.jp/news/ranking/4248/

自分は宇多田ヒカルの新曲「Passion」は絶対に売れないと信じて疑わない。この曲は宇多田ヒカルの狂信的なファンや、タイアップとなっているゲームをやってその世界とこの曲のマッチに感動した方は当たり前のように飛びつくかもしれない。が、それ以外の人がこの曲に喜んで飛びつくとは思えないから。

宇多田ヒカルは最近本当に歌番組に良く出るようになった。それもメーカーの必死さをよく表している傾向だと思う。昨年までの宇多田にはないほどの頻度での出演に、「サービスいいな」と感じる視聴者やファンが多いかもしれないけれども、逆に言えばそれは宇多田が今本当に没落の危機にあるということ。
その必死さを裏付けるのは、前作の時にCD発売前に宣伝するのではなく、出演の殆どが「CD発売後」、すなわち「オリコンの結果が出てから」だったこと。明らかに結果を見て危機感を抱いたことが見え見えであり、今作「passion」は前作の反省からかしっかりとCD発売前からテレビ出演を重ねているようです。

2位には、9月発売の「Be My Last」(最高1位、累積売上14.7万枚)に続く宇多田ヒカルのニューシングル「Passion」がランクイン。最近のテレビをはじめとする本人の積極的なメディア展開のほか、本作はPS2用ゲーム『キングダムハ―ツⅡ』のテーマソングに起用されており、リリース近辺での大量メディア露出が期待でき、より幅広い層への訴求が予想される。

浜崎のように日ごろからメディア展開が大量にあるなら、いちいち「本人による積極的な~」などとコメントはされない。わざわざこのようにコメントされることからも、以前にはない積極さなのだということが分かります。
宇多田は明らかに今作で勝負に出ており、自分の中では「もう宇多田は売る気がないんじゃないの?」という見方はあり得ません。

前作は何故売れなかったのだろうか。


宣伝が足りないから。リリース間隔が長かったから。
色々な想像が浮かぶと思います。

それも一理あると思います。
が、はっきり言ってしまえば一番の理由は、
・ライト層に曲がウケなかったから。
・以前のような「宇多田ブーム」の流れは完全に断ち切られているから。
・ファンの一部も曲のせいで買い控えた可能性があるから。


ということに他ならないのではないでしようか。

ファンでもない「ライト層」の購買が、
曲の出来に左右されるという事前提で話しますと、

前作の売り上げ「14万枚」という数字を見れば3番目は明らか。その前の「誰かの願いが叶うころ」の初動以下なのですから。CDを買うのがファンだけでは大きな売り上げ枚数には繋がらなくなったというのが、前作「Be My Last」の結果にはっきりと現れていることになります。
これを否定するならば、「固定のファンの数はずっと変わっていなくて、宇多田のCDを買ってくれるライト層だけが著しく減ってきたと言うことになり」、言い換えればそれは1番目の、「ライト層に曲がウケていない」ということになります。
実際は上で挙げた説明のように両極端でなく、少しずつ絡み合っているのだと思いますが。

今回の「passion」には、「Be My Last」よりも酷評が多いようで、
・歌うにしてもどこで切れ目があるのか分からない。
・曲のメロディーが分かりづらい。
・リズムが取りにくい。
・全体的に雰囲気が暗め。
・ゲームタイアップというから、travelingのような曲を期待してたのに…
・昔の宇多田が好きだったんだけど。

などなど、ネット上など様々な場所で論じられるレビューが、オリコンの期待度がここまで落ち込んでいる理由をよく表しているような気がします。
ライト層の評判は決して良くないというのが現状です。

(あくまでも売れるか売れないかの考察であり、こういう曲でもいいんじゃないの?という考察ではないのであしからず。)



宇多田をかわして首位に立っているEXILEは、かなり早くからauの公式サイトで着うたフルを無料で配信し、さらにCMで大量に楽曲がOAされています。宣伝効果はかなりあると思われ、オリコンの週間チャートでも宇多田を抑えてEXILEが1位を獲得するという可能性は実際かなり高いはずですし、自分もそうなるのではないかと期待しています。
(EXILEのバラードはアップテンポに比べると売り上げはあんまりですが…)

倖田來未は5万枚限定なのですが、今週の「you」よりもアップテンポな楽曲で、こちらもドコモのCMで大量にOA中。5万枚の殆どが売れ、場合によっては追加生産もある可能性があります。

来週は数字的にだけでなく、順位的にも世代交代の波が押し寄せそうな予感がしてなりません。いずれにしろ、来週火曜付のデイリーが出ない事には動向は分かりませんが…

やっばり宇多田、売れないと思いますよ。
ここからはtrfみたいになりそう。


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4 Responses

  1.   より:

    自分に都合の良いブログの評判をならべてんじゃねーよ

  2. 管理人 より:

    >>1
    ニヤニヤ

  3. 管理人 より:

    >>1が曲をどう思ってるかは別にいい。
    第一期待度の低さの訳を裏付けようと意見を並べてるわけですんで、記事の上にいい評価の物もって来る意味がないんですよ。
    まあ現実このpassionには酷評ばかりが並んでいて、お世辞にもそれが9:1くらいの割合でしたけど。

  4. toshi より:

    大変、興味深く拝見しました。
    ちょっと、コメントさせて頂きます。
    >その必死さを裏付けるのは、前作の時にCD発売前に宣伝するのではなく、出演の殆どが「CD発売後」、すなわち「オリコンの結果が出てから」だったこと。
    とありますが、出演の殆どがCD発売後、になったのは、発売日前後の9月末が番組改変時で歌番組が殆どないため、映画公開に合わせたためと思います。ちなみに、10月の上旬は、英国のTV番組やヨーロッパでプロモーションをしており、また、中国でPV撮影しているようです。
    オリコンの結果が出てからプロモーションとのことですが、少なくとも一ヶ月前ぐらいから、収録場所やスケジュール、観覧者の募集をしなければならないので、発売前に決まっていたのだと思いますが。
    今回のプロモーションに関しては、指摘の通りだと思います。今回の曲は、個人的には、前回よりもいい感じなので、売れると思いますが、如何でしょう。