社団法人・日本レコード協会は、今月から独自に「着うたフル」の週間ランキングの発表を開始した。オリコンを除く、レコ直などの配信サイト以外の機関が「着うたフル」のランキングを発表するのは史上初の試みであり、その動向に注目が集まっている。
そんな今週の「着うたフル」チャートで1位に輝いたのは、BENI「Kiss Kiss Kiss」。CDランキングの成績とは大違いとなった。
BENIは、かつて安良城紅として活動していた沖縄県出身の女性ソロシンガー。昨年は、童子-Tとのコラボシングル「もう一度… feat.BENI」で、レコード協会認定で50万ダウンロード以上(「着うたフル」)を記録している。
今回の「Kiss Kiss Kiss」は、「花王ビオレ BODY DELI」CMソングとしてOA中。オリコンのシングルチャートでは初登場40位で、初動売上は約1700枚だった。ところがこちらの「着うたフル」チャートでは状況が全く違っており、初登場1位を記録。YU-A(Foxxi MisQ)の「逢いたい…」を抑えてNo.1に輝いた。
日本レコード協会が発表を開始した「着うたフル」チャートに関して、公式サイトでは、「レコ直など5社のダウンロード数に基づいて集計されたランキング」とされている。なお、YU-Aの楽曲はシングルが22日リリース予定となっているため、先行曲であっても関係なくランクインするようだ。
なお、主要着うた配信サイトの「着うたフル」週間ランキングを見ていくと、BENIの今作の順位は、レコード会社直営で1位、music.jpで50位圏外(最新チャートで登場か?)となっている。YU-Aのほうは、レコード会社直営で2位、music.jpで40位だ。
配信チャートに関しては、配信各社が独自に発表する形態が続いている。サイトごとに配信されているラインナップが異なるなどの問題があり、何がヒットしているかを明確に判断するのは難しかった。一方、携帯電話各社は、検索数でランキングを決定するなどしている。また、オリコンの着うたチャートは普及に至っていない。
今回レコード協会が発表を開始した新しいランキングは、これまでバラバラだった各ランキングを統一する方向に向かったものと受け取れそうだが、はたしてヒットの新指標となり得るのだろうか。
日本レコード協会発表、4/17付レコ協チャート
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関連サイト
・「着うたフル(R)」有料音楽配信チャート 本日より毎週金曜日に公表開始 (From 日本レコード協会)
・レコ協、「着うたフル」の週間ランキング発表スタート (From ITmedia news)
Kiss Kiss Kiss | |
BENI Shoko Fujibayashi
NAYUTAWAVE RECORDS おすすめ平均 |
CDの「40位」、Amazonの「12908位」
着うたフルの「1位」
いかに着うた中心に売れているかが分かりますね。
CDチャートだけ見ていては分からないヒットでしょう。
ちなみに、私の独自のヒットの基準ですが
「カラオケで歌っても変な顔されないかどうか」
これを一つの主観的基準としています。
着うたランクによく入る曲は、皆の前で歌っても認知されているか。
そこが一つ注目すべき点なのかなと思っています。
(この基準だと、ハロプロやAKBの曲に関しては全然ダメなんです)
統一ランキングが出来てくると取り扱いやすくなりますね。
CDとの違いがありありと…
ちなみに4位の菅原さんですが、すでに10万ダウンロードを突破したらしいです。
CD売上の上位は歌手も曲も著名なのが多く納得できるんですが、着うた上位に入る曲って殆ど聴いたことがないんですけど。
着うたって今の20代前半の人や中高生ぐらいまで流行ってて、それ以降の年代はやんない人が多いと思う。
週間着うたの記事、しばらくやってみてほしいです。
今週からということで、しかもメディアにあまりとりあげられていないのだから、入ってる曲について知らなくても今は仕方ないと思います。
「これから」に期待。