「レガッタ」「下北サンデーズ」低視聴率のため繰上げ打ち切り決定

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「デイリースポーツOnline」が報じたところによると、テレビ朝日系列ドラマで金曜21時から放送の「レガッタ」と、木曜21時から放送の「下北サンデーズ」の両ドラマが「シンクロのワールドカップを放送するため」という理由で打ち切りになることが判明した。
しかしそれは表向きで、実際は低視聴率のため打ち切りという側面のほうが大きいだろう。


最新回までの視聴率は、両ドラマ共に平均で10%を割れており共に大不振。また「レガッタ」に関しては最新回の視聴率が5%を割れるという非常事態。これならばテレビ朝日にとっては両日共に「報道ステーション」を21時から2時間放送するほうが視聴率が稼げていたのは間違いない。
視聴率が余りにも振るわず、ついに2作品が脱落してしまった。他のドラマの視聴率も打ち切りまでとはいかずとも決して良くはなく、夏ドラマ全体が今期は不作だったと言えるだろう。来期への期待がより強まるのは間違いない。

●参考●
「レガッタ」(第7回)…4.3%

「下北サンデーズ」(第8回)…6.4%
[前後]新・科捜研の女…13.3%、報道ステーション…15.3%

 テレビ朝日・ABC系の「下北サンデーズ」(木曜、後9・00)と「レガッタ」(金曜、後9・00)の連続ドラマ2作品が、放送予定を1話繰り上げて全9話で終了することが1日、分かった。

 「下北-」が7日、「レガッタ」は8日放送分で最終回となる。テレビ朝日広報局は「14日からシンクロのワールドカップがあり、視聴者の方にはそれを楽しんでいただくために、終了を1週早めました」と説明。だが、視聴率低迷の影響も大きく、「下北-」は、初回こそ11・4%だったが、以後は7%前後に低迷。「レガッタ」も初回9・5%で、その後は4~5%と不調だった。(数字はビデオリサーチ調べ)

http://www.daily.co.jp/gossip/2006/09/02/0000101507.shtml


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2 Responses

  1. スパンコール より:

    やはりこうなったんですね…
    まあ仕方ないですか。残りのドラマに頑張って欲しいです。
    と、今更いう事でもありませんが。。。

  2. carson54 より:

    内容はどうであれ、『テレ朝のドラマ』という逆ブランドが露骨に表れる結果となったと思います。
    あと、『レガッタ』にしても『下北サンデーズ』にしても、マンガや小説のドラマ化は、うまく味付けしないと数字が取れないのが顕著になってますね。ドラマのうまいフジやTBSだったら、もう少し違った結果になっていたのかもしれません。両作とも原作は非常に良い内容ですから。
    思い切って系列地方局に連ドラを製作させるなど、ゲリラっぽいことをやらないとテレ朝のドラマは視聴率を今後安定して増やすことができないかもしれません。