来週のシングル、SMAPの対抗馬はリュ・シウォン!

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来週のシングルチャートの動向を占います。

来週の新譜筆頭、及び首位獲得が見込まれるのはSMAP「ありがとう」
間もなくスタートするフジテレビ系ドラマ「僕の歩く道」の主題歌となっており、話題性は十分。また今作は、今年の9月にデビュー15周年を迎えた彼らにとって節目のシングルとも言える。


ここで、予想や売り上げ議論について全く関係ない話を持ち出してみる。実はSMAPにはこういった5年毎の節目の年に災いが降りかかっており、1991年には香取慎吾が骨折しデビューコンサートに参加出来なかった。これに始まり、5周年目の1996年には旧メンバーの森且行が脱退、10周年目にあたるの2001年には稲垣吾郎が不祥事を起こし「稲垣メンバー」というフレーズがメンバーに対し悪い意味を持ったものとして流行、そして15周年目にあたる今年は中居正広が肋骨の疲労骨折、さらには肉離れを起こしている。ファンにとっては気になるところなのかもしれない。
が、いまやSMAPの人気は国民的なものとなっており、CDの売り上げにこういったジンクスはほとんど影響してこないと見て良い。ちなみにジンクス時のSMAPは活動自体が止まってしまった01年は仕方ないとして、96年には「ダイナマイト」「青いイナズマ」「SHAKE」で3作立て続けに70万枚を超えるヒットを記録している。メンバーへの災難はCDの売り上げを逆に伸ばしているくらいと言える。
今作はドラマ主題歌で評判もいいのですが、前作「Dear Woman」のインパクトが余りにも強かった事もあり、あえて前作割れの売り上げとなると予想したい。前作をやや下回るくらいの枚数を捌ければ十分と言えるだろう。初動20万枚以上で、累積売り上げ35万枚ぐらいを期待したいところ。

新譜の二番手に来ると思われるのが、今やシングルチャート上ではBoAを抜いて韓流勢のトップの初動を誇っているリュ・シウォンの新曲「Only One」だろう。タイトル曲の「Only One」の作詞はTUBEの前田亘輝が担当しているという話題作。初動は前作が記録した4.0万枚前後を期待したい。大きく初動が増えたり、逆に激減したりする要素が見当たらない事から、前作並みの安定した売り上げを期待してよいと思われる。

10月になり、新番組が始まることから新譜のリリースが活発となってきた。今週以降は入れ替わりの激しいチャート模様となるのは間違いない。
その他火曜付には後藤真希、川嶋あい、槇原敬之、Tommy heavenly6、OLIVIA inspi’ REIRAと言った新譜からデイリー初登場トップ10入りがありそう。先週までの低レベル具合は解消されてくるのか、大いに期待したい。

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